リモートワーク転職で自分らしく リラシク
  1. リモートワーク 転職で自分らしく「リラシク」
  2. リラシクコラム
  3. 退職日と入社日が月の途中|厚生年金の保険料は入社先で払う

退職日と入社日が月の途中|厚生年金の保険料は入社先で払う

退職日と入社日が月の途中|厚生年金の保険料は入社先で払うのイメージ写真

退職日と入社日が同じ月の途中なら、その月の厚生年金保険料は入社した会社で払います*1。前の会社で納めるのは、辞めた日の翌日がある月の前月分までです*1*3。月末に辞めると、前の会社が退職した月の分まで納めます*1。

退職日と入社日のあいだに1日でも空白があれば、その期間は国民年金の第1号被保険者(保険料を自分で払う人)になる手続きが要ります*2。月末までに入社していれば、その月の国民年金保険料は要りません*2。健康保険の資格を失う日も、厚生年金保険と同じ、辞めた日の翌日です*3。

Relasic(株式会社LASSIC運営)|リモートワーク対応の転職支援

監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

辞めた日の翌日に入社しないと国民年金の手続きが要る この記事の要約 辞める日と入社日のあいだに空白の日はあるか 空白なし 辞めた日の翌日が入社日です。 国民年金の手続きは要りません。 1日でも空く 空いた期間は国民年金の第1号被保険者です。 手続きが要ります。 月末までに入社すれば、その月の国民年金保険料は要りません *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • 同じ月の途中で辞めて入社すると、その月の厚生年金保険料は入社先の給与から引かれます*1。4月15日に辞めて翌日に入社した人なら、前の会社の分は3月分で終わります*1。
  • 辞める日と入社日のあいだが1日でも空くと、国民年金の手続きが要ります*2。その月の末日までに入社していれば、国民年金保険料は納めずに済みます*2。
  • 前の会社の健康保険と厚生年金保険から外れるのは、どちらも辞めた日の翌日です*3。月末に辞めた人は、退職した月の分まで前の会社で厚生年金保険料を納めます*1。

リモートワーク対応の正社員求人|Relasic(株式会社LASSIC運営)

リモートワーク対応の正社員求人は、入社日を決める前から見比べられます。

リモートワーク対応の正社員求人を見る →

1. 退職と入社が同じ月なら厚生年金保険料は入社先で払う

月の途中で辞めて同じ月のうちに次の会社へ入れば、その月分の厚生年金の保険料は入社先で納めます*1。入社日に入社先の厚生年金保険に加入する資格を得て、資格を得た月の分から保険料を払うためです*1。前の会社は、資格を失う日(退職日の翌日)が属する月の前月分までを納めます*1*3。退職した月の分を、前の会社と入社先の両方で納めることはありません*1。

具体的には、入社先の会社が給与から被保険者負担分(本人が負担する分)を差し引きます*1。そこへ会社負担分を合わせ、翌月末までに国へ納めるのも入社先の会社です*1。入社後に、自分で厚生年金保険料を払い込む手続きはありません*1。

実際、厚生年金保険料は日数ではなく月単位で計算します*1。4月15日に辞めて翌日に入社した人は、4月の後半しか在籍しない入社先で4月分をまるごと払います*1。前の会社の分が3月分で終わるのは、資格を失う日が4月16日で、4月に属するからです*1*3。

空白があっても、同じ月のうちに入社すれば、その月分を入社先で払う点は変わりません*1。たとえば4月15日に辞めて4月の後半に入社する人も、資格を得た月が4月なので、4月分は入社先の給与から引かれます*1。空白の日については、これとは別に国民年金の手続きが要ります*2。

2. 前の会社の資格を失うのは退職日の翌日

まず、前の会社の健康保険と厚生年金保険から外れるのは、辞めた日そのものではなくその翌日です*3。3月31日付けで退職した人なら、4月1日に資格を失います*3。入社先の資格は入社日から始まるので、4月1日に入社すれば、厚生年金保険の加入が途切れる日はありません*1。

資格を失う日と入社日が同じ月なら厚生年金保険料は入社先で払う 退職日 前の会社を辞める日 翌日 前の会社の資格を失う日 入社日 入社先の資格を得る日 月末 この月の厚生年金は入社先 資格を失う日が属する月の前月分まで前の会社で厚生年金を納める

ただし、月末の前日に辞めると、資格を失う日はその月の末日になり、その月の分は前の会社では納めません*1*3。月末に辞めた場合との差は1日でも、前の会社で納める最後の月は1か月早まります。その月の分は、月末までに入社すれば入社先で、入社が次の月以降なら国民年金で払います*1*2。辞める日の候補が月末の前後にあるときは、その翌日がどの月に入るかを見てください。

