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Node.js エンジニアとして転職するなら今がチャンス――需要と現実を数字で読む

Node.jsエンジニアとして転職を考えている方に朗報です。2024年のStack Overflow Developer Survey(世界6万5,000人以上回答)では、Node.jsがWebフレームワーク・技術部門で今年も1位を獲得しました!

JavaScriptそのものが12年連続でプログラミング言語の最多使用言語に選ばれている現実と合わせて考えると、Node.jsの需要が一過性のブームではないことは明らかです。一方で、「需要があるのは知っているが、自分のスキルで転職できるのか」「リモートで働ける求人は本当にあるのか」という疑問を持つ方も多いはずです。

本記事では、政府機関や公的調査のデータを軸に、Node.jsエンジニアの転職市場の現状と、リモートワーク対応求人をめぐる実態を整理します。

この記事のポイント

✔  Stack Overflow 2024 Developer Survey で Node.js は Webフレームワーク部門4年連続1位を維持
✔  経済産業省予測:2030年に最大約79万人のIT人材が不足する構造下で、Node.jsエンジニアの需要は継続拡大
✔  ITエンジニア職のリモートワーク実施率は全職種平均の約2.7倍。リモート転職とNode.jsの相性を徹底解説

1. Node.jsとは何か――公式の定義から理解する

Node.jsとは、ChromeのV8 JavaScriptエンジン上に構築された、クロスプラットフォーム対応のオープンソースJavaScript実行環境です。Node.js公式サイト(nodejs.org)は、次のように定義しています。

「非同期イベント駆動型のJavaScript実行環境であるNode.jsはスケール可能なネットワークアプリケーションを構築するために設計されています」

引用元:Node.js公式サイト「Node.jsとは」

ブラウザ上でのみ動作していたJavaScriptを、サーバーサイドでも実行できるようにしたプラットフォームとして2009年に登場しました。フロントエンドとバックエンドを同一言語で開発できる「フルスタック開発」の基盤として、スタートアップから大手IT企業まで広く採用されています。

1-1.Node.jsのリリースポリシー(公式サイト準拠)

Node.jsは長期サポート(LTS)リリースモデルを採用しています。Node.js公式サイト(nodejs.org/ja/about/previous-releases)によると、本番環境では「Active LTS」または「Maintenance LTS」のバージョンを利用することが推奨されています。LTSは通常30か月間の重大なバグ修正が保証されており、企業の安定運用に適しています。

バージョンリリース日Active LTSMaintenanceステータス
v24(最新)2025年4月2025年10月〜2027年4月〜Current
v22(LTS)2024年4月2024年10月〜2026年10月〜Active LTS
v20(LTS)2023年4月2023年10月〜2025年10月〜Maintenance

出典:Node.js公式サイト「リリース情報」

2. Node.jsエンジニアの需要――数字が示す「底堅さ」

転職市場の現実を語るとき、感覚ではなく数字に立ち返ることが大切です。以下では、公的機関・国際的な開発者調査・国内統計の3つの視点から需要の実態を整理します。

(1)Stack Overflow 2024 Developer Survey:世界で使われ続けるNode.js

2024年5月〜6月に実施されたStack Overflow Developer Survey(185か国・65,437人回答)によると、Webフレームワーク・技術部門ではNode.jsが1位を維持しています。同じ調査でJavaScriptは、2015年以来ほぼ連続でプログラミング言語使用率1位(64.6%)を占めており、Node.jsはそのエコシステムの中核として機能しています。

順位技術・フレームワーク特徴
1位Node.js最も使われるWebフレームワーク(2024年)
2位ReactUI構築の主流ライブラリ
3位jQuery後方互換性から根強い利用
4位Next.js前年6位から急上昇

出典:Stack Overflow Developer Survey 2024

注目すべきは、Node.jsが2020年に最高利用率51%を記録したピーク以降も、Webフレームワーク部門でトップを維持し続けている点です。これは特定技術がバズりで終わらない「定着した基盤技術」の証左といえます。

(2)経済産業省の試算:IT人材不足79万人という構造問題

経済産業省が2019年に公表した「IT人材需給に関する調査」では、2030年までにIT人材が最大約79万人不足するシナリオが示されています(高位シナリオ)。同調査は、先端技術(AI・IoT・クラウド)を扱う人材の不足が特に深刻であると指摘しており、Node.jsが活用されるリアルタイム処理・クラウドネイティブ開発領域は、まさにこの「先端IT人材」カテゴリに該当します。

