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入社手続きの案内が来ない|確認の連絡と例文

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内定を承諾したのに、入社手続きの案内が届かないまま日が過ぎることがあります。会社は入社日を起点に社会保険や雇用保険の届け出をするため、案内を出す時期は会社ごとに違いました。届かない理由の多くは事務の都合で、選考の結果が変わったわけではありません。

とはいえ、書類の準備には日数がかかります。入社日の2週間前になっても案内が来ないなら、こちらから人事へ聞いてください。相手と文面を先に決めておけば、催促に見えない形で確認できます。

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監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

入社日の2週間前から人事へ聞くまで この記事の要約 左から順に。止まったら次の箱へ進む 1 承諾メールを 見る 案内の予定日が 書いてあれば、 その日まで待つ 2 入社日から逆算 予定日が無ければ 2週間前で区切る 3 人事へ聞く 宛先は労務の窓口。 採用担当ではない 4 期限順に並べる 郵送が要るものから 手をつける 予定日なし 2週間前 返信後 会社側は入社日を起点に届け出をするため、案内が遅れても手続きは止まっていません*1 入社日の2週間前を過ぎたら、自分から人事へ連絡します *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • 入社手続きの案内が来ないときは、入社日の2週間前を目安に人事へ連絡します。相手は採用担当ではなく、労務や人事の事務担当です。
  • 会社は健康保険と厚生年金の資格取得届を、雇用した日から5日以内に提出します*1。案内が遅くても手続き自体は動いています。
  • こちらから出すのは、扶養控除等申告書などの書類と、口座や住所の届け出です。原本が要るものは郵送になるため、日数を見込みます。

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1. 案内が来ないときに動く目安

入社手続きの案内が来ないときは、入社日の2週間前を目安に人事へ連絡します。会社は健康保険と厚生年金の資格取得届を、雇用した日から5日以内に提出します*1。届け出は入社日を起点に動くため、案内が遅くても手続きが止まっているとは限りません。ただし、こちらが用意する書類には原本の郵送や役所での取得が要るものがあります。日数のかかるものから先に押さえてください。

まず、内定承諾のときのメールを見返します。案内を送る予定日が書かれていれば、その日までは待って構いません。予定日が無い会社も多く、そのときは入社日からの逆算で区切りました。2週間を切ったら、自分から聞く番です。

そのため、連絡する相手を先に決めておきます。選考を進めた採用担当と、入社手続きを扱う労務の担当は別の人であることが多いためです。採用担当しか連絡先を知らない場合は、その人に「手続きの窓口はどなたですか」と聞けば引き継いでもらえました。宛先を間違えると、転送されるぶんだけ返事が遅れます。

実際、案内が遅れるのは社内の処理が立て込んでいるためです。入社が同じ月に何人か重なると、まとめて処理するために日付が後ろへ寄ります。返事が来ない状態が3営業日続いたときだけ、電話に切り替えました。

なお、案内を待つあいだも、前の職場から受け取る書類の準備は進められます。雇用保険被保険者証と源泉徴収票は、どの会社でも求められるためです*2。手元に無ければ、前の職場へ先に連絡しておきます。

聞くときの文面は3行で足ります。入社日と氏名を書き、案内の予定を尋ね、先に用意できるものがあるかを添える。件名に入社日を入れておくと、担当者が手元の一覧と突き合わせやすくなりました。

返信が届いたら、期限の早い順に並べ替えます。会社側の締切と、こちらが動ける日は別なので、郵送が要るものを先に片づける形になります。並べ替えた順番のまま進めれば、抜けは起きませんでした。

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2. 人事へ聞くまでの4手順

承諾メールを見返してから電話をかけるまで 1 承諾メールを見返す 案内の予定日と、手続きの窓口が書かれていないかを見る 2 入社日から逆算する 2週間前を過ぎているかで、待つか動くかを決める 3 短い文面を作る 催促ではなく準備の確認として書く。期限を聞く一文を入れる 4 返信が無ければ電話 3営業日待って返信が無いときだけ。始業直後の時間帯は外す 3営業日待ってから電話に切り替えます

3. 案内に入っているもの

案内には、会社が用意する書類と、こちらが出す書類の両方が載ります。会社側は健康保険や厚生年金、雇用保険の届け出のために、基礎年金番号や雇用保険被保険者番号を集めます*1*2。番号が手元にそろっていれば、返信は1回で終わりました。

