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リモートワークとは?テレワーク・在宅勤務との違いと出社頻度を徹底解説【2026年最新】

リモートワーク・テレワーク・在宅勤務の違いを解説する記事のアイキャッチ画像

金曜の夜、満員電車のドア横に押しつけられながら、ふと思うことはありませんか。「この通勤、いつまで続けるんだろう」。窓に映る自分の顔を見て、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。働く場所は、もう「会社」だけではありません。総務省『令和6年通信利用動向調査』(2025年5月公表)によれば、日本企業の47.3%が制度としてテレワークを取り入れています。
本記事では、リモートワークの正確な定義、テレワーク・在宅勤務との違い、フルリモートとハイブリッドの境界、出社頻度の6段階分類、向いている職種、求人選びの視点まで、公的データと現場の実態を、ひとつのストーリーとしてお届けします。読み終えるころには、自分に合う働き方の輪郭が、はっきり見えているはずです。

この記事のポイント

  • リモートワーク・テレワーク・在宅勤務・ハイブリッドワーク・フルリモートの違いを公的定義で整理します
  • 2025〜2026年公表の最新統計から、リモートワークがどこまで定着したかを読み解きます
  • 出社頻度6段階の分類、向いている職種、求人選びの3視点まで、転職前に知っておきたい全体像を解説します
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目次

1. リモートワークとは|定義と3つの形態をひとことで整理

  1-1. テレワークとリモートワーク|行政用語と民間用語の違い

  1-2. テレワークの3形態|在宅勤務・モバイルワーク・施設利用型勤務

  1-3. 在宅勤務との関係|在宅勤務はリモートワークの一形態

2. リモートワークの普及率|2025〜2026年の最新データで読む実態

  2-1. 導入率と実施率は別の指標

  2-2. 出社回帰の流れと、定着の本質

3. リモートワークの5つのメリット|経験者1,005名の本音を調査で確認

  3-1. 地方移住・二拠点生活という選択肢

4. リモートワークの5つのデメリットと、現実的な対策

  4-1. 厚生労働省ガイドラインが求めるもの

5. 出社頻度で見るリモートワークの6段階

  5-1. 「リモート可」の実態を確かめる

6. リモートワークに向いている職種・人

  6-1. リモートワークに向いている人の特徴

7. リモートワーク求人を選ぶ|入社後ギャップを避ける3つのチェックポイント

  7-1. 視点1:出社頻度を「数字」で確認する

  7-2. 視点2:「制度の有無」より「運用実態」を聞く

  7-3. 視点3:労務管理の整備状況を見る

8. リモートワークに関するよくある質問

9. まとめ:リモートワークは「選び方」の時代へ

1. リモートワークとは|定義と3つの形態をひとことで整理

リモートワーク・テレワーク・在宅勤務の定義と関係性を整理した図

リモートワークとは、オフィスに出社せず、情報通信技術(ICT)を活用して自宅・サテライトオフィス・移動先などで業務を行う勤務形態の総称です。厚生労働省は同様の働き方を「テレワーク」と呼び、ICTを活用して時間や場所を有効活用する柔軟な働き方と定義しています※1。総務省の令和6年通信利用動向調査では、テレワーク導入企業の割合は47.3%で※2、日本企業の半数近くが制度として保有しています。リモートワークは「特別な働き方」ではなく「選択できる働き方」として、すでに社会に定着しました。

1-1. テレワークとリモートワーク|行政用語と民間用語の違い

「テレワーク」と「リモートワーク」は、意味としてはほぼ同義です。違いは、どこで使われるかにあります。テレワークは「tele(離れた)+work(働く)」を組み合わせた造語で、政府・行政が使う公式用語です。総務省と厚生労働省は、企業や自治体の施策、労務管理においてこの言葉を一貫して用いています※1。一方、リモートワークは民間企業や働く方々が日常的に使う口語的な表現です。求人票・社内制度・行政文書では「テレワーク」、SNSや会話では「リモートワーク」が選ばれやすいと整理すると、混乱なく使い分けられます。

