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「テレワーク」「リモートワーク」の違いは何?リモートワークが可能なITエンジニアに転職する方法も解説

「テレワーク」「リモートワーク」それぞれの用語は、遠隔で仕事をする点では同じ意味ですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

今回は「テレワーク」「リモートワーク」の違い、メリットやデメリット、リモートワークに対応したITエンジニアの仕事に転職する方法、リモートワークしやすいITエンジニアの職種、求められるスキルなどについて解説します。

「テレワーク」「リモートワーク」の違い

「テレワーク」「リモートワーク」それぞれの用語には、以下のような違いがあります。

用語用語の意味
テレワーク本拠地のオフィスから離れた場所で、「ノートPC」「タブレット」などのICT(情報通信技術)を使用しながら仕事をすること
リモートワーク・本拠地のオフィスから離れた場所で仕事をすること
・ICT(情報通信技術)の使用については含まれていない

2つの用語では、「ノートPC」「スマートフォン」などICT(情報通信技術)の活用の有無が異なります。

テレワークの普及や啓発活動を実施している「一般社団法人 日本テレワーク協会」では、以下のようにテレワークの概念を定義しています。

テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことですが、今後はテクノロジーの更なる高度化により、人とデジタルがコラボする多様な働き方として進化すると考えております。

引用元:一般社団法人 日本テレワーク協会 テレワークとは

「場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」という部分に着目した場合は、「テレワーク」「リモートワーク」2つの用語は同じ意味を表す言葉です。

「テレワーク」「リモートワーク」の働き方は、勤務場所の違いによって、以下の4つに分けられます。

「テレワーク」「リモートワーク」の働き方働き方の詳細
在宅勤務出社せずに自宅で仕事をする
モバイルワーク「ノートPC」「スマートフォン」「タブレット」などのモバイル端末を使用しながら、「移動中の交通機関内」「出張先」「カフェ」などの場所で仕事をする
サテライトオフィス勤務既存の自社オフィスと異なる場所に設置する「小規模オフィス」で仕事をする
ハイブリッド勤務「出社型の勤務」「リモートワーク」2つの働き方を組み合わせた勤務形態「3日間はオフィス勤務」「2日間は在宅勤務」といった働き方が可能

また、以下の総務省が公表している調査結果によると、2024年でテレワークを実施している企業の割合は47.3%です。

引用元:総務省 令和 7 年版 情報通信白書

近年ではテレワーク導入率が高い水準を維持しているため、リモートワークを導入している企業が多い点が見受けられます。

「テレワーク」「リモートワーク」のメリット

「テレワーク」「リモートワーク」のメリットとして、「通勤でのストレス解消」「プライベート時間の充実」「睡眠時間の増加」などの意見が多く挙がっています。

引用元:テレワーク・リモートワーク総合研究所 【2024年度版】テレワークのメリット・デメリットとは?

男性では「仕事に集中できるので生産性があがった」、女性なら「家事や育児、介護など、家の用事に時間が作れるようになった」などの回答が多く見受けられます。

「テレワーク」「リモートワーク」のデメリット

「テレワーク」「リモートワーク」のデメリットとして、「仕事とプライベートの区別のしにくさ」「上司、同僚とのコミュニケーションの取りにくさ、減少」「光熱費をはじめとした自己負担額の増加」などの意見が多く挙がっています。

引用元:テレワーク・リモートワーク総合研究所 【2024年度版】テレワークのメリット・デメリットとは?