出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年3月)

また、厚生労働省が発表した2025年11月時点のデータによると、「情報処理・通信技術者」の有効求人倍率は1.43倍で、全職業平均の1.12倍を上回っています(日本経済新聞 2025年12月報道)。求人数が求職者数を恒常的に上回る状態が続いており、スキルを持つエンジニアにとって交渉余地の大きい市場が形成されています。

(3)Node.jsとリモートワーク:高い技術的親和性

Node.jsはその性質上、クラウドやAPIサーバー構築に強く、インフラをコードで管理するIaC(Infrastructure as Code)との相性も高いです。このため、物理的な作業環境への依存度が低く、リモートワークと技術的に親和性があります。国土交通省「令和5年度テレワーク人口実態調査」によると、IT・情報通信業の雇用者テレワーク実施率は全業種の中で最も高い水準を示しており、このような環境下でNode.jsエンジニアとして転職することは、リモートワーク実現の可能性を高める選択肢の一つとなっています。

出典:国土交通省「令和5年度テレワーク人口実態調査」(2024年3月)

3. 転職市場で評価されるNode.jsエンジニアのスキルセット

Node.jsは単体のスキルとして評価されるというより、周辺技術との組み合わせによって市場価値が大きく変わります。以下の表は、企業が求める技術スタックを「必須」「有利」「発展」の3段階に整理したものです。

レベル技術・スキルポイント
必須Node.js / JavaScript / TypeScriptES2022以降の構文・非同期処理の理解
必須REST API設計・HTTP通信Express.js等の経験があると評価が高い
必須Git / バージョン管理チーム開発の基本
有利AWS / GCP / Azure(クラウド)リモート開発環境との相性が高い
有利Docker / コンテナ技術環境依存を排除し、リモート対応力が上がる
有利React / Next.jsフルスタック開発者として評価される
有利PostgreSQL / MongoDBバックエンド全般の設計力を示せる
発展マイクロサービス設計大規模システムの設計経験として評価
発展CI/CD(GitHub Actions等)自動化経験でDevOpsスキルを示す

参考:Stack Overflow Developer Survey 2024 / 国内求人情報を元に編集部作成

特に注目すべきは「TypeScript」との組み合わせです。Stack Overflow 2024 Developer Surveyでは、TypeScriptが使用言語の上位に定着しており、「JavaScript + TypeScript + Node.js」の3点セットを持つエンジニアは、型安全な開発を求める企業から高い評価を受けやすくなっています。

4. リモートワークの実態――ITエンジニアと他職種の差

「Node.jsエンジニアとして転職したい。できれば在宅でも働きたい」と考える方は少なくありません。では実際のところ、ITエンジニアのリモートワーク状況はどうなっているのでしょうか。

4-1.テレワーク実施率の業種別格差

労働政策研究・研修機構(JILPT)が2024年12月に発表した調査によると、全体のテレワーク実施率は10〜20%台で推移しています。一方でIT・情報通信業は全業種の中で突出した実施率を示しており、「毎日出社」の割合が全体平均よりも低い傾向が続いています。

出典:労働政策研究・研修機構「ビジネス・レーバー・トレンド 2024年12月号」

業種テレワーク実施状況備考
IT・情報通信業全業種中最高水準ITエンジニアはハイブリッド勤務が主流
専門・技術サービス業比較的高いデジタル職種が多い
製造業平均を下回る傾向現場作業が多いため低い
医療・福祉低い対面業務が必須

参考:国土交通省「令和5年度テレワーク人口実態調査」(2024年3月)

4-2.「出社回帰」の潮流とITエンジニアへの影響

カオナビHRテクノロジー総研の2024年3月調査では、全国のリモートワーク実施率が17.0%と、2022年12月の18.7%から1.7ポイント低下しています。コロナ禍を経て出社回帰の潮流が生まれていることは事実です。

しかし、この傾向はIT職種とそれ以外の職種で大きく分かれます。クラウドとコードで業務が完結するバックエンドエンジニアやNode.js開発者は、業務の性質上リモートワーク継続の割合が相対的に高い傾向が続いています。転職先を選ぶ際には、企業のリモートワーク方針を求人条件で確認することが重要です。

