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フルリモートエンジニアの正社員に転職するには?転職先の見つけ方や転職時のポイントも解説

「出社型の仕事からフルリモートの正社員エンジニアへ転職できるのだろうか」「エンジニアとしての実務経験はないが、未経験からフルリモートの仕事へ転職できるのか」といったお悩みを抱えている人も少なくありません。

「リモートワーク特化型の転職エージェントや転職サイトを活用する」「保有スキルが伝わるポートフォリオやリモート環境でのツール活用スキルを提示する」などのポイントを意識することで、フルリモートエンジニアの正社員に転職しやすくなります。

今回はフルリモートエンジニアの正社員に転職したい方向けに、「転職先の見つけ方」「転職時のポイント」「フルリモートの正社員エンジニアの将来性」などについて解説します。

フルリモートの正社員エンジニアとして働ける転職先の見つけ方

フルリモートの正社員エンジニアとして働ける転職先の見つけ方として、おすすめの2つの方法があります。

  • リモートワーク特化型の転職エージェントを利用する
  • 転職サイトを利用する

それぞれの特徴やメリットなどを理解し、自分自身に合った方法を利用しましょう。

リモートワーク特化型の転職エージェントを利用する

リモートワーク特化型の転職エージェントを利用することで、フルリモートの正社員エンジニアの求人を見つけやすくなります。

転職エージェントは「転職希望者」「人材を採用したい企業」を仲介し、双方のマッチングを支援するサービスです。転職希望者から転職先の希望条件を確認し、保有している求人情報の中から実務経験や希望に合う企業を紹介しながら、仕事選びから入社までを手厚くサポートしてもらえます。

また、転職エージェントには「総合型」「特化型」2種類があり、それぞれの違いを利用前にチェックすることで、希望する求人の紹介を受けやすいサイトを選べます。

【転職エージェントの違い】

 総合型の転職エージェント特化型の転職エージェント
特徴幅広い職種の求人を紹介している「IT」「ゲーム」「飲食」「外資系」「コンサル」など、特定の業界に特化している
メリットキャリアチェンジできる可能性を広げられる幅広い業界や職種に関する転職サポートを実施しているため、保有している求人数も多い特化している業界に関する深い知識や情報を把握している「職務経歴書の添削」「面接の受け答えに関するポイント」など、各業界に特化したアドバイスを得られる
デメリット転職したい業界に関する知見や専門知識を持つキャリアアドバイザーが在籍していないケースがある利用者が多い分、時間をかけた手厚いサポートを受けられない場合がある利用先の転職エージェントによって、保有している求人数が少ない。
異なる業界や職種の求人を保有していない
利用をおすすめする人異業種への転職を検討している数多くの求人をチェックしたい転職したい「業界」「働き方」が決まっている転職を希望する業界や職種に関して、専門知識がある担当者から手厚いサポートを受けたい

フルリモートエンジニアの正社員として働きたい場合は、リモートワーク特化型の転職エージェントを活用することがおすすめです。

リモートワーク特化型の転職エージェント「Remogu(リモグ)キャリア」は、フルリモートで正社員のエンジニアとして働ける案件をご紹介しています。

Remoguキャリア

フルリモートやリモート中心の正社員求人を専門に扱う転職エージェントです。

リモートワークを前提とした優秀な正社員エンジニアを採用したい企業にとって、有力な選択肢となるでしょう。

お問い合わせはこちら >>

Remoguフリーランス

フリーランスエンジニアと企業を繋ぐリモートワーク専門のエージェントです。

非公開の高単価案件も多く、週2日からなど柔軟な条件で即戦力となるフリーランス人材を探したい場合に適しています。

お問い合わせはこちら >>

エンジニアとして働けるのか不安を感じている方は、「出社とのハイブリッド勤務に対応可能」「各種研修制度が充実している」などの求人も取り揃えています。

フルリモートエンジニアの正社員に関する求人を保有している転職エージェントを選ぶことで、効率的に転職活動を進めましょう。

転職サイトを利用する

転職サイトを利用することで、希望条件に合う企業へ直接応募できます。

転職サイトは求人をサイト内で掲載していて、利用者自身で希望条件に合った求人を検索できるサービスです。

以下のように、転職サイトは転職エージェントより転職活動の進め方に関する自由度が高く、「6ヶ月以上かけて転職したい」「仕事の終業時間や遅い」などの人に向いています。

