リモートワーク転職で自分らしく リラシク
  1. リモートワーク 転職で自分らしく「リラシク」
  2. リラシクコラム
  3. 完全在宅の求人|出社の有無と勤務地の書き方を確認

完全在宅の求人|出社の有無と勤務地の書き方を確認

完全在宅の求人|出社の有無と勤務地の書き方を確認のイメージ写真

「完全在宅」と書かれた求人票を見て、通勤の負担がない働き方だと考える方は多いはずです。しかし出社の有無や勤務地の範囲、通信環境の扱いまで、求人票の文言だけで判断できる項目は限られています。応募する前に、確認する項目を順番で決めておく必要があります。

総務省の調査では、テレワークを導入している企業の割合は47.3%でした*1。導入している企業のなかでも在宅で働ける頻度や条件には幅があり、求人票に「完全在宅」と書かれていても運用は企業ごとに異なります。

Relasic(株式会社LASSIC運営)|リモートワーク対応の転職支援

監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

数字で見る、在宅勤務の実態 この記事の要約 企業のテレワーク導入率 *1 47.3% 総務省調査(2024年) 常用雇用者100人以上の企業が対象 導入していても運用は企業ごとに異 なる 正社員のテレワーク実施率 *2 22.5% パーソル総合研究所調査 2025年調査 導入率との差はここに表れる 一般労働者の賃金(全国計)*3 340.6千円 月額・2025年調査 給与の基準は求人ごとに異なる 居住地か勤務先所在地かを確認する 導入率と実施率には差がある。求人票の記載だけで判断しない *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • 総務省の通信利用動向調査では、テレワークを導入している企業の割合は47.3%でした*1。導入していても、在宅の対象や頻度は企業ごとに条件が異なります。
  • パーソル総合研究所の調査では、正社員全体のテレワーク実施率は22.5%でした*2。企業の導入率と、実際に在宅で働いている人の割合には差があります。
  • 一般労働者の賃金は全国計で月340.6千円です*3。完全在宅の求人であっても、給与の基準が居住地か勤務先の所在地かで金額の考え方が変わります。

リモートワーク対応の正社員求人|Relasic(株式会社LASSIC運営)

住む場所を変えずに応募できる求人は、出社の有無まで確認したうえで選べます。

リモートワーク対応の求人を見る →

1. 完全在宅と書かれた求人でも確認は必要です

完全在宅と書かれた求人であっても、出社の有無や勤務地の範囲、通信環境の扱いは、求人票の文言だけで判断できません。総務省の通信利用動向調査では、テレワークを導入している企業の割合は47.3%でした*1。導入している企業のなかでも、在宅で働ける頻度や条件には幅があり、その言葉が指す範囲は企業ごとに異なります。応募する前に、確認する項目を順番で決めておく必要があります。

「完全在宅」という言葉は、求人票によって指す範囲が違います。出社を一切求めない求人もあれば、緊急時や研修の期間だけ出社を求める求人もあります。言葉だけをそのまま受け取ると、条件の違いに気づくのは入社した後になります。

確認する範囲は、出社の有無だけではありません。勤務地の書かれ方、通信環境や貸与される機材の扱い、入社直後の研修の形式も、求人票の本文だけでは分からないことがあります。順番を決めて確認していくことで、見落としを防げます。

完全在宅で働ける求人は、リモートワーク対応の正社員求人のなかの一部です。全国どこからでも応募できる求人には、出社を伴う働き方も含まれます。出社の有無は、求人ごとに個別に確認する条件のひとつとして扱う必要があります。

確認する先は求人票だけに限りません。募集要項の別ページや、選考が進んだ段階での面談も、条件を確認する場になります。書かれていないことは、質問して確かめる姿勢が必要です。曖昧なまま応募を決めると、入社後の働き方との差に気づくのが遅くなります。

2. 出社の有無と勤務地の書き方は組み合わせで見分けます

求人票に書かれた出社の有無と勤務地の範囲は、別々の条件です。2つを組み合わせて確認すると、求人ごとの違いが見えやすくなります。片方だけを見て応募先を絞ると、もう片方の条件を見落とすことがあります。

求人票の出社条件と勤務地表記の組み合わせ 出張型の勤務 全国採用でも定期的な出社が必要です。出社の頻度と 交通費の扱いを確認します。 出社なしの勤務 全国どこからでも応募でき、出社を求めない求人です 。通信環境や機材の扱いを確認します。 地域限定の勤務 勤務地が特定の地域に限られ、出社も発生します。 通勤できる範囲かどうかを確認します。 地域限定の在宅 勤務地は限られますが出社は発生しません。 研修や機材の受け渡し方法を確認します。 出社の日がある 出社の日がない 出社の有無と勤務地の書き方は、組み合わせで確認する内容が変わります