あわせて読みたい | 健康保険の切り替え|退職から入社までの窓口

3. 空白が1日でもあれば国民年金の手続きが要る

一方、会社を辞めてしばらく次の会社に入らない期間は、第1号被保険者として国民年金の手続きをし、国民年金保険料を納めます*2。3月末に辞めて4月1日から就職しない人なら、4月1日から第1号被保険者です*2。4月15日に辞めて4月16日から就職しない人は、その日から第1号被保険者で、4月末の時点でも第1号被保険者なら4月分の保険料から納めます*2。

ただし、同じ4月のうちに入社する場合は違います。3月31日に辞めて4月16日に入社した人は、4月1日から4月15日までが第1号被保険者、4月16日からが第2号被保険者(会社員)です*2。4月末の時点で第2号被保険者なので4月分の国民年金保険料は納めずに済みますが、4月1日付けで第1号被保険者になる手続きはしなければなりません*2。

つまり、国民年金保険料を納めるかどうかは、その月の末日にどちらの被保険者かで分かれます*2。月末に第1号被保険者ならその月の分を納め、第2号被保険者なら納めません*2。これに対して手続きは、入社日が辞めた日の翌日でない限り、空白が1日だけでも省けません*2。

そのため、日付の候補が決まった段階で、辞めた日の翌日から入社日の前日までの日数を数えます。この日数が0日なら国民年金の手続きは要らず、1日でもあれば手続きの予定を入れてください*2。

4. 辞める日と入社する月の組み合わせは4通り

資格を失う日がある月の年金の保険料をどこで払うかと、国民年金の手続きが要るかは、辞める日が月末か月の途中かと、入社する月の2つで決まります。入社する月は、資格を失う日と同じ月か、その次の月以降かで分けます。たとえば3月31日に退職するなら、翌日の4月1日と同じ4月中に入社するかどうかです。オレンジの線で囲んだ左上が、辞める日と入社日がどちらも同じ月の途中にある組み合わせです。

入社が次の月以降にずれると、あいだの月は国民年金で納める その月は入社先で払う 前の会社は前月分までです。 空白があれば国民年金の手続きが要ります。 その月は国民年金 退職した月の分を自分で納めます。 手続きも要ります。 翌月から入社先で払う 前の会社は退職した月の分までです。 翌月1日に入社すれば手続きは不要です。 翌月は国民年金 退職した翌月の分を自分で納めます。 手続きも要ります。 月 の 途 中 で 退 職 月 末 に 退 職 退職日の翌日と同じ月に入社 その次の月以降に入社 月の途中で辞めると、退職した月の分は前の会社では納めません

右の列の2つでは、どちらも国民年金保険料を自分で納める月が出ます*2。入社日が次の月以降なら、辞める日を月末へ動かすと、その月は前の会社で厚生年金の保険料を納めるため、自分で納める月が1か月減ります*1*2。動かせるかどうかは、引き継ぎの予定とあわせて上司に聞いてください。

一方、左の列にあたる人は、どの月も前の会社か入社先のどちらかで厚生年金保険料を納めます*1。空白を作らない入社日は、月末に辞めるなら翌月1日、月の途中で辞めるなら辞めた日の翌日です。空白の日があっても、入社日が資格を失う日と同じ月にあれば左の列に入ります*1。

5. 4月15日退職も3月31日退職も前の会社の厚生年金は3月分まで

辞める日が半月違っても、前の会社の厚生年金保険料が同じ月で終わることがあります。3月31日に辞めた人は4月1日に、4月15日に辞めた人は4月16日に資格を失うので、どちらも前の会社で納めるのは3月分までです*1*3。違いが出る場合があるのは、月末に辞めた人の最後の給与です*1。

辞める日の例ごとに見た、前の会社で納める厚生年金保険料

退職日の例資格を失う日前の会社で納める分補足
4月15日(月の途中)4月16日3月分まで退職した4月の分は前の会社では納めない
3月31日(月末)4月1日退職した3月の分まで給与の締切日によって、退職時の給与から前月分と当月分の2か月分が引かれる場合がある
入社した月のうちに退職辞めた日の翌日その月の分も納める同じ月に次の加入先があれば、その月の分は不要になり会社から返される

そのため、月末に辞める人は、最後の給与明細の厚生年金保険料の欄を前の月の明細と並べて見てください。金額が前の月と違うときは、給与の締切日がいつかを前の会社の担当者に聞けば、何月分が引かれたかが分かります。3月31日付けで辞める場合、前の会社の給与から引かれるのは3月分までです*1。

ただし、入社した月のうちに辞めた場合は、同じ月に資格を得て失うため、その月も厚生年金保険料を納めます*1。同じ月のうちに次の会社の厚生年金保険か国民年金の資格を得れば、先に失ったほうの厚生年金保険料は要りません*1。その場合は年金事務所から会社へ還付のお知らせが届き、本人が負担した分は会社から本人へ返されます*1。

