アカウントの追加を頼むとき|出す先の順

すでに働いている中で、担当が変わったり新しい仕事が始まったりすると、それまで使っていなかった道具のアカウントが必要になることがあります。持っていない道具を使うには、誰にどう頼むかを自分で組み立てる必要があります。ここでは、アカウントの追加を依頼するときに書く内容と、依頼を出す先の順番を整理します。
依頼が通りやすくなるかどうかは、書く内容と出す順番で変わります。
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この記事のポイント
- アカウントの追加を依頼するときは、使う道具と範囲、いつから必要か、理由、承認の宛先の4つを書きます
- 依頼を出す先は、社内の一覧に道具が載っているかどうかで変わります
- 承認を待つ間は、依頼を出し直すのではなく、今ある道具で進められる作業を先に片付けます
1. アカウント追加の依頼は書く内容と順番で整えます
アカウントの追加を依頼するときに通りやすさを左右するのは、頼み方の熱意ではなく、書く内容と出す先の順番です。使う道具と範囲、必要な時期、理由、承認の宛先を書き、社内の一覧に載っているかどうかで出し先を変えます。
担当が変わったり、新しい仕事が始まったりすると、それまで使っていなかった道具のアカウントが必要になることがあります。持っている道具だけでは仕事が進まない場面は、誰にでも起こります。
アカウントが無いことに気づいたとき、まず考えるのは誰に頼むかですが、頼む相手より先に、依頼に何を書くかを決めておくと、確認のやり取りが少なくなります。
情報処理・通信技術者の新規求人倍率は3.92倍です*1。人の出入りがある職場では、道具の割り当ても随時変わります。この数字は求人倍率であり、依頼の出し先を決めるものではありません。
依頼は、本人が書く場合だけでなく、担当を割り振った上長が代わりに書く場合もあります。どちらが書いても、依頼に含める内容は変わりません。
依頼に書く内容と、出し先を決める分かれ目は、この先の項目で順に整理します。
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2. 依頼に書く4つの項目を整理します
アカウントの追加を依頼するときに書く項目を、4つに整理します。
依頼に書くこと・どこで確かめられるか
| 依頼に書くこと | どこで確かめられるか |
|---|---|
| 使う道具と範囲 | 仕事の内容と、担当する業務の範囲 |
| いつから必要か | 担当が始まる日や、締切のある作業の予定 |
| 必要な理由の示し方 | どの業務で、どこまでの範囲を使うか |
| 承認の宛先 | 社内の一覧か、直属の上長 |
使う道具と範囲は、道具の名称だけでなく、閲覧だけか、編集や管理まで及ぶ範囲かを書きます。範囲が広いほど、承認までに確かめる項目が増える場合があります。
いつから必要かは、担当が始まる日や、締切のある作業の予定から書きます。日付だけでなく、何の作業に間に合わせたいかを添えると、承認する側も優先度を判断しやすくなります。
必要な理由の示し方は、どの業務でどこまで使うかを具体的に書くことです。理由だけを短く書いても、承認する側が範囲を絞りにくいことがあります。
承認の宛先は、道具ごとに異なります。社内の一覧に載っている道具であれば、窓口が決まっている場合があります。載っていない道具は、まず直属の上長に確認する進め方があります。
必要な理由を示す根拠には、担当業務の割り当てが分かる資料や、上長からの確認を添える方法があります。資料が用意できない場合は、上長に確認した内容を理由の欄に書き添えるだけでも、示し方の代わりになります。
社内の一覧は、社内ポータルや情報システムの窓口の案内に置かれている場合があります。一覧が見当たらないときは、窓口に一覧の有無を先に尋ねる方法があります。
4つの項目のうち、承認の宛先だけを先に確認しても、残りの3つが整っていなければ、依頼をやり直すことになります。
4つの項目を書いたうえで依頼を出すと、差し戻しのやり取りが減ります。書く順番に決まった型はありませんが、宛先を最後に決める前に、使う道具と範囲を先に固めておくと、宛先を誤りにくくなります。
3. 一覧の有無で依頼の出し先が分かれます
使いたい道具のアカウントが無いとき、依頼を出す先は、その道具が社内の一覧に載っているかどうかで変わります。
社内の一覧に載っている道具は、依頼の書式や窓口があらかじめ決まっている場合があります。書式が決まっていれば、書く内容もその書式に沿えば済みます。
社内の一覧に載っていない道具は、窓口が決まっていないことがあります。その場合は、先に直属の上長へ、使う目的と範囲を説明し、上長からどこに依頼を出すべきかを確認する進め方があります。
一覧に載っているかどうかが分からないときは、上長か情報システムの窓口のどちらかに、一覧の有無を先に尋ねる方法があります。尋ねる相手を1つに絞れなくても、進め方自体は止まりません。
一覧に載っている道具であっても、依頼の書式に理由を書く欄が用意されていない場合があります。その場合は、書式の空欄や備考欄に、必要な理由を補って書く方法があります。
上長に説明しても出し先が分からない場合は、情報システムの窓口に、道具の名称を伝えて確認する進め方があります。窓口が分からない場合は、人事や総務の窓口から確認できることもあります。
分岐のどちらを通っても、依頼に書く4つの項目は変わりません。出し先が変わるだけで、書く内容の組み立て方は共通しています。
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4. 承認を待つ間にできることを確かめます
依頼を出したあと、承認までに時間がかかることがあります。待っている間、依頼を出し直したり、催促を重ねたりする前に、今ある道具で進められる作業を先に片付ける進め方があります。
