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PHP求人の市場動向と年収|リモート転職2026年版 | リラシク

PHPエンジニアの求人市場動向・年収・リモート転職を解説する記事のアイキャッチ画像

PHPを書いて10年。フレームワークはCakePHPからLaravelに変わり、バージョンは5系から8系に上がった。言語は変わり続けている。変わっていないのは、自分の働き方かもしれない。

Webの約77%を支えるサーバーサイド言語は、今日も静かに仕事をしている。問題は言語の将来性ではない。「この先、どこで、どう働くか」だ。

PHP求人の市場動向から年収データ、リモートワーク転職の現実まで。この記事では、PHPエンジニアが2026年のキャリアを考えるために必要な情報を、公的機関のデータをもとに整理しました。

この記事のポイント

  • PHP求人の市場規模と他言語との比較を、転職市場調査(編集部調べ)をもとに解説します
  • PHPエンジニアの年収レンジを厚生労働省の公的データで裏付け、キャリアアップの具体策を提示します
  • リモートワーク対応のPHP正社員求人の実態と、場所を選ばない転職の選択肢を紹介します
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目次

1. PHP求人の市場動向 ── 2026年、PHPエンジニアは必要とされているのか

PHP求人は、2026年現在も転職市場で安定した需要があります。転職市場調査(編集部調べ、2026年4月時点)によると、PHPを主要スキルとする正社員求人は主要求人媒体合算で8,000件超が掲載されています。経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年公表)では、2030年にIT人材が最大約79万人不足すると試算されており、PHPを含むWeb系エンジニアへの需要は中長期で継続する見通しです。

1-1. PHPは「時代遅れ」か ── 数字が語る実態

「PHPはオワコン」という声は、ここ数年、SNSやエンジニアコミュニティで繰り返し話題になります。しかし、実際のデータはその主張を支持していません。

W3Techs(Webテクノロジーの利用状況を調査するオーストリアの調査機関)の2026年データによると、サーバーサイドプログラミング言語として知られるWebサイトのうち約77%がPHPを利用しています*1。2位のASP.NET(約6%)、3位のRuby(約5%)と比較すると、PHPのシェアは圧倒的です。

この背景には、WordPressの存在があります。世界のCMS市場で60%超のシェアを持つWordPressはPHPで構築されており、既存サイトの保守・カスタマイズ需要だけでも膨大な仕事量が存在します。加えて、LaravelやSymfonyといったモダンフレームワークを使った新規開発案件も増加傾向にあります。

1-2. PHP求人数を他言語と比較する

転職市場におけるPHP求人の位置づけを確認します。以下は、主要プログラミング言語別の正社員求人件数を転職市場調査(編集部調べ、2026年4月時点)で整理したものです。

プログラミング言語の種類によって求人件数は大きく異なります。Javaは業務システム開発の基盤として長年高い需要を維持しており、PHPはWebアプリケーション開発を中心にJavaに次ぐ求人規模を持ちます。PythonはAI・データ分析領域の拡大に伴い急成長している言語です。以下の表では、主要5言語の求人件数と代表的な用途を比較しています。

言語正社員求人件数(概算)主な用途リモート対応率
Java12,000〜15,000件業務システム、金融、基幹系中程度
PHP8,000〜10,000件Webアプリ、EC、CMS高い
Python7,000〜9,000件AI/ML、データ分析、Web高い
JavaScript/TypeScript9,000〜12,000件フロントエンド、Node.js高い
Ruby3,000〜4,000件Webアプリ(Rails中心)高い

出典:転職市場調査(編集部調べ、2026年4月時点)。複数媒体の掲載件数を集計・概算

PHPはJava、JavaScript/TypeScriptに次ぐ求人規模を維持しています。特筆すべきは、PHP求人はWeb開発に特化しているため、リモートワークとの親和性が高い点です。サーバーサイドの開発業務は物理的な出社を必要としないケースが多く、IT・インターネット業界のリモートワーク実施率は58%に達しています(カオナビHRテクノロジー総研「リモートワーク実態調査」2025年3月公表)*2

では、PHPエンジニアとして年収はどの程度期待できるのか。次のセクションで公的データをもとに確認します。

2. PHPエンジニアの年収 ── 公的データから見る報酬の実態

転職を考える際、年収は避けて通れない論点です。ここでは「何となく高い」「何となく低い」ではなく、厚生労働省の公的統計をもとにPHPエンジニアの報酬水準を確認します。

2-1. 正社員PHPエンジニアの年収レンジ

厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(2025年3月公表)によると、「ソフトウェア作成者(プログラマー)」の所定内給与額は月額約35.5万円、年間賞与その他特別給与額は約90万円です*3。これを年収に換算すると約516万円となります。