6. 退職日を伝える前に空白の日数を数える

前の会社に辞める日を伝える前に、次の4つを済ませておいてください。

辞める日と入社日を決める前の4つの作業

  • 空白を数える:辞めた日の翌日から入社日の前日までを数えます。1日でもあれば、国民年金の手続きを予定に入れてください。
  • 入社する月を書く:入社が辞めた日の翌日と同じ月か、次の月以降かを書き出します。同じ月なら、その月の厚生年金保険料は入社先で払います*1。
  • 自分で納める月を控える:入社が次の月以降なら、国民年金保険料を自分で納める月が出るので、その月をメモしておきます*2。
  • 健康保険の加入先を決める:空白の期間にどの健康保険へ入るかは、退職前に決めておいてください。

まず、入社日を辞める日の翌日に合わせられるかを、内定の段階で入社先に聞いてください。入社日が先に決まっているなら、その前日に辞められるかを前の会社に相談します。辞める日が先に決まっている場合も、入社がその翌日と同じ月のうちなら、自分で国民年金保険料を払う月はできません*1*2。引き継ぎの都合で日付が動いたときは、そのたびに空白の日数と入社する月を数え直してください。

あわせて読みたい | 入社日の決め方|引き継ぎと選考のあいだ

7. よくある質問

Q1. 退職日の翌日に入社すれば国民年金の手続きは要りませんか

A. 要りません。前の会社の資格を失う日に入社先で厚生年金保険の資格を得るので、会社に入っていない日が1日もできません*1。第1号被保険者の手続きが要るのは、次の会社に入るまでに空く期間があるときです*2。

Q2. 月の途中で辞めて翌月に入社すると退職した月の年金保険料はどうなりますか

A. 退職した月の分は、国民年金保険料として自分で納めます*2。前の会社は前月分まで、入社先は入社した月の分から払うので、退職した月はどちらの会社も払いません*1。辞めた日の翌日から第1号被保険者になるので、その手続きも要ります*2。

Q3. 月の途中で入社した月の厚生年金保険料は日割りになりますか

A. なりません。厚生年金保険料は月単位で計算するので、入社日が月の後半でも、資格を得た月の分として1か月分を払います*1。前の会社の分も月単位で区切られ、資格を失う日が属する月の前月分で終わります*1*3。

Q4. 健康保険も退職日の翌日に前の会社の資格を失いますか

A. はい、健康保険も厚生年金保険と同じく、前の会社の資格を失うのは辞めた日の翌日です*3。ただし、健康保険料を何月分まで前の会社で納めるかは、前の会社で加入していた健康保険の案内で調べてください。3月31日付けの退職なら、4月1日から前の会社の健康保険の加入者ではありません*3。

Q5. 前の会社の資格喪失届は自分で出しますか

A. 自分では出しません。資格喪失届(従業員が健康保険と厚生年金保険の資格を失ったことを届け出る書類)は、退職などの事実が起きてから5日以内に事業主が出します*3。この届に書く資格を失った日付も、辞めた日の翌日です*3。

あわせて読みたい | 資格確認書とは?転職で届く時期と保険証との違い

8. まとめ:退職日の翌日と入社日を並べてから日付を決める

退職日と入社日で決まる保険料と手続き

  • 退職日と入社日が同じ月の途中なら、その月の厚生年金保険料は入社先で払います*1。
  • 前の会社で納めるのは、資格を失う日(退職日の翌日)が属する月の前月分までです*1*3。
  • 1日でも空白があれば国民年金の手続きが要り、その月のうちに入社すればその月の国民年金保険料は要りません*2。
  • 月の途中で辞めて入社が次の月以降になると、退職した月の分は国民年金保険料として自分で納めます*2。
  • 辞める日が月末なら、資格を失うのは翌月1日で、前の会社の厚生年金保険料は退職した月の分まで続きます*1*3。

辞める日と入社日の候補が出たら、その月の月末も含めた3つの日付を書き出し、空白の日と入社する月を見てから前の会社に伝えてください。

辞める日が決まったら次の職場の求人を見比べる

Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。掲載しているのは正社員の求人で、働き方はフルリモートとハイブリッドの両方です。辞める日と入社日を調整しながら、応募先の候補を並べておく使い方もできます。

会員登録は無料です。リモートワーク求人の情報を受け取れます

※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 日本年金機構「月の途中で入社したときや、退職したときは、厚生年金保険の保険料はどのようになりますか。」(2026年確認)
*2 日本年金機構「会社を退職したときの国民年金の手続き」(2026年確認)
*3 日本年金機構「従業員が退職・死亡したとき(健康保険・厚生年金保険の資格喪失)の手続き」(2026年確認)

転職ノウハウ その他の記事

もっと読む 〉
上部に戻る