 転職サイト転職エージェント
求人の探し方自分自身で、希望条件に合った求人を検索するこれまでの実務経験や希望する求人情報をもとに、最適な求人を紹介してもらう一般的に、6ヶ月以内に転職を希望する方のみ、求人の紹介を受けられる
受けられるサポートなし「職務経歴書」「履歴書」など応募書類の添削面接トレーニング「転職先企業との面談日」「入社日」「退職日」などの日程調整退職時のアドバイス
メリット利用先の転職サイトによって、数万件以上の求人数を掲載しているキャリアアドバイザーをはじめ、応募先企業以外の第三者との面談や電話連絡が不要通常では閲覧できない非公開求人を紹介してもらえる希望条件に合った求人を提案してもらえる
デメリット自分自身で転職活動を進める必要がある「応募書類の添削」「面接トレーニング」など、選考対策のサポートを受けられない利用先の転職エージェントによって、得意とする業界や職種が異なる一般的に、6ヶ月以上の長期間での転職サポートを受けにくい
利用をおすすめする人6ヶ月以上かけて転職したい夜間やスキマ時間を活用しながら、求人を検索したい人現職で働きながら、効率的に転職活動を進めたい「応募書類の添削」「面接トレーニング」など、転職時に手厚いサポートを受けたい6ヶ月以内に転職したい

また、リモートワークの求人のみ取り揃えている転職サイトでも、「Webデザイナー」「コールセンター」「コンサルタント」など、Web上で対応可能な職種を幅広く取り扱っているケースがあります。

転職エージェントからの面談や電話に対応しにくい人は、転職サイトの利用がおすすめです。

フルリモートの正社員エンジニアへ転職を成功させる3つのポイント

フルリモートの正社員エンジニアへ転職を成功させるためには、以下3つのポイントを意識しましょう。

  1. 保有スキルや応募者の人柄が的確に伝わるポートフォリオを作り込む
  2. 志望動機に企業独自の価値やミッションへの共感を記載する
  3. リモート環境でのツール活用スキルと活用事例を提示する

それぞれのポイントを意識しながら、フルリモート環境でも働ける人材である点を提示することが大切です。

1. 保有スキルや応募者の人柄が的確に伝わるポートフォリオを作り込む

リモートワークの仕事はWeb上での面談が想定されるため、経験を元に保有スキルの紹介をする必要があります。

以下の点を意識しながらポートフォリオを制作することで、採用企業側が応募者の実務経験や保有スキルを把握しやすくなります。

【ポートフォリオについて】

ポートフォリオを制作する際のポイントポイントの詳細
もし公開可能なものがあれば、制作したアプリのソースコードを公開するエンジニアによって言語の書き方が異なるため、保有スキルを詳細まで提示できます
スキルシートは必ず作成する「応募者の簡単な経歴・プロフィール」「使用技術・各言語の経験年数」などをまとめるスキルシートの完成後は、応募先企業へ提出する前に「知り合いのエンジニア」をはじめとした専門知識を持つ人から、不足点やアドバイスを受ける
リリースしたサービスの紹介を記載応募企業と同じようなサービスのアプリの開発経験があると、入社した後の活躍イメージを面接官に持ってもらえます。
またもし、有名なサービスの開発チームの一員だった場合、その経験は絶好のアピールチャンスです。開発メンバーのどのポジションを担っていたか説明するようにしましょう。

エンジニアの実務経験がなく制作実績が提示できない場合は、「プログラミングスクールに通う」「インターネット上での情報収集」などに取り組み、プログラミングに関するスキルを習得し、提示可能なアプリやツールを制作しましょう。