一方、「システムエンジニア(業務用システム)」の平均年収は約557万円、「システムエンジニア(基盤システム)」では約684万円です*3。PHPエンジニアがプログラマーからSEへキャリアアップすることで、100万円〜170万円程度の年収増が見込めます。

PHP求人の年収帯を、経験年数別に整理します。以下のデータは厚生労働省の統計と転職市場調査(編集部調べ)を組み合わせて作成しています。

エンジニアの年収は経験年数だけでなく、担当する業務の範囲や技術スタックによって変動します。以下の表は、PHPを主要スキルとする正社員エンジニアの年収帯を経験年数別にまとめたものです。上流工程やマネジメントスキルの有無が年収差に直結している点が特徴です。

経験年数年収レンジ代表的なポジション求められるスキル
1〜3年350万〜450万円PHPプログラマーPHP基礎、Laravel/CakePHP、SQL
3〜5年450万〜600万円PHPエンジニア設計スキル、API開発、テスト自動化
5〜8年550万〜750万円リードエンジニアアーキテクチャ設計、コードレビュー、チーム運営
8年以上700万〜1,000万円テックリード/PM技術選定、要件定義、プロジェクト管理

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(2025年3月公表)および転職市場調査(編集部調べ)をもとに作成

2-2. 年収を上げるための技術スタック戦略

PHPエンジニアの年収を押し上げる要因は、「PHP単体のスキル」ではなく「PHP+αの技術スタック」です。

具体的には、以下の組み合わせが転職市場で高く評価されています。

  • PHP(Laravel)+ AWS/GCP:クラウドインフラの設計・構築経験は、年収600万円以上の求人の応募要件に頻出します
  • PHP + Docker/Kubernetes:コンテナ技術を用いたCI/CDパイプラインの構築経験は、モダンな開発チームで求められます
  • PHP + TypeScript(フロントエンド):フルスタック対応力は、特にスタートアップや中小企業での評価が高い傾向があります
  • PHP + チームリード/PM経験:上流工程への参画は、年収700万円超の求人の主要条件です

経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年公表)では、従来型IT人材は将来的に供給過剰に近づく一方、先端IT人材(AI・IoT・クラウド)は不足が拡大すると試算されています*4。PHP単体のスキルに加え、クラウドやAPI設計などの先端技術を組み合わせることで、市場価値を維持・向上させることが可能です。

年収の数字は把握できた。では、PHPの技術そのものは今どこにいるのか。次のセクションでは、エンジニアとして押さえておきたいPHPの技術動向を整理します。

3. PHPエンジニアが押さえるべき技術動向 ── PHP 8.x時代のモダン開発

PHP 8.x時代のモダン開発環境への変化を示すイメージ

「PHPは古い言語」というイメージは、PHP 5.x時代の記憶に基づいています。2026年現在のPHP 8.x系は、JITコンパイラ、型システムの強化、非同期処理対応など、モダン言語としての機能を備えています。

3-1. PHP 8.x系の主な進化ポイント

PHP 8.0以降で導入された機能の中から、転職市場で評価されるスキルに直結するものを厳選します。

  • JIT(Just-In-Time)コンパイラ:CPU負荷の高い処理でパフォーマンスが向上しました。PHP 8.0で導入され、8.x系で改良が続いています。OPcacheと組み合わせることで、Webアプリのレスポンスタイムを改善できます
  • Union Types / Intersection Types / Enums:型システムが大幅に強化され、JavaやTypeScriptに近い厳密な型定義が可能になりました。大規模チーム開発でのコード品質向上に寄与します
  • Fibers(PHP 8.1):軽量な非同期処理を実現する仕組みです。ReactPHPやAmphpと組み合わせることで、Node.jsに近い並行処理が可能になります
  • Readonly Properties / Readonly Classes(PHP 8.1〜8.2):イミュータブルなオブジェクト設計が容易になり、バグの発生リスクを抑えられます
  • Named Arguments:関数呼び出し時の可読性が向上し、特にフレームワークのAPI利用時に効果を発揮します

ZenRows社のPHP利用統計レポート(2025年4月公表)によると、全PHPサイトのうちバージョン8系の利用率は約43%に達し、バージョン7系(約45%)をほぼ追い上げています*5。PHP公式サイト(php.net)では、PHP 7.4は2022年11月にセキュリティサポートが終了しており、PHP 8.x系への移行は技術的な必然です。

3-2. Laravelエコシステムの拡大

PHPフレームワークの中でLaravelは圧倒的なシェアを持っています。JetBrains社「The State of PHP 2024」によると、PHPデベロッパーの61%がLaravelを定常的に利用しています*6

