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プロジェクトリーダー求人は担当の広さで選ぶ|人数と工程

プロジェクトリーダー求人は担当の広さで選ぶ|人数と工程のイメージ写真

求人票で「プロジェクトリーダー」という肩書きを見つけたとき、そこに書かれている担当の広さは一様ではありません。配下のメンバーを何人見るのかを指す求人もあれば、要件定義から保守までどの工程を担当するのかを指す求人もあります。同じ肩書きでも、応募前に確かめる項目が変わります。

正社員全体で在宅を含む働き方をしている割合は22.5%です*1。プロジェクトリーダーの求人でも在宅を含む求人は珍しくない一方、担当する仕事の中身は求人ごとに異なるため、先に見分け方を押さえておく必要があります。

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監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

数字で見る、在宅と賃金の実態 この記事の要約 正社員全体のテレワーク実施率 *1 22.5% 在宅を含む働き方の広がり 2025年調査 個別の職種の集計ではない 一般労働者の賃金・東京都 *2 418.3千円 月額 2025年調査 勤務先の所在地が基準になる場合が ある 東京都と全国計の賃金差 *2 77.7千円 月額の差 2025年調査 地域による差ははっきり出ている 在宅を含む働き方と、地域による賃金の差を、数字で確認します *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • プロジェクトリーダーの求人は、配下のメンバーを管理する仕事と、担当する工程を管理する仕事の両方を指します。求人票の担当業務欄を読むことで見分けられます。
  • 正社員全体で在宅を含む働き方をしている割合は22.5%です。担当する仕事の中身とは別に、在宅を含む働き方が可能かどうかも求人ごとに確認できます*1。
  • 一般労働者の賃金は東京都が418.3千円で、全国計との差は77.7千円です。給与の基準が勤務先の所在地と居住地のどちらかによって、想定できる水準は変わります*2。

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1. プロジェクトリーダーの求人は担当の広さで見分けます

プロジェクトリーダーの求人を確認するときは、担当する仕事が人数を管理する仕事なのか、工程を管理する仕事なのかを、求人票の記載から見分けます。肩書きが同じでも、配属先や会社によって担当する仕事の幅は大きく変わります。正社員全体で在宅を含む働き方をしている割合は22.5%です*1。プロジェクトリーダーの求人でも在宅を含む求人は珍しくない一方、担当する仕事の中身を確かめないまま応募すると、入社後に想定と違う場面が出てきます。

「プロジェクトリーダー」という肩書きは、法律や業界団体が定めた資格ではありません。会社によって指す仕事の中身が異なるため、求人票に書かれた担当業務を読んで判断する必要があります。

同じ仕事の中身でも、会社によっては「プロジェクトリーダー」ではなく「サブリーダー」や「主任」と呼ぶこともあります。呼び方ではなく、担当業務欄に書かれた中身で仕事の広さを判断します。

見分け方は大きく2つあります。配下のメンバーを何人見るかという人数の面と、要件定義から保守までどの工程を担当するかという工程の面です。次の項目で、この2つをどう見分けるかを整理します。

求人票の担当業務欄が短く、担当する仕事の中身がつかみにくい場合は、応募前に問い合わせて確認できる会社もあります。問い合わせの窓口が用意されているかどうかも、求人票の記載から確認しておきます。

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2. 求人票の担当業務欄は人数と工程で読み方が分かれます

求人票の担当業務欄に書かれている言葉から、どちらの仕事に近いかを見分けられます。

求人票の担当業務欄は人数と工程で読み方が分かれます 担当業務欄に並んでいるのはどちらの言葉ですか 進行管理や予算管理が中心 配下の人数や体制を確認します 設計やレビューが中心 どこまでの工程を担当するか確認 します 両方の言葉が並ぶ 人数と工程の両方を面談で確認し ます 担当業務欄の言葉から、人数か工程かの手がかりを読み取れます

求人票の担当業務欄に並ぶ言葉が、進行管理や予算管理、関係者との折衝であれば、プロジェクトリーダーとしての仕事は人数と進め方を管理する側に寄っています。

設計やレビュー、技術選定といった言葉が並んでいれば、プロジェクトリーダーとしての仕事は担当する工程そのものに寄っています。求人票だけで判断できない場合は、面談で配下の人数と担当する工程の両方を質問して確かめます。

面談で尋ねるときは、「人数は多いですか」ではなく、配下のメンバー数や、どこまでの工程を担当するのかを具体的な言葉で尋ねると、抽象的な答えではなく、判断材料になる答えが返ってきます。

3. 会社の規模によって兼ねる業務の幅が変わってきます

同じ「プロジェクトリーダー」という肩書きでも、会社の規模や体制によって担当する仕事の幅は変わります。人数の少ない会社では、設計や実装を兼ねながら進行を管理する求人があります。人数の多い会社では、進行管理や折衝に専念し、実装は担当しない求人もあります。

求人票の担当業務欄に並ぶ言葉で、この違いを見分けられます。「進行管理」「予算管理」「折衝」といった言葉が中心であれば、担当する仕事は人数と進め方の管理に寄っています。「設計」「レビュー」「技術選定」といった言葉が並んでいれば、担当する仕事は工程そのものに寄っています。

どちらが良いという話ではありません。これまでの経験が、人数を動かした経験なのか、工程を最後まで担当した経験なのかによって、合う求人が変わります。

転職によって、これまで人数を管理していた人が工程を担当する仕事に変わることもあります。管理の経験をそのまま活かせるとは限らないため、求人票の担当業務欄と、これまでの経験を照らし合わせておく必要があります。

