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香川でエンジニア転職できる?リモートで年収を落とさずに地元で生きる方法

香川でエンジニア転職 リモートワークで年収を維持する方法

瀬戸内の海風と、うどん屋の暖簾。それが香川の風物だ。

でも、その香川で暮らしながらエンジニアとして生きていくのは難しい——そう感じていませんか。地元の求人を検索するたびに「やっぱり東京には勝てない」と画面を閉じてしまったことはないでしょうか。

あるいは、すでに香川を出て都市部で働いているけれど、「いつかは地元に戻りたい」と思いながらも、年収が下がることへの不安が背中を押せずにいるかもしれません。

この記事では、香川在住のITエンジニアが地元にいながらリモートで転職する現実的な選択肢を、最新データと公式情報を交えながら整理します。

【この記事のポイント】

  • 香川在住でもリモート正社員転職が可能な理由と、市場データの実態
  • 香川の生活コスト優位性と、リモート転職で年収を維持できる可能性
  • 香川県の公式支援制度(移住支援金など)の概要と活用方法
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目次

1. 香川在住エンジニアがリモート転職できる理由

香川在住のITエンジニアがリモートで正社員転職できる理由は、IT人材の構造的な不足にあります。経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年公表)では、2030年時点のIT人材不足は最大79万人に達すると試算されており、企業はエンジニアをどこにいても獲得する必要が生じています。また、総務省「令和6年通信利用動向調査」によると、テレワーク導入企業の割合は47.3%に達しており、地方在住でも都市部企業へ転職できる環境が整ってきています。

「香川のエンジニア求人は少ない」——これは半分正しく、半分は過去の話です。

確かに、香川県内の企業に就職しようとすれば選択肢は限られます。しかし、リモートで全国の企業に応募するという視点を持てば、状況は一変します。

1-1. IT人材不足が地方在住者の追い風になっている

経済産業省が2019年に公表した「IT人材需給に関する調査」によれば、2030年のIT人材不足は中位シナリオで約45万人、高位シナリオでは最大79万人に達すると試算されています*1。この需給ギャップは、企業が「場所にこだわらず採用する」姿勢を強めさせています。

業種別にテレワーク実施率を見ると、情報通信業が56.3%と最も高い水準です。職種別では「IT系技術職」が58.3%と最上位水準に位置しています*2。エンジニア職は、他の職種と比べてもリモートワークと最も相性のよい職種のひとつです。

1-2. テレワーク環境は「定着」の段階へ

パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査」(2025年8月公表)では、テレワーク実施率は22.5%で前年とほぼ横ばいで推移し、定着傾向が確認されています*2。さらに、テレワーク継続希望者の割合は調査開始以来で最高の82.2%に達しています。

特にIT系技術職のテレワーク頻度は他職種と比べて高く、週約1.9回(1.86回)という結果が示されています*2。この職種特性が、香川在住エンジニアにとっての最大の武器になります。

では、リモートで都市部企業に転職した場合、実際の年収はどう変わるのでしょうか。次のセクションで、香川の生活コストと合わせて見ていきます。

香川在住エンジニアのリモート転職イメージ

2. 香川の生活コスト優位性と、年収維持の現実

年収が少し下がっても、「生活の質」は上がる——そういう逆転の発想が、香川×リモート転職の核心です。

2-1. 高松市の家賃相場は全国平均より安定している

香川県の平均家賃は約4万6,000円台で推移しており、過去10年間でほぼ横ばいの安定した水準を保っています(2024年3月時点)*4。全国平均(2024年3月時点で約5万4,000円台)と比較すると、月額約7,000〜8,000円程度の差があります。

年間換算では約84,000〜96,000円のコスト差が生じます。都市部から香川に移住してリモートで働く場合、同等の年収を維持するだけで実質的な生活水準が向上するといえます。

【表1】香川(高松市)と東京23区の生活コスト比較(2024年〜2025年データ)

下表は、香川(高松市)と東京23区を主要な生活コスト項目で比較したものです。エンジニアの一人暮らしを想定したモデルとして、住居費・交通費・食費の3項目に絞って整理しています。リモートワーク転職によって通勤が不要になると、交通費の差は縮まりますが、住居費の差は依然として香川側に大きなアドバンテージがあります。この生活コストの差を活かして、年収を維持したまま豊かさを高める選択肢が、香川×リモート転職の本質です。