なお、2025年4月施行の改正育児・介護休業法では、3歳未満の子を養育する労働者がテレワークを選択できるよう事業主に努力義務が課されました(厚生労働省)。法令面でもリモートワーク制度の整備を後押しする方向にあり、ライフステージを考慮した転職軸として「テレワーク対応」を掲げることはより合理的な選択となっています。

出典:厚生労働省「テレワーク普及促進関連事業」

5. Node.jsエンジニアとしての転職活動――3つの軸で求人を評価する

転職活動においては「求人数が多い」「需要が高い」という大局観だけでなく、個別の求人をどう評価するかが成否を分けます。以下の3つの軸を基準に求人を整理することをおすすめします。

軸①:技術スタックの一致度

Node.jsを使う業務といっても、APIサーバー構築・リアルタイム通信・BFF(Backend for Frontend)設計・マイクロサービス基盤と用途は多岐にわたります。これまでの開発経験と求人の技術要件を照合し、自分のスキルが即戦力として発揮できる環境かどうかを確認してください。

軸②:リモートワークの実態

求人票に「リモートワーク可」と記載があっても、実際の運用はフルリモートからハイブリッドまで幅があります。応募時点では「週あたりの出社日数」「業務開始後のリモート移行可否」を具体的に確認することが重要です。

Relasic(リラシク)では、リモートワーク対応の正社員求人を取り扱っており、フルリモート(約40%)とハイブリッド(約60%)の求人が揃っています(公開求人3,790件時点)。リモートワークを希望の場合は、求人の正しい情報を得るためにもリモートワーク求人専門のエージェントに相談するのもおすすめです。

軸③:雇用形態と待遇

技術力の高いエンジニアが正社員として長期キャリアを築く環境を選ぶことが、安定したリモートワーク環境の確保にもつながります。正社員転職では、育児・介護休業法上の権利も得られるため、ライフイベントに対応しやすい働き方を設計しやすい点もメリットです。

評価軸確認すべき項目チェックポイント
技術スタックNode.jsのバージョン・利用用途・周辺技術自分の経験と8割以上一致しているか
リモートワーク出社頻度・リモート対応の実態・始業後の変更可否求人票だけでなく面接で必ず確認する
雇用形態・待遇正社員雇用か・試用期間・各種制度長期的なキャリアを見据えて判断する

6.まとめ

本記事では、Node.jsエンジニアとしての転職市場を以下の観点から整理しました。

  • Node.jsはStack Overflow 2024 Developer SurveyでWebフレームワーク部門1位を維持しており、グローバルな需要は底堅い
  • 経済産業省の試算では2030年にIT人材が最大79万人不足すると推計されており、特にクラウド・リアルタイム処理系のスキルを持つエンジニアへの需要が続く
  • IT・情報通信業はテレワーク実施率が全業種の中で高く、Node.jsエンジニアはリモートワークとの親和性が高い職種の一つ
  • 転職活動では「技術スタックの一致度」「リモートワークの実態」「雇用形態」の3軸で求人を評価することが重要
  • 出社回帰の傾向もある中で、リモートワーク対応を明確に掲げる求人を選ぶことが、望む働き方の実現につながる

Node.jsの技術を軸に、リモートワーク対応の正社員として長期的なキャリアを築いていくためには、自分のスキルセットと市場の需要を冷静に照合しながら転職活動を進めることが大切です。

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この記事のサマリー

▶  Node.jsとは:ChromeのV8エンジン上で動く、サーバーサイド向けJavaScript実行環境(nodejs.org公式)
▶  需要の根拠:Stack Overflow 2024 で Webフレームワーク1位、JavaScriptは12年連続プログラミング言語1位
▶  人材不足:経済産業省「IT人材需給調査」で2030年に最大79万人不足と推計(2019年公表)
▶  リモート親和性:国土交通省「令和5年度テレワーク人口実態調査」でIT/情報通信業の実施率が全業種最高水準
▶  転職で見るべきポイント:技術スキル×リモート可否×雇用形態(正社員)の3軸で求人を評価する

出典一覧

*1  Node.js公式サイト「Node.jsとは」
*2  Node.js公式サイト「リリース情報」
*3  Stack Overflow「2024 Developer Survey」
*4  経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年3月)
*5  国土交通省「令和5年度テレワーク人口実態調査」(2024年3月)
*6  厚生労働省「テレワーク普及促進関連事業」
*7  労働政策研究・研修機構(JILPT)「ビジネス・レーバー・トレンド 2024年12月号」

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