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Strutsで共通処理を触る前に確認した順番|転職

Struts求人|共通処理を触る前に確認した順番のイメージ写真

Strutsで組まれた業務システムを引き継いで保守してきたITエンジニアが転職を考えるとき、面接や職務経歴書でまず聞かれるのは、フレームワークの新旧ではありません。一か所を直すと別の画面が動かなくなる作りを渡されたとき、どこから手を付けて確かめたかという、実務の順番です。

全職業の有効求人倍率は1.26倍で、求人数が求職者数を上回っています*1。求人が動きやすい今の状況で語れる強みは、共通処理を触る前にどう確認したかという、具体的な進め方です。

Relasic(株式会社LASSIC運営)|リモートワーク対応の転職支援

監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

数字で見る、保守を続ける仕事の位置 この記事の要約 全職業の有効求人倍率*1 1.26倍 厚生労働省(2025年12月) 求職者1人あたりの求人数 求人が求職者を上回る DX人材が「大幅に不足」*2 50.1% IPA調査(2025年度) DX推進に必要な人材について 人手不足でも保守は続く 50〜54歳の賃金(月額)*3 388.8千円 厚生労働省(2025年賃金構造) 一般労働者・全国計 経験は交渉材料になる 数字だけでなく、確認した順番を語れるかどうかが伝わり方を変えます *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • 全職業の有効求人倍率は1.26倍です*1。求人数が求職者数を上回っており、経歴を正しく言葉にできれば選考は進めやすい状況です。
  • DX推進に必要な人材が「大幅に不足」と回答した企業は50.1%です*2。人手が十分ではない状況でも、既に動いている業務システムを保守できる人を求人で探す動きは続いています。
  • 一般労働者の賃金は50〜54歳で月388.8千円です*3。共通処理を触る前に確認してきた経験は、年数だけでなく賃金の交渉材料としても伝えられます。

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1. Strutsの求人で伝わるのは確認した順番です

Strutsで組まれた業務システムを保守してきた経験は、共通処理を触る前にどこから確かめたかを具体的に語れるかどうかで伝わり方が変わります。厚生労働省の調査では、全職業の有効求人倍率は1.26倍でした*1。求人数が求職者数を上回っており、経歴を正しく言葉にできれば選考は進めやすい状況です。IPAの調査では、DX推進に必要な人材が「大幅に不足」と答えた企業は50.1%にのぼります*2。人手が十分ではない中でも、既に動いているStrutsのシステムを保守できる人を探す求人は残り続けています。

Strutsで作られた業務システムの多くは、複数の画面から呼ばれる共通のActionクラスや、画面共通の部品を土台にしています。ある画面のために直した処理が、離れた画面の表示や入力チェックにまで及ぶことは珍しくありません。

面接で聞かれるのは、フレームワークが新しいか古いかではありません。触ると別の場所が動かなくなる作りを渡されたとき、どこから手を付けて確かめたかという、実務の進め方です。

求人票には「Strutsの保守経験」とだけ書かれていることが多く、そこから先の具体的な進め方までは書かれていません。面接で聞かれたときに答えられるのは、求人票に書かれていない部分をどう埋めてきたかです。

同じ「保守経験3年」という書き方でも、共通処理を触った回数や確認した順番は人によって違います。年数だけを並べても、面接官には具体的な進め方が伝わりません。

以下では、共通処理を触る前に何を数え、どこから確認したかを、具体的な手順として整理します。

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2. 呼び出し元と見え方を先に整理します

共通処理を触る前に、何を数えれば確認する順番が決まるのかを整理します。見るべきは2つだけです。呼び出し元の数と、影響が画面に出るかどうかです。

呼び出し元と見え方を先に整理します まず画面を見る 呼び出し元が少なく変化が画面に出るなら、 直した画面を見比べるだけで確認できます 呼び出し元を並べる 画面には出ても複数の場所から呼ばれているなら、 先に呼び出し元を一覧にしてから見比べます ログの値を追う 画面に変化が出なくても呼び出し元が少ないなら、 ログや変数の値を出して動きを追えます 先に洗い出してから触る 呼び出し元が多く画面にも出ない組み合わせが最も危 うく、触る前に呼び出し元を全部洗い出します 呼び出し元が少ない 呼び出し元が多い 数える対象は、呼び出し元の数と、影響が画面に出るかどうかの2つです