項目香川(高松市)東京23区差(概算)
1K〜1DK家賃(月額)約4.5〜5.5万円約8〜12万円月3〜7万円の差
通勤交通費(月額)自動車通勤が多く車代が必要月1〜3万円程度条件により異なる
食費(うどん文化)一食200〜400円台も可外食平均700〜1,000円台食費も抑えやすい傾向
総合生活コスト感年収450万円で十分な生活圏年収600万円以上が目安年収格差を補う水準差

※家賃はYahoo!不動産・LIFULL HOME’S掲載データ(2025年)をもとに編集部整理。生活コストは各種統計データの参考値です。

2-2. 香川のエンジニア年収と、リモート転職で目指せる水準

香川県内企業への就職を前提とした場合、システムエンジニアの平均年収は約449万円とされています(求人ボックス、2025年時点)*5。一方、リモート対応の全国求人ではIT・通信業界の想定年収中央値は540万円超という調査データもあります*6。

同じスキルで、同じ生活拠点のまま、年収水準を高める——それがリモート転職の価値です。

年収と生活コストの両面から見たとき、香川×リモートの組み合わせは「コスト効率の最大化」という観点で非常に合理的です。では、香川県がこうした働き方を支援する公的な制度はあるのでしょうか。

3. 香川県の移住・リモートワーク支援制度

「制度を知らずに損をする」——これは移住転職でよく聞く言葉です。香川県では、公式の移住支援や職業紹介窓口が整備されています。

3-1. 東京圏からの移住支援金(最大100万円)

香川県では、東京23区への在住または通勤実績がある方が香川県へ移住・就業した場合、「東京圏移住支援金」として最大100万円が支給される制度があります*7。

2人以上の世帯:100万円(高松市は80万円)、単身世帯:60万円(高松市は50万円)が基本額で、18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されます(一部市町は30万円)。自己の意思によるリモートワーク移住者も対象になる場合があります。

【表2】香川県 東京圏移住支援金の概要(2025年度)

下表は、香川県が実施する東京圏移住支援金の主な要件と支給額をまとめたものです。対象者の要件や申請期限は市町によって異なるため、必ず事前に居住予定先の市町窓口(または県の地域活力推進課)に確認することをお勧めします。テレワークによる移住(自己の意思による就業継続)が支給対象に含まれる点は、エンジニアのリモート転職移住として特に注目すべきポイントです。

区分支給額(基本)子育て加算主な要件
2人以上の世帯100万円(高松市80万円)18歳未満1人につき100万円加算東京23区在住または通勤歴 通算5年以上かつ直前1年以上
単身世帯60万円(高松市50万円)同上
リモートワーク移住者上記に準じる同上自己の意思で移住し、移住元の業務をテレワークで継続

出典:香川県「東京圏移住支援事業補助金」(https://www.pref.kagawa.lg.jp/chiiki/iju/izyusienkin.html)

3-2. 就職・移住相談窓口「ワークサポートかがわ」

香川県が運営する就職・移住支援センター「ワークサポートかがわ(ワクサポかがわ)」では、香川県内企業の正社員求人情報の提供や、移住に関する相談を受け付けています*8。高松市内に窓口があるほか、東京(千代田区・有楽町)、大阪(中央区)にも相談窓口があり、県外からでも相談が可能です。

3-3. お試しテレワーク移住促進の支援も

香川県では過去に「お試しテレワーク移住促進事業助成金」として、東京圏・大阪圏在住者が県内のコワーキングスペースでお試しテレワークを行う際の経費を助成する取り組みも実施してきました*9。こうした段階的な移住支援の仕組みは、「まず試してから決める」という選択を後押しするものです。

香川県の公式移住ポータルサイト「かがわ暮らし」では、移住支援制度の一覧や相談窓口の情報が整理されています。

制度面の理解が深まったところで、実際にどのような求人をどのように探せばよいのかを見ていきましょう。

4. 香川在住エンジニアがリモート転職で押さえるべきポイント

「どんな求人に応募すればいいか」——これが多くの人の最初の疑問です。リモート転職では、地域を問わず全国の企業に応募できる反面、「どこから手をつけるか」で迷う方も少なくありません。