こちらが出すものには、扶養控除等申告書のように税の計算に使う書類があります*3。扶養控除等申告書とは、給与から引く所得税の額を決めるために勤務先へ出す書類のことです*3。配偶者や子どもについて書く欄があるため、生年月日と収入の見込みを先に調べておきます。

そのほか、給与の振込口座や通勤経路の届け出も入っています。通勤経路は定期代の計算に使われるので、経路が複数あるなら会社の基準を聞いてから決めます。案内が届いてから調べ始めると、提出の期限に間に合わないことがありました。

つまり、案内の前にできることは3つあります。前の職場の書類をそろえる、年金と雇用保険の番号を控える、通勤の経路を2案まで絞る。この3つが済んでいれば、案内が来た日に返せます。会社によって案内の中身は違っても、この3つはほぼ共通して求められました。

案内が電子のフォームで届く会社も増えました。その場合は紙の郵送が減る代わりに、入力の期限が短く切られていることがあります。届いた日にリンクを開き、入力に必要な番号がそろっているかだけ先に見ました。

郵送で届く場合は、会社の締切日と投函日の差も見ておきます。普通郵便なら中1日から2日はかかるため、期限の前日に投函すると間に合いません。期限が近いときは、速達にするか、入社初日に持参する形へ切り替えます。

4. 残り日数で変わる連絡の仕方

入社日まで何日あるかで、聞き方と手段が変わりました。

2週間前の連絡から入社初日の受け取りまで 2週間前 案内が無ければ自分から 聞く。メールで足りる 1週間前 返事が無ければ電話も 入れる。郵送が要る書類を 先に聞く 入社前日 手元にある書類を並べ、 初日に持参する 分をまとめる 入社初日 その場で受け取れる書類は 受け取る。期限の早い順に 出す 残り日数が短いほど、郵送が間に合うかを先に確かめます

2週間以上あるなら、メールだけで足ります。相手の手が空いた順に返ってくるので、3営業日は待って構いません。待つ時間は、書類を集める時間に使えます。

一方、2週間を切っているときは、同じ日に電話も入れます。住民票の写しや資格を示す書類のように、取りに行く日数が要るものが含まれていると、案内を待つだけで期限を越えてしまうためです。「何を先に用意すればよいですか」と聞けば、優先する順番を教えてもらえました。

入社日を過ぎても案内が無い場合は、初日に直接聞きます。会社は入社日から5日以内に資格取得届を出すため、初日に書類一式を渡されることも珍しくありません*1。その場で受け取れば、郵送の日数はかかりません。

どちらの場合も、聞く内容は同じです。案内がいつ届くか、先に用意するものがあるか、提出の期限はいつか。この3点を1通にまとめれば、往復は1回で済みました。

電話をかけるときは、用件を先に言います。「入社手続きの書類について確認したい」と伝えれば、担当へ回してもらえました。折り返しになる場合に備えて、都合のよい時間帯も一緒に伝えます。

5. 会社が出す書類とこちらが出す書類

入社手続きで動く書類を、出す側で分けて並べました。

【表1】入社手続きで動く主な書類

書類出す側いつ
健康保険・厚生年金の資格取得届会社雇用した日から5日以内*1
雇用保険の資格取得届会社入社後に会社が手続き*2
扶養控除等申告書本人最初の給与計算に間に合う日*3
給与の振込口座・通勤経路の届け出本人案内に書かれた期限

会社が出す2つは、こちらが待つだけで進みます。手元に届く保険証や資格確認書の時期は、この届け出が受理されてから決まるためです*1。案内が遅れても、この2つは入社日を起点に処理されました。

つまり、こちらが急ぐのは下の2つです。扶養控除等申告書は最初の給与計算に使うため、提出が遅れると所得税の額が変わります*3。口座と通勤経路の届け出は、初月の振込と定期代に直結します。どちらも会社側の締切に関わるので、案内を受け取った日のうちに手をつけました。

書類を出したあとは、控えを写真で残します。出した日付と宛先が分かる形にしておけば、入社後に確認を求められたときに探し直す手間がありません。紙で受け取った控えは、入社月の給与明細と一緒に保管しました。控えが残っていれば、住所や口座を変えたときの届け出も早く済みました。

