リモートワーク転職で自分らしく リラシク
  1. リモートワーク 転職で自分らしく「リラシク」
  2. リラシクコラム
  3. 旧姓の併記がある求人で決める3つのことを解説します

旧姓の併記がある求人で決める3つのことを解説します

監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

旧姓の併記がある求人で決める3つのことを解説しますのイメージ写真

結婚などで名字が変わったあと、前の名前で呼ばれ続けることがあります。社内では前の名前で通っていて、外に出す資料には新しい名前を使い、古い記録には前の名前がそのまま残っている。旧姓を持つ人がいる仕組みには、1人に名前が2つある状態がそのまま入ってきます。

一般労働者の平均年齢は44.4歳です*2。長く働き続ける年数が伸びるほど、前の名前を含む記録が積み重なる期間も長くなります。

Relasic(株式会社LASSIC運営)|リモートワーク対応の転職支援

数字で見る、人手と記録の積み重ね この記事の要約 DX人材が不足と回答した企業*1 85.5% うち大幅に不足は50.1% IPA「DX動向2026」・2025年度調査 人手は限られています 一般労働者の平均年齢*2 44.4歳 厚生労働省の調査 賃金構造基本統計調査・2025年 働く年数の分だけ記録が増えます 転職で賃金が減少した割合*3 29.4% 厚生労働省の調査 雇用動向調査・令和6年 転職では記録も引き継がれます 人手にも記録にも、積み重ねがあります *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • DX推進人材が「不足」と回答した企業は85.5%、「大幅に不足」と回答した企業は50.1%です*1。人手が限られるなかでは、旧姓を持つ人の記録をどう扱うかという決めごとが、後回しになりやすくなります。
  • 一般労働者の平均年齢は44.4歳です*2。名字が変わったあとも長く働き続ける人がいる前提で、記録の扱いを仕組みの中で考えておく必要があります。
  • 転職して賃金が減少した人の割合は29.4%です*3。転職はまた、前の勤務先での記録が新しい勤務先に引き継がれる場面でもあります。旧姓のまま残っていた記録に、そこで気づく場合があります。

リモートワーク対応の正社員求人|Relasic(株式会社LASSIC運営)

旧姓を含む記録を扱ってきた経験は、リモートワーク対応の求人でも評価されます。

リモートワーク対応の求人を見る →

1. 旧姓を持つ人がいると、名前が2つある状態が生まれます。

旧姓を持つ人がいる仕組みでは、両方持つか片方だけ持つかという決めごとから始める必要があります。IPAの調査では、DX推進人材が「不足」と回答した企業は85.5%、「大幅に不足」と回答した企業は50.1%でした*1。人手が限られるなかでは、その扱いのような決めごとが後回しにされやすくなります。

名字が変わったあとも、前の名前で呼ばれ続ける場面があります。社内では前の名前で通っていて、外に出す資料には新しい名前を使い、古い記録には前の名前が残っている。こうした状態が、仕組みの中にそのまま持ち込まれます。

作る側が決めることは3つあります。旧姓を両方持つか、新しい名前だけにするか。どちらを外に出すか。そして過去の記録をどうするかです。両方持てば、どちらの名前で探しても同じ人が見つかります。そのぶん、入れる欄と、どちらを表示するかという決めごとが増えます。

3つのうち、過去の記録をどうするかは、とくに後回しにされやすい項目です。書き換えると当時の書類と合わなくなり、残すと同じ人が2人に見えることがあります。どちらを選ぶかは、業務側と一緒に決める話になります。

2. 人手が十分でない場面ほど、決めごとは後回しにされます。

名前が2つある状態をどう持つかという決めごとが、なぜ後回しにされやすいのかを、人手の数字から確認します。

DX推進人材の不足度合い(企業の回答) 不足と回答した企業 85.5% 大幅に不足と回答した企業 50.1% 全国平均ではなく、IPAの調査に回答した企業の割合です *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

IPAの調査では、DX推進人材が「不足」と回答した企業は85.5%、そのうち「大幅に不足」と回答した企業は50.1%でした*1。

名前をどう持つかという決めごとは、両方持つか片方だけ持つか、どちらを外に出すか、過去の記録をどうするかという3つに分かれます。人手が限られる現場では、この3つがまとめて後回しにされることがあります。

後回しにされたまま運用が始まると、旧姓で残っていた記録と、新しい名前で作られた記録が、別々に増えていきます。決めごとを先に済ませておくかどうかで、あとから直す手間の量が変わります。