Laravel自体も進化を続けています。Reverb(WebSocket)、Octane(高速化サーバー)、Pennant(フィーチャーフラグ)など、エンタープライズ領域での利用を支える機能が拡充されています。TechnologyChecker.ioの調査(2026年3月公表)では、Laravelのアクティブドメイン数が前年比46%増加しており、Capgemini、PwC、Siemens、Nike、SAPなどFortune 500企業でも利用されています*7

PHP+Laravelのスキルセットは、転職市場で高く評価される組み合わせです。特にリモートワーク対応の正社員求人では、Laravel経験を応募要件に含む求人が目立ちます。

3-3. PHPスキルマップ ── 初級からエキスパートまで

PHPエンジニアとしてのスキルは段階的に積み上がります。以下のスキルマップは、転職時の自己評価やキャリア目標の設定に活用できます。それぞれの段階で何ができるようになるかを整理しました。

レベル目安経験技術スキル実務で担当できる範囲
初級(Junior)〜2年PHP基本構文、MySQL基礎、HTML/CSS、Git操作、Composerによるパッケージ管理、LaravelまたはCakePHPの基本的なCRUD実装既存機能の修正・追加、テストコードの作成、コードレビューへの対応
中級(Mid)2〜5年PHP 8.x型システム活用(Union Types、Enums)、Laravel Eloquent ORMの最適化、RESTful API設計、Docker環境構築、PHPUnitによるユニットテスト、CI/CDパイプライン構築機能の設計〜実装〜テスト、コードレビュー実施、技術的な意思決定への参加
上級(Senior)5〜8年アーキテクチャ設計(DDD、クリーンアーキテクチャ)、パフォーマンスチューニング(OPcache、JIT設定、N+1問題の解消)、AWS/GCPでのインフラ設計、Laravel Octane/Swooleによる高速化、OpenAPIによるAPI仕様管理プロダクト全体の技術設計、チームの技術方針策定、障害対応の指揮
エキスパート8年以上PHP内部構造の理解(Zend Engine、OPcodeの挙動)、FrankenPHPなど次世代ランタイムの評価、マイクロサービス設計、大規模トラフィック対応(キャッシュ戦略、CDN設計)、OSS貢献・技術ブログ発信技術戦略の立案、CTO/VPoE補佐、採用面接での技術評価、社内外での技術発信

編集部作成。実務経験年数は目安であり、個人のスキル習得速度により異なります

3-4. エンジニアが知っておきたいPHPの「深い話」

ここからは、PHPの実務経験がある方に向けて、転職面接やチーム内の技術議論で差がつくトピックを3つ紹介します。

1. OPcacheとJITの使い分け

PHP 8.0で導入されたJITコンパイラは、すべてのケースで高速化するわけではありません。典型的なWebアプリケーション(I/Oバウンドな処理)では、OPcacheだけで十分な効果が得られます。JITが真価を発揮するのは、画像処理や数値計算などCPUバウンドな処理です。opcache.jit_buffer_sizeの設定値と実測ベンチマークの関係を説明できるエンジニアは、面接で評価されます。

2. Fibers vs ReactPHP vs Swoole ── 非同期処理の選択肢

PHP 8.1で導入されたFibersは、言語レベルでの軽量コルーチンです。ただし、Fibers単体は低レベルAPIであり、実用的な非同期処理にはReactPHP(イベントループ)やAMPHP(Promise/コルーチン)と組み合わせて使用します。一方、Swooleはプロセスをメモリ上に常駐させるアプローチで、従来のリクエストごとにプロセスを起動するPHPの動作モデルを根本から変えます。Laravel OctaneはSwooleとFrankenPHPの両方をサポートしており、プロジェクトの要件に応じて選択できます。

3. FrankenPHP ── PHPの実行モデルが変わる

FrankenPHPは、Go言語で書かれたWebサーバーCaddy上でPHPをネイティブに実行するアプリケーションサーバーです。従来のNginx + PHP-FPMの構成を1バイナリに集約でき、HTTP/3、Early Hints(103レスポンス)、リアルタイム機能をPHPから直接利用できます。Dockerイメージのサイズ削減にも寄与するため、クラウドネイティブなPHP開発で注目されています。2026年現在、Symfonyが公式サポートしているほか、Laravelコミュニティでも採用事例が増加しています。