1-2. テレワークの3形態|在宅勤務・モバイルワーク・施設利用型勤務

総務省はテレワークを次の3つの形態に分類しています※3。在宅勤務は自宅を就業場所とする働き方で、現在のリモートワークの中心的な形です。モバイルワークは移動中・出先・カフェなど施設に依存しない働き方で、営業職や外勤の方々と親和性があります。施設利用型勤務は、サテライトオフィス・テレワークセンター・コワーキングスペースなど、自宅でも本社でもない第三の拠点で働くスタイルです。「リモートワーク=在宅」と捉えられがちですが、現実にはこの3形態の組み合わせで運用されています。

1-3. 在宅勤務との関係|在宅勤務はリモートワークの一形態

在宅勤務は、自宅で仕事をする働き方を指す具体的な用語です。リモートワークやテレワークが「オフィス以外の場所で働くこと」の総称であるのに対し、在宅勤務は「自宅で働くこと」に限定された言葉です。コロナ禍以降、テレワークの中心的形態として在宅勤務が普及したため、現場では「テレワーク=在宅勤務」と捉えられることが増えました※3。求人票で「在宅勤務可」と書かれている場合は、自宅での就業を前提とした制度を指していると理解できます。

表1:リモートワーク関連用語の整理

用語定義主な使われ方
テレワークICTを活用し、時間や場所を有効活用する柔軟な働き方(厚生労働省定義)政府・自治体・公的文書
リモートワークオフィスから離れた場所で働く形態の総称。テレワークとほぼ同義民間企業・日常会話・求人票
在宅勤務自宅を就業場所とする働き方。テレワークの一形態労務管理・人事制度
モバイルワーク移動中や出先など、施設に依存しない働き方営業・外勤・出張中
サテライトオフィス勤務本社以外の拠点や共用施設で働く形態地方拠点・共用施設利用
ハイブリッドワーク出社とリモートを組み合わせた働き方週○日出社の社内制度
フルリモート原則すべての勤務をリモートで行う形態地方在住者・在宅中心の勤務
ワーケーション休暇先で仕事を行う、休暇と仕事を融合させた形態観光地・リゾート地での勤務

厚生労働省・総務省の公的定義と、求人票や日常会話で使われる慣用表現を一覧化したものです。「テレワーク」は行政用語、「リモートワーク」は民間用語と整理できます。在宅勤務・モバイルワーク・サテライトオフィス勤務はテレワークの下位分類にあたります。ハイブリッドワークとフルリモートは出社頻度による分類で、後者は「ほぼ出社なし」を意味します。ワーケーションは2020年代以降に広がった概念で、地方自治体が観光振興と組み合わせた施策として推進している例もあります。

2. リモートワークの普及率|2025〜2026年の最新データで読む実態

新型コロナウイルス感染症の流行で一気に広がったリモートワークは、その後どう変化したのでしょうか。総務省の令和6年通信利用動向調査(2025年5月公表)によると、テレワークを導入している企業の割合は47.3%と、前年に続き微減しました※2。一方で、導入目的は「新型コロナウイルス感染症への対応」が減り、「勤務者のワークライフバランスの向上」「業務の効率性(生産性)の向上」が増加しています。つまり、「感染対策のための一時的な制度」から「働きやすさと生産性を両立する常設制度」へと、位置づけそのものが変わったのです。

表2:日本のテレワーク導入率の推移(総務省 通信利用動向調査)

調査時点テレワーク導入企業の割合
令和3年(2021年)51.9%
令和4年(2022年)51.7%
令和5年(2023年)49.9%
令和6年(2024年)47.3%

総務省の通信利用動向調査をもとに、テレワーク導入企業の割合の推移をまとめたものです。コロナ禍直後の50%超から、令和6年は47.3%まで低下しており、出社回帰の流れが数字に表れています。ただし依然として日本企業の半数近くが制度として保有しており、リモートワークが社会的に定着したことが分かります。導入「率」と実際の「実施率」は別物で、制度はあっても活用されていないケースも含まれる点に注意が必要です。求人を選ぶ際は、制度の有無だけでなく、実際の運用状況を確認することが重要になります。