人手を増やす判断が先に来る現場では、名前が2つある状態への対応は、後からまとめて片づける対象として残りやすくなります。まとめて片づけるときほど、3つの決めごとを分けて考える手順が要ります。

3. 外に出す名前は、出す先によって変わります。

名前が2つある状態では、外に出す名前をどちらにするかという決めごとが生まれます。新しい名前で統一する場合もあれば、出す先によって使い分ける場合もあります。

求人票のような社外向けの資料と、社内の人事記録とでは、求められる名前が違うことがあります。社外向けには新しい名前を使い、社内の記録には旧姓を含めて両方残す、という分け方を取る仕組みもあります。

出す先ごとに使い分けるという決めごとは、出す先が増えるたびに確認し直す作業を生みます。出す先を先に数えておくことが、あとからの確認の手間を減らす土台になります。

どちらの名前を外に出すかという判断そのものは、本人の意向と業務側の運用方針によって決まります。仕組みを作る側が一方的に決める話ではありません。

出す先ごとに名前を使い分ける決めごとは、書式や表記のルールを整える仕事とも重なる部分があります。

出す先の数は、企業の規模や取引の広がりによって変わります。出す先が少ないうちに決めごとを整理しておくと、出す先が増えたときの手直しが小さく済みます。

あわせて読みたい | 用語の統一は誰の呼び方を残すかを決める求人の仕事です

4. 3つの決めごとを、表で並べて確認します。

名前が2つある状態を持つ仕組みで、作る側が決めることを3つに分けて、表で確認します。

【表1】名前が2つある状態で決めることの3項目

決めごと選択肢増えるもの
両方持つか、片方だけ持つか両方/新しい名前のみ/旧姓のみ入れる欄と、表示の決めごと
どちらを外に出すか新しい名前/前の名前/出す先ごとに変える出す先ごとの確認作業
過去の記録をどうするか書き換える/当時の名前のまま残す書き換えの作業、または見え方の違い

3つの決めごとのうち、最初の2つは比較的早く決まります。両方持つか、新しい名前だけにするか。外に出すときにどちらを使うか。この2つは、出す先が決まれば方針も決まりやすい項目です。

3つ目の、過去の記録をどうするかは、決まりにくい項目です。書き換えれば当時の書類と合わなくなり、残せば同じ人が2人に見えることがあります。どちらの選択にも、あとから気づく不便が残ります。

この表を作る目的は、どちらが正しいかを決めることではありません。何を選ぶと何が増えるかを、先に見えるようにすることです。

3項目を並べて見ると、増えるものの性質がそれぞれ違うことも分かります。欄と表示の決めごとは仕組みの内側で増え、確認作業は出す先とのやり取りの中で増え、書き換えの作業は過去の書類との照合の中で増えます。

5. 決める順番は、持ち方・出す先・過去の順です。

3つの決めごとを進める順番 1 持ち方を決める 両方持つか、新しい名前だけにするかを決めます 2 出す先ごとに決める 求人票や社内資料など、出す先ごとに使う名前を決めます 3 過去の扱いを決める 書き換えるか、当時の名前のまま残すかを決めます 順番を変えると、あとの決めごとがやり直しになります

3つの決めごとには、進めやすい順番があります。最初に持ち方を決め、次に出す先ごとの扱いを決め、最後に過去の記録をどうするかを決める順番です。

順番を逆にすると、出す先ごとの決めごとをやり直すことになります。持ち方が決まっていないまま出す先を決めると、あとで欄を増やす作業が発生します。

宛名の印刷のように、出したあとでは直せない場面もあります。前の名前のまま出してしまった資料は、刷り直すまで直せません。出す先ごとの決めごとを、先に済ませておく理由はここにあります。

順番を決めておくと、あとから加わる出す先にも同じ手順を当てはめられます。決めごとを1回ずつ作り直すのではなく、順番そのものを仕組みとして持っておく形になります。

あわせて読みたい | 宛名の印刷は刷ったら直せない|求人で見る確認の工程

6. 求人票の言葉から、人の情報を扱う仕組みかを見分けます。

求人票に書かれた言葉から、名字が変わった人の記録も扱う仕組みかどうかを見分けられる場合があります。

確認しておきたい言葉と観点

  • 人事:人事給与や労務管理のシステムを指す言葉です。名字が変わった人の記録も対象に含まれます。
  • 会員:会員情報や顧客情報を扱う言葉です。旧姓のまま登録が残っている記録が混ざることがあります。
  • 面談での確認:「名字が変わった人の記録は、どう扱う決まりですか」と聞くと、3つの決めごとがどこまで決まっているかが分かります。
  • 決める相手:3つの決めごとは、開発側だけでは決まりません。業務側と一緒に決める仕組みかどうかを確認します。

