求人情報はどこで探すか|探し先の並べ方

求人情報には、企業の採用ページ、公的な職業紹介の窓口、転職支援サービス、知人からの紹介など複数の探し先があります。どこが優れているかではなく、探し先ごとに載っている内容の量や粒度が違うという前提で見ると、知りたいことに応じて選びやすくなります。
情報を探すときは、探し先ごとに分かることが違うという前提で読むと、使い分けやすくなります。
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この記事のポイント
- 企業の採用ページや転職支援サービスなど、探し先によって載っている内容の量や粒度が異なります
- 探し先を比べるときは、優劣ではなく、何が分かるかで使い分けると整理しやすくなります
- 読み取った内容は求人票の記載として扱い、気になる点は採用担当に確かめる進め方があります
1. 情報は探し先によって、載っている内容の量と粒度が異なります
情報には、企業の採用ページ、公的な職業紹介の窓口、転職支援サービス、知人からの紹介など複数の探し先があり、それぞれ載っている内容の量や粒度が異なります。探し先の優劣ではなく、何が分かるかで使い分けると、情報を無理なく集められます。
転職の準備を始めると、求人情報をどこで探すかという入り口の選択に迷うことがあります。企業の採用ページ、公的な職業紹介の窓口、転職支援サービス、知人からの紹介など、探し先はいくつかあります。
探し先が複数あると、どれが優れているかを比べたくなりますが、探し先ごとに載っている情報の種類や粒度が違うため、優劣で決められるものではありません。
探し先が変われば、情報を書く立場も変わります。企業が直接書く場合と、第三者が整理して伝える場合とでは、同じ内容でも伝わり方が異なります。
たとえば同じ会社の情報でも、採用ページには募集の背景が詳しく書かれている一方、転職支援サービスの記載には条件面が整理されて載っている場合があります。載っている内容の種類が探し先によって異なるという前提を持つと、探す順番も決めやすくなります。
ここから、探し先ごとに分かることの比較、確かめる範囲の整理、探し先による粒度の違い、働き方の前提となる数字、使い分けの型、よくある質問という順に見ていきます。
2. 探し先ごとに分かることを一覧で比べます
探し先ごとに何が分かるかを、四つに分けて比べます。
表に目を通す前に、これまで見た情報がどの探し先のものだったかを思い出しておくと、違いがつかみやすくなります。
探し先・そこで分かること・確かめ直すことの対応
| 探し先 | そこで分かること | 確かめ直すこと |
|---|---|---|
| 企業の採用ページ | 募集の背景や事業内容など、企業側が伝えたい内容 | 条件面の詳細は載っていない場合があります |
| 公的な職業紹介の窓口 | 地域や職種の枠内で紹介される内容の概要 | 勤務条件の詳しい記載は窓口ごとに差があります |
| 転職支援サービス | 条件面が整理された募集の記載と、担当者からの補足情報 | 補足情報の範囲はサービスや担当者によって異なります |
| 知人からの紹介 | 働いてみた実感などの一次情報 | 募集の有無や条件は別に確認が必要です |
表の4行は、企業の採用ページ、公的な職業紹介の窓口、転職支援サービス、知人からの紹介という順に並んでいます。同じ会社の内容を指していても、探し先によって載る情報の重みが変わります。
企業の採用ページは、募集の背景や事業内容を詳しく伝える一方、条件面については、転職支援サービスほど整理されていない場合があります。
公的な職業紹介の窓口では、地域や職種の枠内で内容の概要が紹介されますが、勤務条件の詳しい記載は窓口ごとに差があります。
知人からの紹介では、実際に働いてみた実感という一次情報が得られますが、募集の有無や条件そのものは別に確認する必要があります。
同じ企業の内容が、複数の探し先に同時に出ている場合もあります。見比べるときは、確認した時期も控えておくと、後から内容を見直す際の手がかりになります。
探し先によって、情報が更新される単位も異なります。ページ全体が入れ替わる場合もあれば、条件面だけが差し替えられる場合もあるため、以前に見た内容と比べておくと、変わった部分に気づきやすくなります。
表で分かることを把握したら、次はその内容をどう整理して確かめるかという段取りに進みます。
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3. 記載を起点に、確かめる範囲を3段に分けます
ここでは、求人票を読むときに確かめる範囲を三段に分けて整理します。
土台になるのは、求人票に書かれている記載そのものを読み取る段階です。書かれている範囲だけを確認し、書かれていない部分を推測で埋めないことが、次の段階につながります。
中段は、記載から読み取れなかった点をいったん書き出す段階です。あいまいなまま次に進まず、分からない点として残しておくと、確かめる相手が決まったときに聞きやすくなります。
頂点は、残した点を採用担当に聞く段階です。記載だけで判断せず、聞くことを絞ってから確かめると、確認が進めやすくなります。
三段の進め方は一度で終わらせる必要はありません。面接の前後で改めて繰り返すこともでき、読み取れる範囲が増えるほど、書き出す点は減っていきます。
三段の順番を踏むと、情報のどの部分が記載から分かり、どの部分を確かめる必要があるかが整理できます。
4. 同じ会社でも、探し先によって載る内容の量と粒度が変わります
同じ会社を、複数の探し先で見かけることがあります。企業の採用ページと転職支援サービスの記載で、同じ会社の内容を見比べると、載っている量や粒度が異なる場合があります。読み手が同じ内容だと思っていても、書き手の立場によって強調される部分は変わります。