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6. 案内が届く前にそろえる4点

案内を待つあいだに手を動かせるものを4つ挙げます。

先にそろえる4点

  • 雇用保険被保険者証:前の職場から受け取る。番号が分かれば足りるので、写真で控えておく*2
  • 源泉徴収票:前の職場の分。年末調整に使うため、入社月に提出を求められる*3
  • 基礎年金番号が分かるもの:年金手帳か、ねんきん定期便。資格取得届に使われる*1
  • 振込口座と通勤経路:口座は本人名義。経路は2案まで絞り、定期代の金額も控える

4点のうち3点は、前の職場や手元の書類から取れます。役所へ行く必要があるのは住民票の写しを求められたときだけで、これは会社によって扱いが分かれました。求められてから動いても間に合う書類なので、先回りして取る必要はありません。

そのうえで、番号は紙のまま持ち歩かずに控えます。写真で控えておけば、案内のフォームに入力する場面でもすぐ見返せました。原本は自宅に置きます。再発行には日数がかかるためです。

4点がそろえば、案内が来た日に返信できます。入力だけで済むものは当日に、原本の郵送が要るものは翌日に投函する形です。入社日まで日が無いときほど、この差が効きました。

前の職場を辞めてから日が空いている場合は、書類がどこにあるかを先に見ます。退職時に郵送で受け取っていると、開封しないまま保管していることがあるためです。見つからないときは前の職場へ連絡し、再発行にかかる日数を聞いておきます。

7. よくある質問(Q&A)

Q1. 案内が来ないのは内定が取り消されたからですか

A. その心配は要りません。案内の時期は社内の処理の都合で決まり、選考の結果とは別に動きます。不安なら入社日の2週間前を区切りに聞いてください。

Q2. 誰に聞けばよいですか

A. 労務や人事の事務担当です。採用の窓口とは別の人が受け持つ会社が多く、宛先を間違えると転送のぶんだけ返事が遅れました。担当が分からないときは、面接で会った人に聞いて構いません。

Q3. 催促だと思われませんか

A. 準備の確認として聞けば問題ありません。「先に用意しておくものがあれば教えてください」と書けば、相手も答えやすくなりました。期限を1つ添えると返信が早くなります。入社日が近いときは、その日付も書き添えます。

Q4. 前の職場からもらう書類は何ですか

A. 前の職場で受け取る2点が中心です*2。番号が分かる形で控えてあれば、原本が手元になくても入力は進みます。基礎年金番号が分かるものも求められました*1。

Q5. 入社日を過ぎても案内が来ないときは

A. 初日に直接聞きます。その場でまとめて渡されることも多く、郵送の往復が省けました。受け取ったら、提出の期限が早い順に並べ替えます。

Q6. 入社までの段取りを相談できますか

A. 求職者の登録と利用は無料です*4。在職中でも相談できます*4。

8. まとめ:2週間前を区切りに人事へ聞く

この記事のまとめ

  • 案内が来ないときは、入社日の2週間前を区切りに人事へ連絡します。相手は採用担当ではなく労務の担当です。
  • 会社は健康保険と厚生年金の資格取得届を、雇用した日から5日以内に出します*1。案内が遅くても手続きは動いています。
  • こちらが急ぐのは扶養控除等申告書と、口座や通勤経路の届け出です*3。原本の郵送や役所での取得が要るものから手をつけます。
  • 残り2週間を切ったら、メールと同じ日に電話も入れます。郵送が間に合わない書類を先に伝えるためです。
  • 案内が来る前でも、前の職場の書類と番号の控え、通勤経路の2案はそろえられます。

聞く相手と時期を決めておけば、入社前のやり取りは1往復で終わりました。入社手続きの案内が丁寧かどうかは、選考中の連絡の取り方にも表れます。

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出典・参考情報

*1 日本年金機構「就職したとき(健康保険・厚生年金保険の資格取得)の手続き」(2026年確認)
*2 ハローワークインターネットサービス「雇用保険の具体的な手続き」(2026年確認)
*3 国税庁 タックスアンサー No.2665「年末調整の対象となる人」(2026年確認)
*4 リラシク よくあるご質問(登録料金・在職中の登録)(2026年確認)

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