承認を待つ間にできることの1つは、必要な資料やデータを、今使える道具の中で集めておくことです。アカウントが増えたときにすぐ作業へ移れるよう、準備を進めておけます。
もう1つは、担当する業務のうち、新しい道具を使わなくても進められる部分を先に切り分けておくことです。全体を止めずに、進められる範囲から手を付けられます。
承認の進み具合は、依頼した本人からは見えにくいことがあります。締切が近いときは、進捗を承認者に一度伝えておくと、状況を共有したうえで待てます。
新しい道具を使う前提で進めていた作業がある場合は、承認が下りるまでの代替の進め方を、上長と一緒に確認しておくと、作業全体の遅れを抑えられます。
承認を待つ間に、道具の使い方や設定に関する案内を先に読んでおく進め方もあります。使い始めてから確認する内容を、その分だけ減らせます。
待っている間に確認した内容は、口頭で終わらせずに残しておくと、承認が下りたあとに見返せます。メールやチャットの記録も、確認した内容の控えになります。
待っている間の進め方に決まった型はありませんが、進められる作業を先に片付けておくと、承認が下りたあとの着手が早くなります。
5. 依頼を出す前に3段で絞り込みます
依頼を出す前に、絞り込む順番を3段に分けます。
土台にあるのは、使う道具と範囲を絞ることです。範囲が決まっていないと、承認の宛先も期日も、そのつど確認し直すことになります。
中段にあるのは、承認の宛先を確かめることです。社内の一覧に載っている道具か、載っていない道具かで、確かめる相手が変わります。
頂点にあるのは、期日を添えて依頼を出すことです。範囲と宛先が決まったあとであれば、期日を添えるだけで依頼が完成します。
3段を逆から進めると、宛先や期日を先に決めてから範囲を調整することになり、依頼をやり直す手間が増える場合があります。
3段の考え方は、使う道具が変わっても同じように使えます。道具が新しくなっても、絞り込む順番自体は変わりません。
6. 依頼文に添える3つの書き方を挙げます
依頼の文章に添える書き方を、3つ挙げます。
依頼文に添える3つの型
- 範囲を書く:使う道具と、閲覧・編集などどこまでの範囲かを書きます
- 理由を書く:どの業務で、どの作業に使うかを具体的に書きます
- 期日を書く:いつから必要か、何の締切に間に合わせたいかを書きます
3つの型は、範囲・理由・期日という異なる角度から、依頼の内容を補うものです。
範囲を書く型では、道具の名称だけでなく、閲覧だけか、編集や管理まで及ぶかを書きます。範囲が明確だと、承認する側が確かめる項目を絞れます。
理由を書く型では、どの業務でどの作業に使うかを具体的に書きます。担当する業務名まで添えると、承認する側が判断しやすくなります。
理由を書く型を補うときは、担当業務の割り当てが分かる資料や、上長が確認した内容を添える方法があります。資料が用意できない場合は、上長に確認した内容を一言添えるだけでも、示し方の代わりになります。
期日を書く型では、いつから必要かと、何の締切に間に合わせたいかを分けて書きます。締切が決まっていない場合は、いつから使い始めたいかだけでも伝えられます。
3つを一度に書く必要はありませんが、どれか1つが欠けると、承認する側から確認の連絡が入ることがあります。先に3つとも書いておくと、そのやり取りを減らせます。
依頼文の長さに決まりはありません。3つの型に沿って書けば、短い文章でも必要な内容は伝わります。
3つの型を書き終えたら、送る前に一度読み返すと、抜けている項目に自分で気づきやすくなります。
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7. よくある質問|追加依頼の進め方を答えます
Q1. 使いたい道具が社内の一覧に見当たらないときはどうすればよいですか。
A. 一覧に見当たらない道具は、まず直属の上長に、使う目的と範囲を説明する進め方があります。上長から、依頼を出すべき窓口や、そのほかに確認が必要な相手を教えてもらえる場合があります。
Q2. 依頼にはいつから必要かを書く必要がありますか。
A. いつから必要かを書いておくと、承認する側が優先度を判断しやすくなります。締切のある作業に使う場合は、その締切と、間に合わせたい作業の名称を併せて書く方法があります。
Q3. 必要な理由は、どこまで具体的に書けばよいですか。
A. 担当する業務名と、どの作業に使うかまで書くと、承認する側が範囲を確かめやすくなります。業務の割り当てが分かる資料を併せて示せる場合は、それも添えておくと確認が早くなります。
Q4. 承認までの時間が長いときは、依頼を出し直したほうがよいですか。
A. 出し直す前に、進捗を承認者に一度確認する方法があります。締切が近い場合は、その旨を伝えたうえで状況を尋ね、待っている間は今ある道具で進められる作業を進める方法もあります。
8. まとめ:アカウント追加の依頼は順番で整います
この記事の要点
- アカウントの追加を依頼するときは、使う道具と範囲、いつから必要か、理由、承認の宛先の4つを書きます
- 依頼を出す先は、社内の一覧に道具が載っているかどうかで変わります
- 依頼を出す前に、範囲を絞り、宛先を確かめ、期日を添える順で整理すると、やり直しが減ります
- 承認を待つ間は、今ある道具で進められる作業を先に片付ける進め方があります
アカウントの追加を依頼するときに書く内容と、出す先の順番を整理すると、承認までのやり取りを減らせます。範囲・理由・期日を先に固め、社内の一覧の有無で宛先を選び、承認を待つ間は進められる作業から手を付ける。この進め方は、道具が変わっても、担当する仕事が変わっても、同じように使えます。
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