男性は「仕事の評価がどうされているのか不透明」といった回答が多くなっていて、仕事で適正な評価を得られているのかについて意識を向けている点が見受けられます。

女性は「光熱費をはじめとした自己負担額の増加」が男性より上位となっていて、経済面でのデメリットを感じやすい傾向にあります。

リモートワークに対応した人気の職種!ITエンジニアの仕事に転職する方法

リモートワークに対応したITエンジニアの仕事に転職する方法として、以下2つの方法があります。

  • リモートワークに特化した転職エージェントを利用する
  • リモートワークが可能な求人を掲載している転職サイトを利用する

それぞれの特徴やメリットなどをチェックしながら、自分自身に合った方法を選びましょう。

リモートワークに特化した転職エージェントを利用する

リモートワークに特化した転職エージェントを利用することで、在宅勤務が可能な仕事に転職しやすくなります。

転職エージェントは「人材を採用したい企業」「転職希望者」双方を仲介しながら、適切な人材のマッチングを支援するサービスです。

以下のように、転職エージェントを利用することで、以下のサポートを受けられます。

  • 非公開求人の紹介
  • 応募書類の添削や面接トレーニングの実施
  • 保有スキルや希望条件をもとに最適なキャリアパスの提案

【転職エージェントの特徴】

転職エージェントの概要詳細
特徴「人材を採用したい企業」「転職希望者」双方を仲介しながら、適切な人材のマッチングを支援するサービス
メリット・企業の採用ページや転職サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してもらえる「履歴書」「職務経歴書」の添削、面接トレーニングの実施などのサポートを受けられる
・「面接の日程調整」「内定後の給与交渉」などを代行してもらえる
・「最新の技術トレンド」「求人市場の動向」など、業界や職種に特化した情報を得られる転職希望者の経歴やスキル、希望条件を詳細に分析し、最適なキャリアパスを提案してもらえる
デメリット・登録後から「3ヶ月間」「6ヶ月間」など、サポート期間が限定されているケースがある
・求職者自身で求人情報を閲覧できないエージェントも中にはある
・「求職者の意向を優先しない」「希望条件と異なる業界や職種の求人を紹介される」など、質の低い転職エージェントが存在する
・担当者との「面談」「電話連絡」などのやり取りが発生する

また、利用先のITエンジニア向けの転職サイト/エージェントによって、「ゲーム業界、社内SEなど特定の分野に特化している」「リモートワークが可能な求人を掲載している」などの特徴が異なります。

ITエンジニアの求人に特化した転職エージェント「リラシク」では、リモートワークが可能な正社員の求人のみを紹介しているため、在宅環境で働きたい仕事への転職を実現しやすくなります。

リラシク

フルリモートやリモート中心の正社員求人を専門に扱う転職エージェントです。

リモートワークが可能な求人を掲載している転職サイトを利用する

リモートワークが可能な求人を掲載している転職サイトを利用することで、在宅勤務が可能な仕事に転職しやすくなります。

転職サイトは企業が求人情報をサイト内に掲載し、掲載されている求人の中から求職者が希望条件に合った仕事を見つけて直接応募するサービスです。

以下のように、転職サイトは「サイト内の求人を閲覧できる」「自分自身のペースで転職活動を進められる」などのメリットがあり、転職エージェントより自由度の高い転職活動に取り組めます。

【転職サイトとエージェントの違い】

 転職サイト転職エージェント
特徴    サイト内に掲載されている求人の中から、求職者が希望条件に合った仕事を見つけて直接応募するキャリアアドバイザーが希望条件や実務経験、スキルにマッチした求人を提案する            
メリット・サイト内の求人を閲覧できる

・「スキマ時間」「終業後のプライベート時間」などを活用しながら、自分自身のペースで転職活動を進められる

・担当者とのやり取りが不要
・企業の採用ページや転職サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してもらえる