2-1. 導入率と実施率は別の指標

注意したいのは、「導入率」と「実施率」が別の指標であるという点です。導入率は「制度として持っている企業の割合」、実施率は「実際に働く方々がリモートで働いている割合」を指します。「制度として導入している」ことと「全社員が日常的に実施している」ことは同じではありません。導入企業の中には、対象者や実施頻度が限定的なケースも含まれます。求人を探すときは「テレワーク制度あり」という表記だけでなく、実際に何日リモートで働けるか、自分の職種・部署で実績があるかを面談で確認することが、ミスマッチを防ぐ近道です。

2-2. 出社回帰の流れと、定着の本質

2023年以降、一部の大手企業が出社回帰を打ち出し、メディアでも頻繁に取り上げられました。総務省のデータでも、令和3年の51.9%から令和6年の47.3%まで、緩やかに導入率が低下しています※2。しかし、これを「リモートワーク終焉」と読むのは早計です。導入目的が「感染対策」から「ワークライフバランスの向上」「業務効率の向上」に変わったということは、企業がリモートワークを戦略的な人材確保策・働き方改革の柱として位置づけ直したことを意味します。減ったのは「とりあえずのテレワーク」であり、残ったのは「意図して設計されたテレワーク」です。

3. リモートワークの5つのメリット|経験者1,005名の本音を調査で確認

テレリモ総研の「リモートワークのメリット・デメリットに関する調査」(2026年2月25〜27日実施、n=1,005)では、リモートワーク経験者1,005名の回答が集計されています※4。最も多かったメリットは「通勤時間を有効活用できる」(71.0%)で、年代が上がるほど選択率が高くなる傾向が示されています。20代では60.9%、60代では80.0%と、その差は約19ポイントです。働き方の自由を「価値」として実感する度合いは、ライフステージとともに変化することが分かります。

表3:リモートワークの主なメリット(テレリモ総研 2026年調査)

順位メリット主な恩恵
1位通勤時間を有効活用できる(71.0%)睡眠・家族・学習・運動の時間が増える
2位通勤の疲労・ストレスがない満員電車・長時間移動から解放される
3位家族との時間が増える育児・介護との両立がしやすくなる
4位働く場所を自由に選べる地方移住・二拠点生活が現実的になる
5位業務に集中しやすい突発的な依頼や雑談で中断されにくい

テレリモ総研「リモートワークのメリット・デメリットに関する調査」(2026年、n=1,005)の結果を整理したものです。1位の「通勤時間の有効活用」は世代を超えて支持されており、特に40代以上での選択率が高くなっています。3〜4位は生活設計に直結する要素で、育児・介護・地方移住を考える方々にとって、リモートワークは単なる働き方ではなく人生設計の選択肢になっています。5位の集中しやすさは、生産性向上を理由にリモート制度を維持する企業の判断と整合する結果です。

3-1. 地方移住・二拠点生活という選択肢

リモートワークの普及によって、住む場所と働く場所を切り離すことが現実的になりました。国や地方自治体は、テレワークを地方創生や人材確保の手段としても位置づけ、移住・就労の支援に取り組んでいます。地方自治体の中には、テレワーク移住者を対象とした補助金や住宅支援、コワーキングスペースの整備を進めるところもあり、生活コストを抑えながら都市部の仕事を続けるという選択が、特別なものではなくなりつつあります。

4. リモートワークの5つのデメリットと、現実的な対策

メリットがある一方、リモートワークには固有の課題もあります。テレリモ総研の同調査では、デメリットも具体的に明らかになりました※4。重要なのは、これらの課題が「リモートワークそのものの欠陥」ではなく、「設計と運用の工夫で軽減できるもの」だという点です。

