カレンダー通りの休みは年間休日何日?土日と祝日16日の足し算

求人票の休日欄に「カレンダー通り」とだけ書かれていることがあります。カレンダー通りの休みとは、暦の上の土曜・日曜・祝日が休みになるという意味で、法令の用語ではありません。年間で何日になるかは、その年の暦を数えて初めて出ます。
そのため、同じ「カレンダー通り」でも年ごとに日数が動きます。2026年を1月から12月までで数えると、土曜と日曜が104日、土日と重ならない祝日と休日が17日で、合計121日です*1。ただし、4月から3月までの年度で区切る会社もあるので、数える期間を先に決めてください。
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監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)
この記事のポイント
- 2026年を1月から12月までで数えると、カレンダー通りの休みは121日です*1。土曜と日曜の104日に、土日を外した祝日と休日17日を足した数になります。
- 祝日そのものは年16日ですが、日曜と重なれば別の日が休日になり、祝日に挟まれた平日も休日です*1。休みとして増える日数は、暦しだいで年ごとに動きます。
- 「カレンダー通り」は法令の用語ではないため、年末年始や夏季休暇が入るかは会社ごとに違います。求人票の休日欄に別の記載があるかどうかを、応募の前に読んでください。
1. カレンダー通りの休みは2026年で121日
カレンダー通りの休みは、2026年の1月1日から12月31日までで数えると121日です*1。土曜と日曜が104日あり、そこに祝日と休日のうち土日と重ならない17日が加わります。足し算は104+17=121で、手元のカレンダーから数えても同じ日数です。年度(4月から3月まで)で区切る会社では、同じ足し算でも合計が変わります。
ただし、「カレンダー通り」は求人票や社内で使われる言い方で、法令に定めのある言葉ではありません。指しているのは暦の土曜・日曜・祝日までで、年末年始や夏季休暇が自動で付いてくるわけではありません。同じ121日でも、休日欄の書き方しだいで実際の年間休日は上にも下にも動きます。まず暦のほうを数えてください。
実際、求人票の年間休日が121日を上回っているなら、同じ2026年の暦で数えているかぎり、その差は会社が独自に置いた休みです。下回っているなら、暦の土日か祝日のどこかが出勤日に入っています。どちらなのかは、休日欄の文字を読めば見分けが付きます。数字だけを見ても決まりません。
2. 2026年の土日は104日 祝日と休日は17日
1月から12月までの2026年で土曜と日曜を数えると、104日ありました。ここへ土日を外した祝日と休日の17日を足して121日です*1。日数の大半を占めるのは土日のほうで、祝日はそこへ乗る17日にとどまります。
そのため、求人票に「カレンダー通り」とだけあるときは、土曜と日曜の104日を先に数えてください。祝日の分は暦しだいで増えたり減ったりするので、土日のように一定ではありません。大きいほうを先に固定すれば、あとは祝日を足すだけで済みます。
具体的には、暦を数える作業そのものは、カレンダーの土曜と日曜に印を付けるだけで終わります。1月から順に印の数を足していくと、2026年は104日になりました*1。祝日は後から足すので、最初の数えでは無視してかまいません。数える順を分けると間違いが減ります。
ただし、104日は2026年の暦を数えた結果で、どの年も同じとは限りません。曜日の並びしだいで土日の数は前後します。2027年については2026年と同じ104日でした*1。応募する年の暦で数え直してください。
3. 祝日は年16日でも休みが16日増えるとは限らない
国民の祝日に関する法律では、年間に計16の日が「国民の祝日」と定められています*1。日付や算出方法で決まっているため、同じ祝日でも年によって曜日が変わります。土曜に当たった年は休みが増えず、日曜に当たった年はその後のもっとも近い平日が休日です(第3条第2項)。前日と翌日の両方が祝日である平日も、休日として扱われます(第3条第3項)。
そのため、2026年に内閣府が配っている一覧には、16の祝日へ5月6日と9月22日を加えた18日が載りました*1。5月3日の憲法記念日が日曜に当たるので、5月6日が休日に入っています。9月21日の敬老の日と9月23日の秋分の日に挟まれているため、9月22日も休日です。5月6日と9月22日は祝日そのものではありません。
実際、18日のうち日曜と重なるのは5月3日だけで、土曜と重なる祝日は0日でした*1。この1日を引いた17日が、土日と別に休める日になります。104日へ足されるのはこの17日で、合計121日という数が出ました*1。数えるときは16ではなく17を足してください。
ただし、祝日が16日である点は毎年変わりません*1。変わるのは曜日の並びのほうで、日曜に当たる祝日が多い年ほど振替の休日が増えます。逆に土曜に当たる祝日が多い年は、休みとして増える日数が減ります。16という数字だけでは年間休日を出せません。
あわせて読みたい | 年間休日125日の内訳|祝日は休みか出勤か
4. 121日のうち祝日は17日 2027年は16日に減る
2026年の121日を土日と祝日に割ると、祝日と休日のほうは17日です*1。残りの104日は土曜と日曜で、こちらは2027年も104日でした*1。年をまたいで増減するのは祝日のほうだけです。
ただし、2027年に減るのは祝日のほうで、土曜と日曜の104日は動きません。土日と重ならない祝日が16日になり、合計は120日です*1。121日と120日の違いは小さく見えても、求人票に載る年間休日の数字としては別の数になります。数える年を先に決めてください。
そのため、年間休日が121日と書かれていても、その数字が2026年の暦から出たものとは限りません。募集要項の更新日と、休日欄に書かれた年の表記を見てください。年をそろえずに並べると、1日の差が会社ごとの差に見えてしまうためです。比べる前に年をそろえます。