この4つの型に当てはめると、最初に触ってよい場所と、後回しにしてよい場所の見分けがつきます。呼び出し元を数えないまま手を動かすと、右下の型を左上の型だと思い込んでしまいます。

Strutsのシステムでは、共通のActionや共通のJSPインクルードが、見た目以上に広い場所から呼ばれていることがあります。数えてみるまでは、少ないのか多いのか分かりません。

同じ画面数のシステムでも、共通処理をどこまで1か所にまとめているかは作った人によって差があります。引き継いだ直後にこの4つの型へ当てはめてみると、次にどこを触っても同じ手順で確認できるようになります。

3. 共通処理は思わぬ場所まで届きます

Strutsで組まれた業務システムには、複数の画面から呼ばれる共通のActionクラスや、共通のJSPインクルードがよく使われています。伝票の入力チェックや、一覧画面の並び替えなど、似た処理を1か所にまとめておくための作りです。

この共通処理を直すとき、影響が及ぶ先を目で数えられないまま手を動かすと、直した画面では正しく動いても、別の画面で入力チェックが効かなくなることがあります。

リモートワーク対応の求人であっても、業務システムの保守を担当する求人では、こうした共通処理をどう扱ってきたかが職務経歴書で確認されます。フレームワークの名前だけでは、この経験は伝わりません。

確認する順番を決める材料は、呼び出し元の数と、影響が画面に出るかどうかの2つだけです。この2つを数えれば、次にどこを見ればよいかが決まります。

数えた結果を記録に残しておくと、同じ共通処理を別の担当者が触るときにも、確認した順番をそのまま引き継げます。口頭で伝えるより、記録として残すほうが引き継ぎの手間が減ります。

リモートワーク対応の求人では、担当者どうしが同じ画面を見て相談する機会が出社勤務より限られます。確認した順番を記録に残す習慣は、離れた場所で働くときほど効いてきます。

4. 共有される仕組みと確認の仕方をまとめます

Strutsの業務システムでよく共有される仕組みと、確認の仕方を表にまとめます。呼び出し元の数と、画面に出る変化の有無を先に押さえておくと、表の見方が分かりやすくなります。

同じ「共通処理」という言葉でも、仕組みが違えば確認の仕方も変わります。コードの検索だけで足りるものと、実際に動かして確かめる必要があるものを分けておくと、限られた時間の使い方が変わります。

【表1】共有される仕組みと確認の仕方

仕組み呼ばれる場所の例確認の仕方
共通のActionクラス複数の一覧画面や登録画面呼び出し元をコードで検索して数える
共通のJSPインクルードヘッダーやフッターなど共通部品含んでいる画面を全部洗い出す
セッションで共有する値ログイン中の別画面の表示値が変わる前後でログを比較する
共通の入力チェック複数の登録画面チェックの条件を一覧にして比較する

表のとおり、共有される仕組みによって呼ばれる場所の数も、確認の仕方も変わります。共通のActionクラスなら呼び出し元を検索して数えられますが、セッションで共有する値は検索だけでは追えず、ログでの比較が必要になります。

Strutsを長く保守してきた人ほど、この4つの型を経験として持っています。どの型に何度当たったかを具体的に話せると、共通処理の扱いに慣れていることが伝わります。

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5. 触る前に確認する手順を並べます

触る前に確認する手順を並べます 1 呼び出し元を検索する 共通処理を呼んでいる場所をコードから検索し、数を数えます 2 画面への影響を確かめる 呼び出し元ごとに、変更が画面の表示や入力チェックに出るかを確かめます 3 ログか動作確認環境で試す 画面に出ない影響は、ログを出すか動作確認環境で実際に動かして確かめます 4 小さい変更から適用する 確認した順に、影響が狭い場所から先に変更を適用します 手順を毎回同じ順番で行うと、確認漏れが減ります

この4つの手順を毎回同じ順番で行うことが、共通処理を安全に触るための土台になります。順番を省いて手を動かすと、確認したはずの画面以外で不具合が出ることがあります。

Strutsのシステムを引き継いだ直後は、呼び出し元の数を把握できていないことが多いため、最初の手順に時間がかかります。慣れてくると、共通処理を見ただけで呼び出し元の多さを見積もれるようになります。