表4:リモートワークの主なデメリットと対策

順位デメリット現実的な対策
1位対面でのコミュニケーションが減る定期的な1on1、雑談チャンネルの設置、月数回の出社日設定
2位仕事とプライベートの切り替えが難しい勤務時間の明確化、就業前後のルーチン化、仕事専用スペースの確保
3位運動不足になりやすい朝の散歩、スタンディングデスク、休憩時間の運動を習慣化
4位評価が見えづらいと感じる成果指標の明文化、定期的な進捗共有、貢献の可視化
5位孤独感を感じるチームイベント参加、コワーキングスペース活用、業務外の交流

テレリモ総研の調査結果に、運用上の対策を加えて整理したものです。「対面コミュニケーションが減る」というデメリットでは、フル出社者で59.6%、フルリモート者で36.1%の選択率となり、出社頻度が高い人ほど課題として挙げる傾向が確認されました。2位以降の課題は、企業側の制度設計(労務管理・評価制度・コミュニケーション設計)と、個人側の生活設計(時間・空間・運動の管理)の両面で対応できる性質のものです。

4-1. 厚生労働省ガイドラインが求めるもの

厚生労働省は2024年9月に「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」のパンフレットを更新し、労務管理・健康管理・労働時間管理の留意点を明示しました※5。長時間労働の防止、業務とプライベートの切り分け、コミュニケーション不足への対応など、デメリットに対応する具体的な指針が示されています。求人を探す際は、企業がこのガイドラインに沿った制度運用を行っているかを確認することが、入社後の働きやすさを左右します。

5. 出社頻度で見るリモートワークの6段階

「フルリモート」と「ハイブリッド」の2分類では、実態を表現しきれません。求人票に「リモート可」と書かれていても、その意味は企業によって大きく異なります。月1回出社のフルリモートに近い形から、週3〜4日出社の出社中心型まで、現実にはグラデーションがあります。次の6段階の分類を知っておくと、求人選びの精度が一段上がります。

表5:出社頻度で見る働き方の6段階分類

段階リモート比率の目安具体的な働き方向いている方
フルリモート100%出社なし。海外含めて居住地の制約なし地方在住の方、育児や介護を担う方
ほぼフルリモート90〜95%月1〜2回の出社や会議のみ遠方居住で年数回の通勤が可能な方
リモート中心型70〜80%週4〜5日リモート、週1〜2日出社都市部に住み、対面も大切にしたい方
バランス型ハイブリッド50〜60%週2〜3日リモート、週2〜3日出社仕事と生活の両立を重視する方
出社中心型20〜40%週1〜2日リモート、週3〜4日出社対面で学ぶことを重視する方
フル出社0%原則毎日出社オフィス環境で力を発揮する方

リモートワーク経験者の働き方を、出社頻度のレンジで6段階に分類したものです。テレリモ総研の調査では、リモートワーク経験者1,005名のうち、フルリモート勤務は166名、ハイブリッド勤務は433名、フル出社は406名と分布しています※4。求人票に「リモート可」と記載があっても、実態としてどの段階に位置するかを面談で確認することが、入社後ギャップを避ける最も確実な方法です。出社とリモートを組み合わせるハイブリッド型が最も多い働き方ですが、職種や企業によって設計は大きく異なります。

5-1. 「リモート可」の実態を確かめる

求人票の「リモートワーク可」「テレワーク制度あり」という表記は、入社後の実態とは別物のことがあります。「テレワーク制度あり」と記載されていても、対象者や実施頻度は企業ごとに大きく異なります。「制度としては導入されているが、自分の所属予定部署では実施実績がまだない」というケースは珍しくありません。応募時には「同じ職種の方は週何日リモートで働いていますか」と踏み込んで聞くことで、入社後の暮らしのリアルが見えてきます。

6. リモートワークに向いている職種・人

すべての職種がリモートワークに適しているわけではありません。職種特性と業務内容によって、リモートで完結できる範囲は大きく変わります。一方、業務内容に加えて「働く人の特性」もリモートワークの成否を左右します。職種と人、両方の観点から整理します。