実際、121日と120日のどちらも、暦の並びから出てきた数字です*1。会社の方針で決まったものではないので、求人票の書き方が変わっても数え直せば同じ答えになります。暦を数える作業と、会社が足す休みを聞く作業は分けてください。混ぜると数が合いません。
5. 手元のカレンダーで数える5つの手順
カレンダー通りの休みを自分で数えるときは、大きいほうから順に積んでいきます。まず土曜と日曜、次に土日と重ならない祝日、最後に会社が決める年末年始や夏季休暇です。下の表には2026年の数字を入れました。
2026年(1月から12月まで)で数えたときの5つの手順
| 手順 | 数えるもの | 2026年の日数 |
|---|---|---|
| 1 | 土曜と日曜を数える | 104日 |
| 2 | 内閣府の一覧から祝日と休日を拾う | 18日 |
| 3 | 2のうち日曜に当たる5月3日を引く | 17日 |
| 4 | 1と3を足す | 121日 |
| 5 | 会社の年末年始と夏季休暇を足す | 求人票の休日欄で見る |
そのため、手順2でつまずいたら、内閣府が公開している祝日の一覧をそのまま開いてください*1。月日が並んでいるので、土曜と日曜に当たる行へ印を付けるだけで手順3が終わります。印の付いた行を数から外せば、残りが17日です。数える道具は紙のカレンダーでも間に合います。
ただし、手順5だけは暦から出せません。会社が決める休みなので、求人票の休日欄か就業規則を読むしかありません。年末年始と夏季休暇のどちらも書かれていないときは、面接で期間を聞いてください。ここまでで年間休日の内訳がそろいます。
実際、手順1から手順4までは暦だけで終わるので、どの会社の求人を見ても数字は同じです。会社ごとに変わるのは手順5だけで、ここに年末年始と夏季休暇が入ります。同じ年の求人を並べたとき、差が出るのは手順5の部分です。見る場所は1か所で済みます。
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6. 年末年始と夏季休暇が入るかは会社ごとに違う
カレンダー通りの休みに年末年始が入るかどうかは、法令では決まっていません。休日欄に年末年始の記載があるかどうかで、まず見分けます。休日欄の書き方によって、読み取れることが変わります。
休日欄の書き方と読み取れること
- カレンダー通りだけ:土日と祝日のほかは書かれていません。年末年始や夏季休暇が別にあるかどうかは、この欄からは分かりません。
- カレンダー通り+年末年始:暦の休みに会社の休みが加わります。2026年の暦で数えたなら、121日より多くなります。
- 年間休日の日数が併記:会社が数えた合計が先に出ています。121日と比べれば、暦のほかに何日分の休みがあるかが出ます。
そのため、休日欄が「カレンダー通り」の一言で終わっているときは、年末年始の扱いが読み取れません。面接では「年末年始は何日から何日まで休みになりますか」と、期間で聞いてください。期間で聞けば、暦の休みと会社の休みが混ざらずに済みます。夏季休暇も同じ聞き方でそろいます。
逆に、休日欄に年末年始や夏季休暇が書かれていれば、暦の121日へその日数を足すだけです。求人票に年間休日の数字が併記されていれば、足し算の答え合わせにもなります。2つの数が合わないときは、どちらの期間で数えたのかを聞いてください。先に暦を数えておけば、この確認は一度で終わります。
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7. よくある質問
Q1. カレンダー通りの休みは毎年121日になりますか
A. いいえ、年ごとに変わります。2026年は121日、2027年は120日です*1。土曜と日曜はどちらの年も104日ですが、土日と重ならないほうの祝日が17日から16日へ減るためです。
Q2. 年度で数える会社ではどうなりますか
A. 4月から3月までで区切ると、暦どおりの1年で数えた121日とは合計が変わります。期間の区切りが違えば、中に入る祝日の数も変わるためです。求人票の年間休日がどの期間を指しているかは、募集要項で見てください。
Q3. 「カレンダー通り」に年末年始は含まれますか
A. 会社によって違います。暦の土曜・日曜・祝日を指す言い方なので、会社の休みが自動で付いてくるとは限りません。休日欄に別の記載が無ければ、面接で何日から何日までかを聞いてください。
Q4. 土曜に祝日が重なったらどうなりますか
A. その年の休みは増えません。休日が置かれるのは祝日が日曜に当たったときで(第3条第2項)、土曜にはこの決まりがありません*1。2026年に土曜と重なった祝日は0日だったため、減る分もありませんでした*1。
Q5. 祝日の一覧はどこで数えればよいですか
A. 内閣府の「国民の祝日について」というページから、祝日と休日の月日の一覧をたどれます*1。年ごとに月日が並んでいるので、印刷して土日にあたる行へ印を付けられます。2026年の一覧は18日で、そこから日曜に当たる5月3日を引いた17日が土日と別に休める日です*1。
8. まとめ:2026年のカレンダー通りは121日
この記事のまとめ
- カレンダー通りの休みは暦の土曜・日曜・祝日を指す言い方で、法令に定めはありません。
- 2026年を1月から12月までで数えると、土曜と日曜104日に土日を外した祝日と休日17日を足して121日です*1。
- 祝日は年16日ですが、日曜と重なれば別の日が休日になり(第3条第2項)、祝日に挟まれた平日も休日です(第3条第3項)*1。
- 2027年は土日と重ならない祝日が16日に減り、合計は120日になります*1。
- 年末年始と夏季休暇が入るかは会社ごとに違うので、求人票の休日欄と就業規則を読んでください。
そのため、次に求人票を開いたら、休日欄の文字と年間休日の数字を並べて読んでください。両方そろっていれば、暦のどこまでが休みなのかがその場で分かります。片方しか無ければ、聞くことを1つに絞って面接へ持っていきます。
※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。
出典・参考情報
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