総務省の調査では企業の47.3%がテレワークを導入している一方、パーソル総合研究所の調査では正社員全体のテレワーク実施率は22.5%でした*2。導入している企業のなかでも、実際に在宅で働く頻度には差があります。

出社なしで全国から応募できる求人であっても、通信環境の条件や貸与される機材の範囲は求人ごとに異なります。求人票に明記がない場合は、面談で確認しておく必要があります。

完全在宅を希望する場合は、出社の有無だけでなく、勤務地の書かれ方もあわせて確認します。「全国」「エリア不問」という表記でも、対象地域が限定される場合があります。

4つの組み合わせのなかで、出社が発生しない全国採用の求人を目指す場合は、通信環境や機材の扱いを確認する優先度が高くなります。出社がある求人と比べて、先に確認する項目が変わります。

あわせて読みたい | ハイブリッド勤務の求人|「リモート可」では分からない出社頻度

3. 在宅の求人でも実態には幅があります

「完全在宅」という表記は、求人票を作る企業によって使い方が異なります。出社を一切求めない意味で使う企業もあれば、月に数回程度の出社を含めて使う企業もあります。表記の統一されたルールがあるわけではありません。

求人票の本文に「完全在宅」とだけ書かれている場合、対象となる勤務地や、通信環境の条件までは読み取れないことがあります。募集要項の別の欄や、面談で確認する必要がある項目です。

入社してから条件の違いに気づくと、働き方の見直しが必要になります。求人票の言葉を額面どおりに受け取らず、確認する項目を決めてから応募先を選ぶことが、暮らしを変えない転職につながります。

在宅勤務の求人は増えていますが、すべての企業が同じ条件で運用しているわけではありません。企業ごとの違いを前提に、求人票を読み進める必要があります。

求人サイトに掲載された文言と、企業の採用ページに書かれた文言が異なる場合もあります。複数の情報源を見比べておくと、求人票だけでは分からない条件に気づきやすくなります。

4. 通信環境や研修の扱いは求人ごとに違います

在宅勤務の求人票を読むときに、確認しておきたい項目を表にまとめます。書かれ方の例と、確認するとよいことをあわせて示します。求人票に明記がない項目は、面談で質問する前提で確認先を決めておきます。

【表1】完全在宅の求人で確認する項目

確認する項目求人票の書かれ方の例確認するとよいこと
出社の有無「原則在宅」「出社不要」など表現が複数あります緊急時や研修期間の出社が対象に含まれるかを確認します
勤務地の範囲「全国」「エリア不問」と書かれていても対象地域が限定される場合があります対象地域と、転居が条件になっていないかを確認します
通信環境自宅の回線速度や機材の条件が明記されない求人があります貸与される機材の範囲と、自己負担の有無を確認します
給与の基準居住地か勤務先の所在地か、基準が書かれていない求人があります一般労働者の賃金は全国計で月340.6千円です*3。基準がどちらかを面談で確認します
入社直後の研修研修の実施場所や期間が求人票に書かれていない場合があります研修が対面か在宅かと、対面の場合の期間を確認します

表のとおり、完全在宅の求人票には、出社の有無や勤務地の範囲だけでなく、通信環境や給与の基準まで、複数の項目が関わります。1つずつ確認すると、求人ごとの条件の違いが見えてきます。

給与の基準が居住地ではなく勤務先の所在地にある求人であれば、住んでいる地域を変えずに、賃金水準の高い地域の相場に沿った年収を目指せます*3。基準がどちらかは求人票に明記されていない場合があるため、面談で確認します。

5. 求人票を確認する順番を決めておきます

在宅勤務の求人に応募する前に、何から確認するかを順番で決めておくと、見落としを防げます。

応募前に確認する順番 出社条件 出社が発生する場面を確認しま 勤務地表記 対象地域や転居条件を確認しま 通信環境 貸与機材と自己負担を確認しま 入社研修 研修の形式と実施場所を確認し ます 確認する順番を決めておくと、条件の見落としを防げます