表6:職種別リモートワークの親和性

親和性職種例理由
非常に高いITエンジニア、Webデザイナー、ライター、編集者成果物がデジタルで完結し、PCとネット環境があれば作業可能
高いマーケター、コンサルタント、企画職、人事・経理(一部)会議・資料作成・分析が中心で、オンラインで完結しやすい
中程度営業職、カスタマーサクセス顧客との関係性次第。オンライン商談が浸透している企業では可能
限定的製造、医療、物流、対面接客、現場監督物理的な現場対応が必須で、リモート化が難しい

業務特性とデジタル化の進度から、職種別のリモート親和性を整理したものです。ITエンジニアやWeb系職種は成果物がデジタルで完結するため、現在もフルリモート求人が多く存在します。営業職は顧客先訪問を含むためグレーゾーンですが、オンライン商談が定着した業界ではハイブリッド型が増えています。製造・医療・物流・対面接客は物理的な現場対応が必須で、リモート化が構造的に難しい職種です。職種選択の段階で、リモート可能性は大きく決まります。

6-1. リモートワークに向いている人の特徴

職種だけでなく、働く方の特性もリモートワークの成否に影響します。自己管理が得意で、誘惑のある自宅環境でも集中できる方、文字でのコミュニケーションを苦にしない方、報告・連絡・相談を自発的に行える方は、リモートワークで力を発揮しやすい傾向にあります。逆に、対面で刺激を受けながら働きたい方、雑談から発想を得るタイプの方、上司や同僚と物理的に近い距離で働きたい方は、ハイブリッド型や出社中心型のほうが活躍しやすい場合があります。どちらが正解という話ではなく、自分の特性に合う働き方を選ぶことが重要です。

7. リモートワーク求人を選ぶ|入社後ギャップを避ける3つのチェックポイント

「リモートワークができる会社に転職したい」と考えたとき、最も避けたいのは、制度と実際の運用に差がある職場を、その差を知らないまま選んでしまうことです。失敗を避けるには、次の3つの視点を持つことが有効です。

7-1. 視点1:出社頻度を「数字」で確認する

「リモート可」「在宅勤務制度あり」だけでは情報として不足します。「週○日出社」「月○回出社」「コアタイムは出社」など、具体的な数字を面談で必ず確認しましょう。表5で示した6段階分類のどこに位置するかを把握できれば、入社後の暮らしのイメージが明確になります。テレリモ総研の調査が示すとおり、出社頻度の違いは満足度に直結します※4。求人票だけで判断せず、入社後の実態を一次情報で押さえることが、長く働くための土台になります。

7-2. 視点2:「制度の有無」より「運用実態」を聞く

「テレワーク制度あり」と記載されていても、対象者や実施頻度は企業ごとに大きく異なります。制度上はテレワーク可でも、所属部署では実施実績がほぼないケースもあります。応募時には「同じ職種の方は週何日リモートで働いていますか」「最近入社した方はどう運用していますか」と具体的に問うことで、自分のリモート可能性が見えてきます。一次情報を取りに行く姿勢が、納得感のある選択につながります。

7-3. 視点3:労務管理の整備状況を見る

厚生労働省ガイドラインは、テレワーク導入企業に対して労働時間管理・健康確保措置・コミュニケーション体制の整備を求めています※5。Web会議ツール・勤怠管理・1on1の頻度・評価制度のオンライン対応など、運用面の整備が進んでいる企業ほど、リモートワークが「形だけの制度」で終わりません。応募前に企業の発信内容を確認し、面接で具体的な運用を聞くことが、選び方の精度を上げます。

8. リモートワークに関するよくある質問

Q1.リモートワークとテレワークはどう違いますか?

意味としてはほぼ同義です。テレワークは政府・行政が使う公式用語で、リモートワークは民間企業や働く方々が日常的に使う口語的な表現です。求人票や行政文書では「テレワーク」、SNSや会話では「リモートワーク」が選ばれやすい傾向があります※1

Q2.フルリモートとハイブリッドワークの違いは何ですか?