・「履歴書」「職務経歴書」の添削、面接トレーニングの実施などのサポートを受けられる

・「面接の日程調整」「内定後の給与交渉」などを代行してもらえる

・「最新の技術トレンド」「求人市場の動向」など、業界や職種に特化した情報を得られる

・求職者の経歴やスキル、希望条件を詳細に分析し、最適なキャリアパスを提案してもらえる
デメリット・「求人の応募」「条件交渉」などを自分自身で行う必要がある

・応募先企業の「社風」「職場環境」などに関する情報を得にくい

・選考対策のサポートを受けられない
・登録後から「3ヶ月間」「6ヶ月間」など、サポート期間が限定されているケースがある

・求職者自身で求人情報を閲覧できない

・「求職者の意向を優先しない」「希望条件と異なる業界や職種の求人を紹介される」など、中には希望の求人を持っていない転職エージェントが存在する

・担当者と面談や電話連絡などのやり取りが発生する

転職サイトはスキマ時間で数多くの求人情報をチェックしながら、リモートワークが可能な仕事へ転職したい人におすすめです。

リモートワークしやすいITエンジニアの職種

リモートワークしやすいITエンジニアの職種をご紹介します。

リモートワークしやすい職種背景
Webエンジニア        ・アプリやWebページなどのソフトウェア関連の作業はオンライン上で実施できる
・「クラウドツール」「画面共有機能」「ボイスチャット」「テキストチャット」などを取り入れることで、インターネット上で連絡をし業務を完結することが可能
アプリエンジニア・スマホアプリ、企業向け社内ツール「業務系アプリ」などを開発するケースが多く、Web上で仕事に取り組みやすい
フロントエンドエンジニア・PCや作業環境が整っていることで、マークアップ言語(HTML、CSS)やプログラミング言語(JavaScript)などのコーディング作業を進められる
・自宅やワーキングスペースから開発元のWebサイトにアクセスして作業できる
バックエンドエンジニア「本人確認の認証システム」「クラウドサービス利用」など各種サービスの利用が増加傾向にあり、業務内容によっては、Web上で仕事に取り組めるケースも多い
システムエンジニア「ヘルプデスク」「社内インフラの整備」「保守メンテナンス」「社内システム開発」などの業務を担当する場合は、リモートワークで対応可能なケースが多い
インフラエンジニアクラウドサービスの需要拡大が予測されるため、クラウドサーバー環境における仕事の需要が増加することが連想される
プロジェクトマネージャーWeb会議サービスを使用しながら、「クライアントのヒアリング・計画立案」「プロジェクトの情報共有」などの業務に対応しやすい

「所属会社や常駐先の会社が採用している勤務形態」「情報漏洩リスクに関する認識」などによりリモート勤務の割合は変動しますが、ITエンジニアでリモートワークが可能な仕事も多くあります。

この記事もおすすめ ➢【完全ガイド】エンジニアがリモートワーク転職で成功する方法|職種と必須スキルも解説

リモートワークでITエンジニアに求められるスキル

リモートワークで働くITエンジニアには、以下5つのスキルが求められる傾向にあります。

  • 自立して問題解決できるスキル
  • リモート環境でのツール活用スキル
  • 海外拠点との業務連携を意識したコミュニケーションスキル
  • 客観的な視点でのマネジメントスキル
  • リモート環境で求められるプログラミング言語に関するスキル

リモートワークの仕事へ転職するために、それぞれのスキルの有無についてチェックしましょう。

自立して問題解決できるスキル

リモート環境では対面でのフォローが難しいため、多少のトラブルを自分自身で解決できるスキルが求められます

常に仮説を立てて検証する論理的思考を習慣化することで、問題解決スキルを高めることが可能です。

履歴書や面接時は「主体性を持ちながら判断し、実行した実務経験」を提示することで、リモートワークでのスキルを証明しやすくなります。

リモート環境でのツール活用スキル

リモート環境でスムーズに仕事を進めるためにも、以下のような各種オンラインツールの使用経験が必要です

活用シーン使用するツール
ビジネスチャットSlack、Chatwork
Web会議Zoom、Microsoft Teams
プロジェクト管理Backlog、Asana、CrowdLog

「企業で使用しているビジネスチャットツールとは別に個人チャンネルを開設し、従業員同士が気軽に話しやすい雰囲気を作ることで、社内コミュニケーションの活性化を実現した」など、ツールを活用し、どのような成果につなげたのかを具体的に示すことで、リモート環境でも即戦力として働けるイメージを持たれやすくなります。

海外拠点との業務連携を意識したコミュニケーションスキル

企業によっては、海外の従業員やグループ会社と連携しながら仕事を進められるコミュニケーションスキルが求められます。

「稼働時間や業務範囲について柔軟性を持ちながら、複数タイムゾーンの海外拠点の従業員と日常的に業務を進行した」といった実務経験を交えながら、リモートワークでのコミュニケーションスキルを提示しましょう。

客観的な視点でのマネジメントスキル

適切なスケジュール管理を行うためにも、自分自身でスケジュールを組み立てて管理するマネジメントスキルが必要不可欠です。

始業前に1日で取り組むべきタスクを洗い出し、計画性を持って仕事を進めていくスケジュール管理能力が求められます。

ベストな状態で仕事に取り組むためにも、「昼休みに10分程度の仮眠をとる」「始業前にシャワーを浴びて身体を起こし、朝の集中力を高める」などの工夫を取り入れることも一案です。

リモート環境で求められるプログラミング言語に関するスキル

リモート環境で求められるプログラミング言語は、開発チームの状況や運営しているサービスによって当然異なります。入社前に事前にスキルの相違が無いかを確認して入社しましょう。

