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インタビュー・コラム「未来の選択」 古庄 道明さん~学びを止めない

テレワーク・リモートワークに特化した人材サービス「Remogu(リモグ)」は、利用される方が「場所に依存しない働き方」をすることで、趣味の充実や地方への移住など、夢の実現に近づく魅力的な生活を実現できるようご支援しています。
<Remoguインタビュー・コラム「未来の選択」>では、「リモートワーク」という働き方を選択することで、「じぶんらしく」働く人をご紹介します。
 <Remogu「未来の選択」>今回は、フリーランスエンジニア歴24年の古庄 道明(ふるしょう みちあき)さん、52歳です。
フリーランスエンジニア経験24年、現在は専門学校の講師も務められる古庄さん。
そのご年齢とご経歴から、インタビューの直前まで、技術畑のまじめで固い印象の人物像を想像していました。
ところが、インタビュー会場に訪れた古庄さんは、その先入観とは真逆の、「親しみやすさ」のオーラを全身にまとった明るく気さくな人でした。

電気屋、占い師、ホテルマンを経てエンジニアに

お話を伺いはじめると、まずキャリア序盤のご経歴で度肝を抜かれます。
なんと、最初のキャリアは街の電気屋さんで働く占い師!
「う、占い師?」「え、その後はホテルマン??」
経験24年のキャリアは、「波乱万丈」という言葉がふさわしい想像を超えたところからスタートしました。
そんな古庄さん、接客業からITエンジニアに転じるわけですが、いきなりのキャリアチェンジ、それはどういった背景から転機が訪れたのでしょうか。
「いきなりじゃないです(笑)学生時代からPCを触ってましたし、工業高校時代にプログラムを組むのが好きだったのでエンジニアのほうが合っていると思ったんです。
なので、どうしたらエンジニアになれるか情報収集をしっかりして、事前に勉強はして準備ができたタイミングで動きました。」
古庄さんがエンジニアになろうとした時代は、1995年Windows95の発売によってパソコンやインターネットがいよいよ一般化するかというタイミング。
情報収集といっても、まだまだペーパーベースの時代でした。

「調べてたら、どうやらC言語がいいらしいぞ。ということでC言語の本を買って仕事の移動時間や深夜などに読み漁りました。」

というように、接客業をしながら本の写経でプログラムを理解していかれたとのこと。
「情報処理の資格も取得できたので、いよいよということで転職活動に入りました。当時は資格取得者も少なかったので、未経験ではありましたがうまく転職ができました。」

そういった周到な準備期間を経て、大手のIT企業に入社、エンジニアとしてのキャリアをスタートされました。

大きな挑戦…..フリーランスエンジニアへ転身

古庄さんはその後、スキルアップやキャリアアップのために勉強の手は緩めることなく、恐ろしいスピードで技術力を高めていかれます。

「正社員として働いていたのは2年でした。そこからはフリーランスになってます。」

せっかく、大手のIT企業に入社したものの、会社や周囲の仲間の成長スピードと古庄さんのスピード感が合わなかったのか。
「上司と反りが合わず悩んでいた際に、友人に相談したらIT業界ならフリーランスとして独立しても食っていけるぞ。というアドバイスをもらったんです。」

と、ご友人の助言をもとに、独立を決断されます。

独立することに不安はなかったですか?と思わず聞くと、
「そうですね…今思えば若気の至りでした。(笑)」

お客様の要望に答える提案力でお仕事の依頼は止まらず

一度お付き合いをしたお客様からリピートで案件の依頼がくるという古庄さん。
お人柄の良さ以外にも何か企業様から評価を頂いているポイントがありそうなので、ご本人に聞いてみると、依頼者のニーズのヒアリングと認識のすり合わせをするために、例え話を交えながら提案を徹底されているとおっしゃいます。
「お客さまが要望をうまく言葉に変換出来ているとは限らないので、言葉を発した根っこの部分にあるニーズに焦点を充てることを意識しています。」とおっしゃいます。
淡々と述べる古庄さんですが、相手の課題の本質を見抜くことは誰もがやろうと思ってできることではない。
依頼者の状況やプロジェクトの全体像を把握できていないとできないことですが、接客業や占い師をされていた頃に培ったヒアリング力がここで活かされているのだと感じます。
「お客さまのセリフは信用するな。根っこの思いを引き出せ。」とよく教え子にも伝えているそうです。
その鋭い提案力はもちろん、インタビュー中に伝わる古庄さんの気さくさとお人柄の良さもお客様から声をかけていただける大きな要因となっていそうです。