4-1. 「リモートワーク対応」求人の実態を知る

リモートワーク対応の求人には、大きく2つの種類があります。「フルリモート(完全在宅)」と「ハイブリッド(週数日出社あり)」です。

Relasic(株式会社LASSIC運営)の公開求人3,790件のうち、フルリモート求人は1,428件(約38%)、残りはハイブリッド対応の求人です。香川在住の場合、出社日が発生するハイブリッド求人は勤務地によっては現実的でない場合もあるため、フルリモート要件の確認が特に重要になります。

【表3】香川在住エンジニアのリモート転職チェックリスト

下表は、リモート転職を検討する際に確認すべき主な項目を整理したものです。求人票だけでは判断しづらい「出社頻度」や「通信環境支給の有無」などは、応募前に企業に直接確認することをお勧めします。エンジニアのスキルと求人要件の合致度だけでなく、働き方の実態を事前に把握することが、転職後のミスマッチを防ぐ最大のポイントです。

確認事項チェックポイント重要度
出社頻度週何日の出社が必要か。「原則リモート」の実態を確認★★★
通信環境支援PC・通信費の支給有無。自宅環境整備の補助制度★★★
コアタイムフレックスタイム制・コアタイムの有無★★☆
チームのコミュニケーションSlackやビデオ会議の活用状況★★☆
雇用形態正社員かどうか(社会保険・退職金の有無)★★★
試用期間の働き方試用期間中も同条件でリモート可能か★★☆

4-2. スキルセットと求人需要を照合する

IT人材不足が深刻な領域は、クラウド・DX推進・データ分析・セキュリティです。経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年公表)によれば、先端IT人材の需給ギャップは2030年に向けてさらに拡大すると予測されています*1。

一方で、バックエンド開発・インフラ構築・システム保守など「従来型IT人材」の需要は依然として存在します。重要なのは、自分のスキルが市場のどのニーズと合致するかを把握した上で求人を探すことです。

4-3. Relasicが提供するリモート転職支援

Relasic(リラシク)は、株式会社LASSIC(ラシック)が運営するリモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。正社員としての安定雇用とリモートワーク環境を両立できる求人を中心に、フルリモートからハイブリッドまで幅広く対応しています。

香川在住のエンジニアの方が「地元にいながら全国の優良企業へ」という転職を実現するためのサポートを提供しています。

では、全体の論点を整理しましょう。

5. まとめ:香川×リモートは「損」ではなく「選択」

この記事のまとめ

  • IT人材の構造的不足(経産省試算で2030年最大79万人)が、地方在住エンジニアの価値を高めている
  • テレワーク普及(IT系技術職の実施率が特に高い)により、香川在住のまま都市部企業への転職が現実的になっている
  • 香川の家賃相場は全国平均より安定しており、年収を維持するだけで生活水準の向上が期待できる
  • 東京圏からの移住支援金(最大100万円+子育て加算)など、香川県の公的支援制度を活用できる
  • 「フルリモートか、ハイブリッドか」など求人の働き方の実態を事前に確認することがミスマッチ防止の鍵

香川に住むことは、キャリアのあきらめではありません。リモートで働く正社員という選択肢が広がった今、香川での暮らしとエンジニアとしての成長は、両立できる時代になっています。

次の一歩を踏み出す準備ができたなら、まずリモート対応の求人を見てみましょう。

Relasic(リラシク)について

Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。フルリモート求人(全体の約40%)からハイブリッド勤務求人まで、多数の求人を取り扱っています。

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出典・参考情報

*1 経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年4月公表)
*2 パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査」(2025年8月公表)
*3 (*2と同一調査。テレワーク継続希望率82.2%・IT系技術職週1.86回のデータを含む)
*4 全国賃貸管理ビジネス協会資料をもとに算出(香川県平均家賃2024年3月時点)
*5 求人ボックス「香川県のシステムエンジニアの仕事の平均年収」(2025年)
*6 転職市場調査(編集部調べ)香川県・IT通信業界の想定年収中央値(集計期間:2025年6月)
*7 香川県「東京圏移住支援事業補助金」
*8 ワークサポートかがわ(香川県就職・移住支援センター)
*9 補助金ポータル「香川県お試しテレワーク移住促進事業助成金」
*10 総務省「令和7年版 情報通信白書 テレワーク・オンライン会議」(令和6年通信利用動向調査)
*11 香川移住ポータルサイト「かがわ暮らし」

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