フルリモートは原則出社なしの働き方、ハイブリッドワークは出社とリモートを組み合わせた働き方です。フルリモートでも月1〜2回の出社や年数回のチーム合宿がある場合があり、企業ごとにルールが異なります。本記事の表5(出社頻度6段階分類)で、グラデーションの位置を確認することができます。

Q3.正社員でリモートワークすることは可能ですか?

可能です。総務省の令和6年通信利用動向調査では、テレワーク導入企業は47.3%で、その多くが正社員を対象とした制度設計を行っています※2。職種としてはITエンジニア・マーケター・編集者・人事系・経理系などで、正社員でのリモートワーク求人が多く出ています。

Q4.リモートワークで地方移住はできますか?

フルリモートの求人であれば、原則として全国どこに住んでも勤務できます。地方自治体の中には、テレワーク移住者向けに住宅支援や補助金を提供しているところもあります※5。生活コストを抑えながら都市部の仕事を継続する選択は、現実的な選択肢になっています。

Q5.リモートワークは生産性が下がるという話は本当ですか?

働く方や仕事の性質によります。テレリモ総研の調査では、リモートワークのメリット上位に「業務に集中しやすい」が入っており、適切な環境設定があれば生産性が向上する場合もあります※4。一方、対面での議論が必要な企画系業務などでは、ハイブリッド型のほうが効率的なケースもあります。一律に「上がる・下がる」ではなく、業務の性質に応じた設計が重要です。

Q6.リモートワーク可の求人を効率的に探す方法はありますか?

リモートワーク対応の正社員求人を扱う転職支援サービスの活用が有効です。求人票には「リモート可」とだけ書かれていても、実際の出社頻度・運用実態・労務管理状況は、専門のキャリアアドバイザーが企業ごとに把握していることが多くあります。一次情報を効率的に得る手段として、検討する価値があります。

9. まとめ:リモートワークは「選び方」の時代へ

この記事のまとめ

  • リモートワーク・テレワーク・在宅勤務はほぼ同義で、テレワークは行政用語、リモートワークは民間用語です
  • テレワークは在宅勤務・モバイルワーク・サテライトオフィス勤務の3形態に分類されます
  • 令和6年(2024年)のテレワーク導入企業は47.3%で、ハイブリッド型が現在の主流です
  • メリット1位は「通勤時間の有効活用」(71.0%)。最も多くの人が挙げたデメリット「対面コミュニケーションの減少」は、出社頻度が下がるほど課題と感じる割合が低くなる傾向があります
  • 出社頻度には6段階のグラデーションがあり、フルリモートからフル出社まで自分に合う段階を選ぶ時代です
  • 求人選びでは「制度の有無」よりも「出社頻度の実数」と「運用実態」を確認することが重要です

働き方は、もう「会社が用意するもの」ではなく「自分で選ぶもの」になりました。週何日出社するか、どこに住むか、何時に始業するか。その選択の総和が、これからの暮らしを形づくります。一歩を踏み出す前に、まずは「リモートワーク対応の求人がどれだけ存在するのか」を見てみることから始めてみませんか。

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Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。フルリモート可の求人とハイブリッド型の求人の両方を扱い、出社頻度・労務管理・運用実態まで含めて求人情報をお届けしています。「リモートで働きたいが、どんな求人があるのか分からない」「制度はあると書いてあるが、実際にどうなのか不安」。そうした疑問に、具体的な求人と一次情報で応えるのがRelasicの役割です。

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出典・参考情報

*1 厚生労働省「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」(2024年9月更新)
*2 総務省「令和6年通信利用動向調査の結果」(2025年5月30日公表)
*3 総務省「テレワークの推進|テレワークの意義・効果」
*4 テレリモ総研「【2026年版】リモートワークのメリットデメリットに関する調査」(2026年2月25〜27日実施、n=1,005)
*5 厚生労働省「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン(パンフレット)」
*6 総務省「令和7年版 情報通信白書|テレワーク・オンライン会議」

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