以下に、リモートワーク求人で人気のプログラミングをご紹介します。

リモート業務で使用頻度が高いプログラミング言語使用頻度が高い背景
Go言語Web系やクラウド開発で使用するケースが多いため、リモートワークに対応しやすい
RubyWeb系の開発業務で主に使用されているため、リモート環境で取り組める仕事が多い
PHPWebサイト制作で主に使用されているため、リモートワークに対応しやすい
Python「データ分析」「AI開発」など、クラウド環境下の業務で使用されるケースが多い
Swiftスマホアプリやスマホゲームに関する仕事が多く、リモートワークに対応しやすい
Kotlinスマホアプリの開発に関する仕事が多く、リモートワークに対応しやすい

リモートワークは「Web系」の仕事に携わる機会が多いため、クラウド環境やスマホアプリ開発などで使用するプログラミング言語が求められる傾向があります。

「テレワーク」「リモートワーク」に関するQ&A

「テレワーク」「リモートワーク」に関して、多くの方が抱えやすい疑問にお答えします。

リモートワークが辛いと感じるケースがあるって聞いたけど本当?

以下のような場合に、リモートワークが辛いと感じるケースがあります。

  • 仕事のコミュニケーションに齟齬が生じることで、業務の進行に支障をきたすケースがある
  • 納品物や成果で仕事の評価が決まるため、仕事で成果を出すことへのプレッシャーを感じる
  • 自宅をはじめ生活空間の一部で働くケースが多く、仕事の「オン」「オフ」を切り替えにくい
  • 運動不足となり、健康面で不調を引き起こす場合がある

「ランチタイムに同僚とビデオ通話を行い、短時間でも雑談する機会を設ける」「日頃から運動する習慣を身に付けて健康を意識する」など、リモートワークの辛さを解消するための工夫を取り入れましょう。

テレワークはメリットしかないって聞いたけど本当?

テレワークには「孤独感や疎外感の増大」「私生活に仕事を持ち込むことによる過労」などのデメリットを感じるケースもあり、「メリット」「デメリット」2つの側面があります。

「孤独感や疎外感の増大」が課題となっている場合は、「些細な不明点がある際には、チャット上で先輩や上司に確認する」、「週1回の雑談タイム、ビデオ通話でのランチなどを定期的に開催する」などの対策に取り組むことで、コミュニケーションの円滑化を図れます。

以下の記事でも、テレワークのメリットや課題について詳しく解説しているため、参考にしてみてください。

この記事もおすすめ ➢リモートワークはメリットしかない!?導入時の課題の解決をするためのヒントを解説

リモートワークのデメリットを解消するための対策は?

「孤独感の増大」「オーバーワークによる疲弊」「仕事面で適正な評価を受けられているのか不安」などテレワークの主なデメリットを解消するための対策として、以下4つの方法があります。

  • 定期的な出社や対面交流の機会を取り入れる
  • タスク管理ツールを活用する
  • 仕事の「オン」「オフ」の切り替えを意識する
  • 自己アピールと報連相を習慣化する

以下の記事でも、リモートワークのデメリットや解消するための対策について詳しく解説しているため、参考にしてみてください。

おすすめ記事 ➢ リモートワークの落とし穴とは?在宅勤務の7つのデメリットとその解決策

まとめ:「テレワーク」「リモートワーク」を実現できるITエンジニアへの転職を検討しよう

今回は「テレワーク」「リモートワーク」の違い、メリットやデメリット、リモートワークに対応したITエンジニアの仕事に転職する方法、リモートワークしやすいITエンジニアの職種、求められるスキルなどについてご紹介しました。

記事内で紹介している重要ポイントは、以下の通りです。

  • 「場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」という部分に着目した場合は、「テレワーク」「リモートワーク」2つの用語は同じ意味を表す
  • 「転職サイト」「転職エージェント」を活用することで、リモートワークが可能なITエンジニアの仕事に転職しやすい
  • 「Webエンジニア」「アプリエンジニア」「システムエンジニア」「インフラエンジニア」などの職種は、リモートワークで働きやすい
  • 「自立して問題解決できるスキル」「リモート環境でのツール活用スキル」などを提示することで、リモートワークで仕事に取り組めるスキルを提示できる

本記事の内容を参考にしながら、リモートワークが可能なITエンジニアへの転職を目指しましょう。

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