3-5. PHPで動いている「あのサービス」── 採用事例で見るPHPの実力

「PHPで何が作れるのか」を具体的にイメージするために、PHPをメインまたは主要言語として採用している著名サービスを紹介します。

以下のサービスは、いずれもグローバル規模のトラフィックを処理しており、PHPが大規模プロダクションで運用可能であることを示しています。

サービス名概要PHPの利用箇所
WordPress世界のWebサイトの約40%で稼働するCMSコア全体がPHPで構築。テーマ・プラグインの開発もPHP
Wikipedia月間数十億PVのオンライン百科事典MediaWikiエンジンがPHPで記述されており、大規模な閲覧・編集処理を担当
Facebook / Meta世界最大のSNSプラットフォームPHP起源で開発が始まり、独自の拡張言語「Hack」に発展。HHVMランタイムを生み出した
Slackビジネスチャット・コラボレーションツール初期のサーバーサイドをPHPで構築。JavaScriptやJavaも併用する複合構成
Etsyハンドメイド・ヴィンテージ商品のグローバルECバックエンドの主要言語としてPHPを採用し、大量のトランザクションを処理
ぐるなび国内有数の飲食店検索・予約サービスLaravelをフレームワークとしてPHPで開発
BASEネットショップ作成サービス(国内200万ショップ超)PHPをメインにサーバーサイドを構築。PHPerKaigiへのスポンサー協賛でも知られる

各社公式情報および技術ブログ、W3Techsの公開データに基づく。利用状況は時期により変動する場合があります

FacebookがPHPから独自言語Hackに進化させた経緯は、PHPのスケーラビリティの限界と可能性の両方を示す興味深い事例です。HHVMで実現したJITコンパイルの成果が、後にPHP 8.0公式のJIT実装にも影響を与えたとされています。

3-6. 2026年のPHPカンファレンス・イベント情報

PHPコミュニティの活発さは、言語の健全性を測る指標のひとつです。2026年は国内外で多数のPHP関連イベントが開催されます。技術トレンドのキャッチアップ、転職時のネットワーキング、登壇によるキャリアブランディングなど、カンファレンス参加にはキャリア面でのメリットがあります。以下に主要なイベントを時系列で整理しました。

国内イベント

イベント名開催日会場特徴
PHPerKaigi 20263月20日〜22日東京・中野セントラルパーク国内最大級のPHPカンファレンス。PHPerコードバトルやLT大会も開催。ハイブリッド形式
PHPカンファレンス小田原 20264月11日小田原・UMECO地方カンファレンスの好例。首都圏から日帰り参加可能。PHPUnit作者のSebastian Bergmann氏がキーノート登壇
Laravel Live Japan 20265月26日〜27日東京・立川ステージガーデン日本初のLaravel公式国際カンファレンス。Laravel作者のTaylor Otwellも参加。全セッションにリアルタイム翻訳あり
PHPカンファレンス香川 20265月8日〜10日香川・玉藻公園 披雲閣四国初のPHPカンファレンスとして注目
フロントエンド・PHPカンファレンス北海道 20266月6日札幌コンベンションセンターフロントエンドとPHPの合同開催という特徴的な形式
PHPカンファレンス愛媛 202610月3日愛媛県松山市地方コミュニティの活性化に貢献
PHPカンファレンス新潟 202611月14日新潟・朱鷺メッセ日本海側のPHPコミュニティの拠点

海外イベント

イベント名開催日会場特徴
Dutch PHP Conference 20263月10日〜13日アムステルダム欧州最大規模のPHPイベント。ワークショップとカンファレンスの4日間構成
php[tek] 20265月19日〜21日米国(会場未定)18回目を迎える北米の老舗PHPカンファレンス。リーダーシップとエキスパート向け
International PHP Conference Berlin 20266月8日〜12日ベルリンPHP Core、セキュリティ、AI連携など幅広いテーマ。オンライン参加も可能

上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。日程・会場は変更になる場合がありますので、各イベントの公式サイトで最新情報をご確認ください

特に注目すべきは、Laravel Live Japan 2026です。Laravel社に所属する日本人エンジニアが主催する初の公式国際カンファレンスで、国内外のLaravelコミュニティが東京で合流します。リモートワークで働くPHPエンジニアにとって、カンファレンスは対面での技術交流の貴重な機会です。

技術動向とコミュニティの全体像を押さえたところで、いよいよ「どう転職するか」に踏み込みます。

4. PHPエンジニアのリモート転職 ── 場所を選ばない働き方の現在地

PHPエンジニアにとってリモートワークは、もはや特別な選択肢ではなくなりつつあります。パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査」(2025年8月公表)によると、IT系技術職のテレワーク頻度は全職種中で最も高く、週1.8回を超えています*8