2. 志望動機に企業独自の価値やミッションへの共感を記載する

「前職で似た業界・ユーザー層に関わった経験がある」など、転職先が掲げる強みやサービスと関連した実務経験を提示し、入社したい気持ちをアピールする姿勢が大切です。

また、「クライアント企業の社員になったつもりで課題解決に向けて伴走するという、顧客志向の高さに魅力を感じた」など、志望動機に企業独自の価値やミッションへの共感を記載することで、転職したい意欲への一貫性を強調できます。

一方で、前職の給与面に不満を感じて転職を決意し、「社会的意義のある製品作りへの取り組み」に関する企業理念に感銘を受けたことを伝える場合は、「給与面」「仕事内容」どちらの転職理由なのか明確化できず、行動に関して一貫性がありません。

リモートワークで働ける仕事へ転職したいというベースを大前提として、他の応募者と差をつける工夫を取り入れましょう。

3. リモート環境でのツール活用スキルと活用事例を提示する

以下のような活用事例を挙げながら、リモート環境でのツール活用スキルを提示しましょう。

【リモートワークでも問題なく働けるというアピール】

リモート環境でのツールの活用事例転職先で活かせるスキル
チャットツールの使用時は「いつ」「だれが」「どのように」の3点を明確化し、やるべきことを受け手に的確に伝えた伝えたい内容を明確化することで、コミュニケーションの齟齬が生じにくくなる
昼休みにビデオ通話で会話しながら、同僚と一緒にランチを食べた従業員同士がコミュニケーションをとりやすい環境づくりに取り組める
折り返し返信できない状況でも、チャットツールのスタンプ機能を使用することで、一次返信を行っていた非言語的な工夫を取り入れながらコミュニケーションを補完することで、社内のチームワークを高められる

フルリモートの仕事は全てのやり取りをテキストやツール上で完結する必要があるため、「相手の状況をくみ取る」「適切なタイミングで情報を共有する」「トラブル時でも落ち着いて対応する」など包括的なコミュニケーション力が求められます。

フルリモートの正社員エンジニアの将来性は?

フルリモートの正社員エンジニアは将来的に人手不足が顕著となり、仕事の需要が高まることが予測されます。

経済産業省によると、2030年時点で約58万人のIT業界の人材不足が発生することが想定されています。

引用元:経済産業省 参考資料 (IT人材育成の状況等について)

また、設計書通りのアプリやツールの開発などの自動化が可能な業務を除き、「ニーズに基づいた商品の設計」「ツール内に実装する機能の選別」など、クリエイティブな要素が求められる仕事は残り続けることが予測されます。

フルリモートで働くことで得られるメリット

以下のテレワーク・リモートワーク総合研究所の調査結果によると、フルリモート勤務で得られるメリットとして、「通勤でのストレスがなくなった」「プライベートの時間が充実した」などの回答が多くなっています。

引用元:テレリモ総研 テレワーク・リモートワークの情報サイト > 生活・健康管理アフターコロナの働き方、テレワークへの意識は?

「家事や育児、介護などに時間が作れるようになった」という意見も多く挙がっていて、親を介護しながらリモートワークで仕事に取り組むといった働き方にも対応可能です。

また、以下のように、「雇用型テレワーカーの割合は24.6%」「厚生労働省はテレワークを推進している」2点を背景として、フルリモートの仕事が増加することも予測されます。

引用元:国土交通省 令和6年度テレワーク人口実態調査-調査結果-

テレワークは、ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。

フルリモートで働く際のデメリットは?

以下のテレワーク・リモートワーク総合研究所の調査結果によると、フルリモートで働く際のデメリットとして、「仕事とプライベートの区別ができない」「上司や同僚とコミュニケーションがとりにくい」という意見が多く挙がっています。

引用元:テレリモ総研 テレワーク・リモートワークの情報サイト > 生活・健康管理アフターコロナの働き方、テレワークへの意識は?