鞄には常に4~5冊の技術本、移動時間で学習をする日々

20代30代はとにかくがむしゃらに働かれていたという古庄さん。
お客様から評価をいただくためには、エンジニアとして確かな技術力があることが大前提のはず。
フリーランスとしてフルタイムで働きながら、いつ新しい技術を習得されていたのでしょうか。ふと気になり、聞いてみると、
「当時は、常に4~5冊の本を鞄に入れ、電車に揺られながら技術本を読み込む日々を送っていました。」といいます。
手元のご経歴書に書かれている数々の言語やプロジェクト経験を拝見し、並大抵ではない努力をされてきたことがひしひしと伝わってきます。

トレンドの一歩手前は、展示会でキャッチ

まさに占い師かのように、古庄さんは常にトレンドの一歩手前をキャッチし、技術を習得されています。
古庄さんにどのようにアンテナを張っているのかお聞きすると、
「IT系の展示会によく足を運んでいるんです。」と想像もしていなかった回答が返ってきます。
定期的に同じ展示会に足を運ぶことで、トレンドの動きが見えてくるとのこと。
「フリーランスの方は絶対に行ったほうがいいですね。トレンドに乗るか乗らないかではなくて、知っておくことが大事だと思います。」と古庄さんはおっしゃいます。
ネット上で情報収集にとどまらず、外へ出て情報収集されているそのアクティブさに改めて、古庄さんの学びへの貪欲さ伺えます。

教育者として業界を支えていきたい

話を伺っていくと古庄さんは「教育者」としてのお顔もお持ちだと分かりました。
開発者として手を動かしている傍ら、知り合った仲間たちとのメーリングリストから発展した寺子屋の運営や専門学校の講師もされているとのこと。
そのバイタリティはどこから来ているのか…
「若手を教育していかなきゃ、業界が廃れていってしまう。その使命感からですね。」と古庄さんは真っすぐなまなざしで答えます。
専門学校では1〜4年生の全学年を教えておられ、寺子屋では日々エンジニア仲間の技術の相談に乗っていらっしゃるとのことです。
自身の成長にとどまらず、自身の学びを次の世代にもしっかりと繋いでいきたいという古庄さんの強い志が伝わってきます。

Remoguフリーランス経由でこれまで3社に参画

営業担当の金は「古庄さんコミュニケーション能力の高さはもちろん、課題の本質を汲み取る力や先回りして行動をする力に企業様も驚嘆されていました」といいます。
大手IT企業の開発案件からプログラミングスクールの教材制作案件など様々なプロジェクトにご参画されていますが、企業様は口を揃えて古庄さんを称賛されます。
そんな古庄さんに、Remoguフリーランスを使ってみたご感想をお伺いしました。
「お付き合いがしやすいと感じます。ご担当いただいた金さんとのコミュニケーション頻度もちょうどよくて。案件紹介に関しても基本的なミスマッチがなく、安心できました。」と大変嬉しいお言葉を頂きました。

これまでRemogu経由で3社ご支援をいただいていますが、Remoguのリピーターになっていただいているのはどういった点からでしょうか?
「コミュニケーションのストレスがないからです。毎回終了の時期を見て、次の案件のご紹介くださいますし、お互い理解できているところが多くて次の案件に入るまでがスムーズなのでありがたいです。」
街の電気屋の接客業からキャリアをスタートされ、いまでは多方面からお声がかかるエンジニア、そして教育者へとなられた古庄さん。
努力を怠らず、日々学び続けているその姿はエンジニアの鑑といえるのではないでしょうか。

今後もRemoguは、古庄さんの<未来の選択>がより豊かになるよう、サービスの質を高め、仕事探しのパートナーとして寄り添い続けてまいります。

営業担当の金 哲史(左)、岸 凜汰郎(右)とパシャリ

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