6. 職務経歴書に書く内容を選びます

共通処理を触る前に確認してきた経験を、職務経歴書や面接でどう伝えるかを整理します。書く場所は職務経歴書の実績欄で、担当していた業務システムの説明とあわせて書くと読みやすくなります。

職務経歴書に書く内容

  • 数えた対象:共通処理の呼び出し元を何件数えたか、具体的な件数を書きます。
  • 確認の方法:ログを見たのか、動作確認環境で試したのか、実際に行った方法を書きます。
  • 見つかった影響:確認の結果、影響が出た画面や処理を具体的に書きます。
  • Strutsでの経験年数:Strutsを保守してきた年数と、担当した業務システムの種類を書きます。

件数や方法を具体的に書くと、共通処理を触る前に確認する習慣がある人だと伝わります。「注意して確認しました」だけでは、何を数えたのかが読み手に残りません。

一般労働者の賃金は50〜54歳で月388.8千円です*3。共通処理を触る前に確認してきた経験は年数として積み重なるため、賃金の交渉材料としても具体的に伝えられます。

職務経歴書に書いた内容は、面接でそのまま質問されます。数えた件数や見つかった影響を、書いた内容と同じ言葉で答えられるようにしておくと、話がずれません。

書く内容を選ぶときは、直した機能そのものより、直す前に何を確認したかに重心を置きます。機能の説明は求人票や職務経歴書の別の欄でも書けますが、確認の進め方は実際に手を動かした人にしか書けません。

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7. よくある質問(Q&A)

Q1. Strutsの経験は求人でまだ評価されるか

A. 評価されます。フレームワークの新旧よりも、共通処理を触る前にどう確認したかという実務の経験が見られます。求人票でも、保守経験を歓迎条件に挙げるケースがあります。

Q2. 呼び出し元の数はどうやって調べればよいか

A. まずはコードの検索機能で、共通処理を呼んでいる場所を検索します。件数が多い場合は、一覧にしてから1件ずつ画面への影響を確かめます。

Q3. 影響が画面に出ない変更はどう確認すればよいか

A. ログを出す方法と、動作確認環境で実際に動かす方法があります。件数が少ないうちはログで足りますが、多い場合は動作確認環境で1件ずつ試すほうが確実です。

Q4. 共通処理を確認してきた経験は他の言語やフレームワークでも活かせるか

A. 活かせます。呼び出し元を数えてから触るという確認の順番は、言語やフレームワークが変わっても同じ考え方で使えます。

Q5. Strutsのシステムを保守する求人はこれからも残るか

A. 断定はできませんが、DX推進に必要な人材が「大幅に不足」と回答した企業は50.1%です*2。人手が十分ではない状況で、既存のシステムを保守できる人を求める動きは当面続くと考えられます。

Q6. 呼び出し元が多すぎて数えきれないときはどうすればよいか

A. 一度にすべてを追おうとせず、画面ごとに区切って数えます。数え終わった画面から確認を進め、残りの件数を把握しておけば、途中で作業を止めても引き継ぎやすくなります。

8. まとめ:Strutsの経験は確認した順番で語れます

この記事のまとめ

  • 全職業の有効求人倍率は1.26倍で、業務システムを保守できる人を探す求人は残っています*1。
  • DX推進に必要な人材が「大幅に不足」と回答した企業は50.1%です*2。人手が十分ではない状況でも保守の求人は続いています。
  • 一般労働者の賃金は50〜54歳で月388.8千円です*3。共通処理を触る前に確認してきた経験は、交渉材料として具体的に伝えられます。
  • 共通処理を触る前に確認するのは、呼び出し元の数と、影響が画面に出るかどうかの2つです。この2つを数えれば、確認する順番が決まります。

Strutsで組まれた業務システムを保守してきた経験は、共通処理を触る前にどう確認したかを具体的に語れるかどうかで伝わり方が変わります。数えた件数と確認した方法を、次の職務経歴書に書き出してみましょう。求人票の言葉だけでは伝わらない経験ほど、具体的な数と手順で示す価値があります。

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※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年12月分)」
*2 IPA「DX動向2026」
*3 厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況」

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