採用ページは、企業自身が発信するため、事業内容や働き方の考え方が詳しく書かれる傾向があります。一方で、条件面の記載は、転職支援サービスほど整理されていない場合があります。書き手の目的が異なれば、載せる内容の優先順位も変わってきます。
転職支援サービスの求人票は、条件面を中心に整理されているため、勤務地や給与といった項目を比べやすくなっています。事業内容そのものの説明は、採用ページより短く扱われることがあります。
同じ会社の内容であっても、探し先が変われば粒度も変わります。一つの探し先だけで判断せず、複数の探し先を組み合わせて見ることで、記載から分かる範囲を広げられます。組み合わせる探し先の数が増えるほど、読み取れる範囲も広がります。
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5. 働き方の前提となる数字を、探し先の話とは別に置きます
ここで示す数字は、働き方の前提を示すものであり、探し先ごとに分かることとは関係がありません。
働き方は、探し先を選ぶ前提として押さえておける数字です。雇用型就業者のテレワーク実施率は15.6%*1で、働き方の目安として参考にできます。
この数字は働き方の実施状況を示すものであり、探し先ごとに何が分かるかとは別の話です。探し先の選び方に結びつけて読むと、数字の意味を超えて解釈することになります。
働き方の前提が分かっても、探し先ごとに載っている内容の違いは別に確かめる必要があります。数字はあくまで前提であり、記載を読む作業を省略するものではありません。
働き方の前提を確認したうえで、求人情報の探し先に話を戻すと、次に整理したいのは使い分けの型です。
6. 情報の探し方を、目的に応じて使い分けます
探し先をどう組み合わせるかは、目的によって三つの型に分けられます。
情報の探し方・3つの型
- 広く探る型:企業の採用ページや転職支援サービスを合わせて見て、選択肢の幅を確かめます
- 条件を絞る型:転職支援サービスの記載を中心に見て、勤務条件を比べます
- 実感を確かめる型:知人からの紹介や職業紹介の窓口で、働き方の実感を聞きます
三つの型は、優劣ではなく目的の違いで分かれています。広く探る型は、選択肢そのものを増やしたいときに向いています。
条件を絞る型は、勤務条件を比べたいときに向いています。転職支援サービスは条件面が整理されているため、比較の材料として使いやすくなっています。
実感を確かめる型は、記載だけでは分からない働き方の実感を確かめたいときに向いています。知人からの紹介や職業紹介の窓口で聞ける話は、募集の記載には出てこない内容です。
型は固定ではなく、状況に応じて途中で切り替えても構いません。広く探る型で選択肢を増やしたあと、条件を絞る型に移る進め方もあります。
型を選ぶときは、今の段階で何を優先したいかを先に決めておくと、探し先を選ぶ基準も定まりやすくなります。優先したいことが変われば、型を選び直しても構いません。
どの型を選んでも、最終的に見るのは求人票の記載です。型を使い分けると、記載を読む前の準備がしやすくなります。
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7. よくある質問|探し先の使い分け
Q1. 求人情報はどの探し先で探すのが一番よいですか。
A. 探し先によって載っている内容の種類が異なるため、一つに絞って優劣を決めるものではありません。何を知りたいかに応じて探し先を選び、気になった記載を求人票で読んだうえで、分からない点は採用担当に確かめる進め方があります。
Q2. 企業の採用ページと転職支援サービスは、どちらを先に見ればよいですか。
A. どちらを先に見るかは、知りたい内容によって変わります。事業内容を知りたい場合は採用ページ、条件面を比べたい場合は転職支援サービスの記載が手がかりになります。両方を見比べて、載っている内容の違いを確かめる進め方もあります。順番を決めずに両方を並行して見比べる進め方もあります。
Q3. 知人からの紹介で聞いた話は、そのまま判断材料にしてよいですか。
A. 知人からの紹介は、働いてみた実感という一次情報が得られる一方、募集の有無や条件そのものは別に確認する必要があります。気になる点は、記載や採用担当への確認と合わせて進める方法があります。実感と記載の両方を見比べると、判断の材料が広がります。
Q4. 探し先を一つに決めきれない場合、どうすればよいですか。
A. 一つに決めきれない場合は、目的に応じて複数の探し先を組み合わせる進め方があります。組み合わせて分かった内容は、記載を読み、気になる点を採用担当に確かめる流れにまとめられます。無理に一つへ絞り込む必要はなく、目的が増えれば組み合わせる数を増やしても構いません。
8. まとめ:探し先は分かることの違いで選びます
この記事の要点
- 情報は、探し先ごとに載っている内容の量と粒度が異なります
- 探し先の優劣ではなく、何が分かるかで使い分けると整理しやすくなります
- 記載を読み取ったら、分からない点は採用担当に確かめる進め方があります
- 働き方の前提となる数字は、探し先の選び方とは別の話として扱えます
- 目的に応じて複数の探し先を組み合わせることで、記載から分かる範囲を広げられます
情報は、探し先によって載っている内容の量と粒度が異なります。優劣で決めるのではなく、何が分かるかで使い分け、気になる記載は求人票で確かめたうえで、採用担当への確認につなげる進め方が、情報を無理なく集める道筋になります。組み合わせる探し先が増えるほど、記載から分かる範囲も広げられます。
※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。
出典・参考情報
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