4-1. IT業界のリモートワーク実態

パーソル総合研究所の同調査によると、2025年7月時点の正社員全体のテレワーク実施率は22.5%です*8。業種別では情報通信業が56.3%で最も高い水準にあります。

テレリモ総研(株式会社LASSIC運営)の「テレワーク・リモートワーク・在宅勤務の実態調査」(2025年5月版)では、リモートワーク経験者の中で「自由時間が増えた」と回答した割合が23.6%で最多となりました*9。「自炊が増えた」(21.2%)、「睡眠時間が増えた」(19.4%)など、生活の質に関する変化も報告されています。

カオナビHRテクノロジー総研「リモートワーク実態調査」(2025年3月公表)では、業種別のリモートワーク実施率で「IT・インターネット」が58%と突出して高い結果でした*2。PHPを使うWeb開発はまさにこの業種に属します。

4-2. リモート転職でPHP正社員求人を探す選択肢

リモートワーク対応のPHP正社員求人を探す場合、いくつかの選択肢があります。

Relasicは、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。公開求人は3,790件(うちフルリモート1,428件)で、フルリモートとハイブリッドワークの両方を含みます。PHP、Laravel、Webアプリケーション開発などのスキルで求人を検索できます。

リモートワーク対応の正社員転職で重要なのは、「フルリモート」と「ハイブリッドワーク」の区別です。完全在宅勤務のフルリモート求人は全体の一部であり、週数回の出社を含むハイブリッド型が主流です。居住地の制限がないフルリモート求人を探す場合は、応募要件を事前に確認することが重要です。

4-3. リモート転職で年収を維持・向上させるポイント

リモート転職における年収交渉のポイントは、以下の3点です。

  • スキルの可視化:GitHubでのOSS貢献やポートフォリオサイトで技術力を示せると、書類選考の通過率が上がります
  • フレームワーク経験の明確化:「PHPができます」ではなく「Laravelで○○規模のプロダクトをリードしました」と具体的に説明することが重要です
  • リモートワーク適性のアピール:非同期コミュニケーションの経験、ドキュメント駆動開発の実績は、リモート前提の企業で評価されます

IT・インターネット業界のリモートワーク実施率が58%に達している今、PHPエンジニアにとってリモート転職はキャリアの選択肢として現実的です*2

5. まとめ:PHPエンジニアの選択肢

PHPエンジニアのキャリア戦略 ── 5つのポイント

  • PHP求人は2026年現在も8,000件超の規模で安定しており、サーバーサイド言語としてのシェアは約77%を維持しています
  • PHPエンジニアの正社員年収は約350万〜1,000万円のレンジで、上流工程やクラウド技術との組み合わせが年収アップの鍵です
  • PHP 8.x系はJITコンパイラ・型システム強化・非同期処理対応など、モダン言語としての機能を備えています
  • IT・インターネット業界のリモートワーク実施率は58%と高く、PHPエンジニアのリモート転職は現実的な選択肢です
  • 経済産業省の試算では2030年にIT人材が最大約79万人不足する見通しで、PHPを含むWeb系エンジニアの需要は中長期で継続が見込まれます

キャリアの次の一歩を考えるとき、「どの言語を使うか」と同じくらい「どこで、どう働くか」は重要です。リモートワーク対応の正社員求人を検討してみてはいかがでしょうか。


Relasic(リラシク)について

Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。PHPやLaravelなどの技術スキルを活かせる求人を、フルリモート・ハイブリッドワークの両方で取り扱っています。

リモート転職という選択肢に興味がある方は、まず公開求人を確認してみてください。

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出典・参考情報

*1 W3Techs「Usage Statistics and Market Share of Server-side Programming Languages for Websites」(2026年4月時点)
*2 カオナビHRテクノロジー総研「リモートワーク実施率は前年同様の17%〜2025年3月 リモートワーク実態調査〜」(2025年6月公表)
*3 厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(2025年3月公表)
*4 経済産業省「IT人材需給に関する調査 調査報告書」(2019年3月公表)
*5 ZenRows「PHP Usage Statistics: Trends & Market Landscape in 2025」(2025年4月公表)
*6 JetBrains「The State of PHP 2024」(2024年公表)
*7 TechnologyChecker.io「Companies Using Laravel in 2026」(2026年3月公表)
*8 パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査」(2025年8月公表)
*9 テレリモ総研(株式会社LASSIC運営)「テレワーク・リモートワーク・在宅勤務の実態調査 2025年5月版」(2025年公表)
*10 PHP公式サイト「PHP Conferences around the world」(2026年4月時点)
*11 Qiita akase244「2026年に開催される全国のPHPカンファレンスのまとめ」(2026年3月公表)

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