「人事」「会員」という言葉が求人票に含まれている場合、名字が変わった人の記録を扱う仕組みである場合があります。前の名前のまま残っている記録が混在していないかを、面談で確認する価値があります。

面談で「名字が変わった人の記録は、どう扱う決まりですか」と聞くと、3つの決めごとのうち、どこまでが決まっていて、どこが決まっていないかが見えてきます。答えがすぐに返ってこない場合は、決めごとがまだ整理されていない可能性があります。

在庫の数が合わないときに最初に誰に聞くかという話と同じように、旧姓を含む記録の扱いも、最初に聞く相手が決まっているかどうかで、確認のしやすさが変わります。

あわせて読みたい | 在庫の数が合わないとき最初に誰に聞く?求人での読み方

7. よくある質問(Q&A)

Q1. 旧姓を両方持つ仕組みにすると、何が増えますか。

A. 入れる欄と、どちらを表示するかという決めごとが増えます。新しい名前と旧姓の両方で検索や照会ができるようになる一方、画面や資料にどちらを出すかを、出す先ごとに決めておく必要があります。

Q2. 過去の記録を書き換えると、何が起きますか。

A. 当時の書類に書かれた名前と、記録上の名前が一致しなくなります。反対に書き換えずに残すと、同じ人の記録が名前違いで2つあるように見えることがあります。どちらを選ぶかは、業務側と一緒に決める内容です。

Q3. どちらの名前を使うかは、誰が決めますか。

A. 本人の意向と、業務側の運用方針の両方に関わる決めごとです。仕組みを作る側が一方的に決める話ではなく、出す先ごとにどちらを使うかを、業務側とすり合わせておく必要があります。

Q4. 前の名前のままの記録と、新しい名前の記録が、同じ人だと分からなくなることはありますか。

A. 名前だけを見ると、別の人に見える場合があります。どこまでを同じ人としてまとめるかという線引きは、名前の持ち方を決める仕組みとは別の判断です。まずは名前が2つある状態があることを前提に、3つの決めごとを整理しておくことが土台になります。

Q5. 3つの決めごとは、システムの入れ替えのときにまとめて決めるものですか。

A. まとめて決める仕組みも、段階を分けて決める仕組みもあります。入れ替えの機会に3つを並べて確認しておくと、個別に持ち出して決め直す手間を減らせます。ただし、入れ替えの予定がない場合でも、3つの決めごとだけを先に確認しておくことはできます。

8. まとめ:旧姓を軸に、3つの決めごとを仕組みに残します。

この記事の要点

  • 名前が2つある状態を持つ仕組みでは、両方持つか片方だけ持つか、どちらを外に出すか、過去の記録をどうするかという3つの決めごとが生まれます。
  • DX推進人材が「不足」と回答した企業は85.5%、「大幅に不足」と回答した企業は50.1%でした*1。人手が限られる現場では、この3つがまとめて後回しにされることがあります。
  • 過去の記録をどうするかは、とくに決まりにくい項目です。書き換えると当時の書類と合わなくなり、残すと同じ人が2人に見えることがあります。
  • どちらの名前を使うかを決めるのは、仕組みを作る側だけの仕事ではありません。求人票の「人事」「会員」という言葉を手がかりに、業務側と一緒に決める仕組みかどうかを確認できます。

旧姓を持つ人がいる前提で仕組みを作るとき、決めることは3つに絞れます。持ち方、出す先、過去の記録。この3つを先に確認しておくことが、あとから直す手間を減らす土台になります。

名前が2つある記録も扱ってきた経験を、次の正社員求人へ

Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。フルリモートからハイブリッドまで、居住地を問わない求人を専任エージェントが厳選してご紹介します。名前が2つある状態を扱う仕組みに関わった経験も、正社員としての経験として評価される求人を、条件に合わせて探せます。

会員登録は無料です。リモートワーク求人の情報を受け取れます

※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 IPA「DX動向2026」(2026年公表)
*2 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(2026年3月公表)
*3 厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」(2025年公表)

転職ノウハウ その他の記事

もっと読む 〉
上部に戻る