女性に関しては、「光熱費が増加した」といった意見も見受けられます。

デメリットを転職前にチェックし、「インターネット回線が無料の物件を選ぶ」「電気料金が安い業者を比較検討する」などの点を意識することで、フルリモート勤務で毎月かかる費用を安く抑えられる工夫を取り入れましょう。

フルリモート勤務の正社員エンジニアに関するQ&A

フルリモートの正社員エンジニアへの転職に関して、多くの方が抱えやすい疑問にお答えします。

IT業界が未経験でも、フルリモート勤務の正社員エンジニアになれますか?

IT業界が未経験でも、未経験者を採用している企業もあるため、フルリモート勤務の正社員エンジニアになることが可能です。

以下の方法を取り入れることで、IT業界が未経験でも、フルリモート勤務の正社員エンジニアに転職しやすくなります。

  • 利用先の転職エージェントの担当者に相談し、未経験からエンジニアへ転職しやすい求人の紹介を希望する
  • 「プログラミングスクールに通う」「プログラミングに関する動画配信や解説記事を閲覧して独学で勉強する」などの方法でスキルを身に付け、制作物としてポートフォリオを提示する

以下の記事では、「リモートワーク可能なエンジニア職の種類」「求人でチェックすべきポイント」などを解説していますので、参考にしてみてください。

この記事も読みたい:エンジニア向けリモートワーク求人の探し方&選び方|今すぐ働ける在宅案件は多数ある!

日本に居ながら、フルリモート勤務で海外企業の正社員エンジニアになれますか?

日本に居ながら、フルリモート勤務でアメリカやヨーロッパなど海外企業の正社員エンジニアになることが可能です。

アメリカやヨーロッパの企業は世界情勢における円安の影響を受けるため、日本の企業へ転職するより高収入を目指せます。

以下の注意点をチェックし、フルリモート勤務で海外企業の正社員エンジニアへの転職を検討しましょう。

  • 「アメリカ在住の方のみ応募可能」など、求人によって応募者の居住している国籍が指定されているケースがある
  • 時差があり、日本の深夜帯に働く可能性がある
  • 国による文化の違いがあり、コミュニケーションがとりにくいケースがある

フルリモート勤務を導入している企業の特徴は何ですか?

フルリモート勤務を導入している企業の特徴として、以下の5点が挙げられます。

  1. 「IT」「マーケティング」「カスタマーサポート」「バックオフィス・企画」など、Web上で仕事を完結できる業界や業種
  2. リモートワークでは仕事の作業状況が把握できないため、基本的に成果や目標達成度で従業員を評価する傾向がある
  3. 「オフィスの家賃」「冷暖房費」「消耗品費」などのオフィスコストを削減し、その分の事業資金を人材や技術投資に活用している
  4. 居住地に関わらず人材を雇用できるため、世界中から優秀な人材を採用している
  5. 「自律性」「自発性」を重視し、人間関係の調整や時間管理などを意識している

上記の特徴を考慮し、フルリモート勤務では、「有益な人材となるためにスキルを磨き続ける」「コミュニケーションで齟齬が発生しないように、意図や指示内容が的確なコミュニケーションをとる」などの意識が求められます。

まとめ:転職エージェントを活用しながら、フルリモートエンジニアの正社員への転職を目指そう

今回はフルリモートエンジニアの正社員に転職したい方向けに、「転職先の見つけ方」「転職時のポイント」「フルリモートの正社員エンジニアの将来性」などについてご紹介しました。

記事内で紹介している重要なポイントは、以下の通りです。

  • フルリモートの正社員エンジニアの求人を探したい場合は、「「リモートワーク特化型の転職エージェント」「転職サイト」を活用する
  • 応募書類を作成する際には、「保有スキルや応募者の人柄が的確に伝わるポートフォリオ」「志望動機に企業独自の価値やミッションへの共感を記載する」などの点を意識する
  • フルリモートの正社員エンジニアは「将来的にIT業界の人材不足が顕著になる」「ニーズに基づいた商品の設計はAIでは対応しにくい」などの背景があるため、将来性が見込める

本記事の内容を参考にしながら、フルリモートで働ける正社員のエンジニアへの転職を検討しましょう。

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