最初に確認するのは、出社が発生する場面です。緊急時や研修の期間だけの出社であっても、「完全在宅」という表記とは別に、求人票や面談で確認しておきます。

次に、勤務地の表記を確認します。全国どこからでも応募できる求人でも、対象地域や転居の条件が別に定められている場合があります。

通信環境については、貸与される機材の範囲と、回線費用の自己負担の有無を確認します。求人票に明記がない場合は、選考の過程で質問しておく項目です。

入社直後の研修が対面で行われるか、在宅のまま参加できるかも、確認しておく項目のひとつです。研修の形式によって、入社直後だけ出社が必要になる求人もあります。

4つの確認事項は、面接の場でまとめて質問しても差し支えありません。順番を決めておくことで、聞き漏らしを防ぎ、複数の求人を同じ基準で比べられるようになります。

あわせて読みたい | Reactエンジニアの職務経歴書|転職で落ちる書き方と対策

6. 入社前に確認しておきたいことをまとめます

完全在宅の求人に応募する前に、確認しておきたいことを整理します。

在宅勤務の求人で確認しておきたいこと

  • 出社の有無:緊急時や研修期間を含めて、出社が発生する場面があるかを確認します。
  • 勤務地の範囲:対象となる地域と、転居が条件になっていないかを確認します。
  • 通信環境と機材:貸与される機材の範囲と、回線費用の自己負担の有無を確認します。
  • 給与の基準:居住地か勤務先の所在地か、給与の基準がどちらにあるかを確認します。

4つの項目はどれも、求人票の本文だけでは判断しきれないことがあります。募集要項の別の欄や、面談の場で確認しておくと、入社後の条件の違いに気づかずに済みます。

完全在宅の求人であっても、企業によって運用は異なります。確認する項目を決めてから求人票を読み進めることで、比較する基準がそろいます。

複数の求人を並べて比較するときも、同じ4つの項目で確認すると、条件の違いに気づきやすくなります。求人ごとに確認する項目がばらつくと、比較そのものが難しくなります。

あわせて読みたい | 保育園の送りと勤務時間|時差出勤と在宅勤務の相談先

7. よくある質問(Q&A)

Q1. 完全在宅の求人は出社が一切発生しないと考えてよいか

A. 求人ごとに異なります。そう書かれていても、緊急時や研修の期間だけ出社を求める求人があるため、求人票や面談で確認する必要があります。

Q2. 「全国どこからでも勤務可」と書かれた求人は居住地に条件がないか

A. 対象地域や転居の条件が別に定められている場合があります。表記だけで判断せず、求人票の他の欄も確認します。

Q3. 通信環境が求人票に書かれていない場合はどうすればよいか

A. 貸与される機材の範囲と、回線費用の自己負担の有無を、選考の過程で確認します。求人票に明記がないことは珍しくありません。

Q4. 給与の基準が求人票に書かれていない場合はどうすればよいか

A. 居住地の相場か、勤務先の所在地の相場かを面談で確認します。基準によって、年収の考え方が変わります。

Q5. 入社直後の研修は在宅のまま参加できるか

A. 求人ごとに異なります。対面での研修期間を設ける求人もあるため、研修の実施場所と期間を事前に確認しておく必要があります。

8. まとめ:完全在宅の求人は確認してから応募します

この記事のまとめ

  • 総務省の調査では、企業の47.3%がテレワークを導入しています*1。導入していても、在宅で働ける頻度や条件には幅があります。
  • パーソル総合研究所の調査では、正社員全体のテレワーク実施率は22.5%でした*2。企業の導入率と、実際に在宅で働く割合には差があります。
  • 一般労働者の賃金は全国計で月340.6千円です*3。給与の基準が居住地か勤務先の所在地かで、年収の考え方が変わります。
  • 完全在宅の求人であっても、出社の有無・勤務地の範囲・通信環境・給与の基準は、求人ごとに個別に確認する項目です。求人票だけで決めず、確認してから応募することが見落としを防ぎます。

完全在宅という言葉だけで応募先を決めず、確認する項目を順番で決めてから求人票を読み進めることが、暮らしを変えない転職につながります。出社の有無や勤務地の範囲は、求人ごとに条件が異なるからこそ、応募前に確認しておく価値があります。

求人票の先を確かめてから、暮らしを変えない転職へ

Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。完全在宅の求人だけでなく、出社を伴うハイブリッド勤務の求人も含めて、専任エージェントが求人票だけでは分からない条件を確認したうえでご紹介します。

会員登録は無料です。リモートワーク求人の情報を受け取れます

※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 総務省「令和6年通信利用動向調査」(2025年公表)
*2 パーソル総合研究所「第十回テレワークに関する調査」(2025年公表)
*3 厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況」(2026年3月公表)

転職ノウハウ その他の記事

もっと読む 〉
上部に戻る