面接では、担当してきた仕事が人数側なのか工程側なのかを、具体的な人数や工程名で伝えられるようにしておくと、求人の担当業務との一致を判断してもらいやすくなります。

4. 賃金とテレワークの実態を数字で比較します

求人条件を確認するとき、参考になる数字を表にまとめます。

【表1】テレワーク実施率と賃金の比較

指標比較対象備考
正社員全体のテレワーク実施率22.5%*1
一般労働者の賃金(東京都)418.3千円全国計との差 77.7千円*2

一般労働者の賃金は、東京都が418.3千円で、全国計との差は77.7千円です*2。プロジェクトリーダーの求人でも、給与の基準が勤務先の所在地に基づくのか、居住地に基づくのかによって、想定できる水準が変わります。

求人票に給与の金額だけが書かれている場合、この2つの数字を目安として、勤務先の所在地の相場からどれくらい離れた金額かを確認できます。担当する仕事が人数側か工程側かとは別に、給与の基準は必ず確認しておきたい項目です。

給与の基準は求人ごとに異なるため、求人票に書かれた勤務地の条件と、給与の決まり方を面談で確認しておくと、年収交渉の場面でも根拠を持って話せます。

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5. 在宅を含む働き方の広がりを実施率で確認します

担当する仕事の内容だけでなく、在宅を含む働き方が可能かどうかも、求人ごとに確認しておきたいところです。

在宅を含む働き方の広がりを実施率で確認します 正社員全体の実施率 出社中心の働き方 在宅を含む働き方 個別の職種ではなく正社員全体の値です 在宅を含む働き方をする正社員の割合を示す目安です

正社員全体で在宅を含む働き方をしている割合は22.5%です*1。特定の職種に限った数字ではありませんが、在宅を含む求人が珍しくない状況を示す目安になります。

在宅の可否は、担当する仕事が人数側か工程側かとは別に決まります。人数を管理する仕事でも在宅の求人はありますし、工程を担当する仕事でも出社が必要な求人はあります。求人票の勤務形態欄を、担当業務欄とは別に確認します。

在宅を含む働き方が可能な求人でも、配下のメンバーが出社中心で働いている場合、進行管理のための出社日が求人票とは別に設けられることもあります。勤務形態欄だけでなく、配下の体制も合わせて確認しておくと、入社後の働き方を具体的に見通せます。

6. 応募前に求人票で確認する項目を整理します

プロジェクトリーダーの求人に応募する前に、確認しておきたい項目を整理します。

応募前に求人票で確認すること

  • 担当業務の中心:進行管理や折衝が中心か、設計やレビューが中心かを確認します。
  • 配下の人数や体制:何人のメンバーを見る仕事かを、求人票や面談で確認します。
  • 担当する工程:要件定義から保守までのどこを担当するかを確認します。
  • 給与と勤務形態の基準:給与が勤務先の所在地と居住地のどちらを基準にするか、在宅を含む働き方が可能かを確認します。

4つの項目は、求人票の担当業務欄と勤務条件欄を読めば、確認できる場合が多くあります。書かれていない項目は、面談で質問して補います。

担当業務の中心が分かれば、これまでの経験のどこを面接で伝えるべきかも見えてきます。人数を動かした経験と、工程を最後まで担当した経験は、アピールする材料が異なります。

求人票に書かれた条件と、面談で聞いた内容にずれがある場合は、そのまま選考を進めるのではなく、どちらが実際の仕事に近いのかを確認します。ずれを放置したまま入社すると、担当する仕事の広さが想定と違う場面につながります。

確認する順番にも工夫できます。担当業務の中心を先に確認しておくと、配下の人数や担当する工程についての質問を、面談の中でより具体的な言葉で組み立てられます。順番を決めておくだけで、限られた面談の時間を無駄にせずに済みます。

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7. よくある質問(Q&A)

Q1. プロジェクトリーダーの求人で問われる経験年数の目安はどれくらいか

A. 求人ごとに幅があります。配下の人数を管理する求人では、チームを率いた経験の年数が問われます。工程を担当する求人では、その工程を一人で最後まで担当した経験が重視されます。

Q2. 管理経験がなくても応募できる求人はあるか

A. あります。求人票に必須要件として管理経験の年数が明記されている場合は、その年数に届かないと選考が進みにくくなります。工程を担当する求人であれば、管理経験がなくても設計や実装の経験で応募できる場合があります。

Q3. 在宅を含む働き方ができる求人はあるか

A. あります。正社員全体で在宅を含む働き方をしている割合は22.5%です*1。担当する工程や体制によって在宅の可否が変わるため、求人票や面談で確認します。

Q4. 給与はどの水準を基準に決まるか

A. 求人ごとに基準が異なります。一般労働者の賃金は東京都が418.3千円で、全国計との差は77.7千円です*2。勤務先の所在地の相場を基準にする求人もあれば、居住地の相場を踏まえる求人もあるため、面談で確認します。

Q5. 求人票の担当業務欄に具体的な記載がない場合はどうするか

A. 面談で質問して補います。配下の人数や体制、どこまでの工程を担当するのかは、面談前に質問の候補を挙げておくと、回答を聞いたときに求人票の記載と照らし合わせやすくなります。それでも回答があいまいな場合は、入社後に担当する仕事が変わる可能性を踏まえて判断します。

8. まとめ:プロジェクトリーダーの求人は担当の広さで選びます

この記事のまとめ

  • プロジェクトリーダーの求人は、人数を管理する仕事と工程を管理する仕事の両方を指すため、求人票の担当業務欄を確認して見分けます。
  • 正社員全体で在宅を含む働き方をしている割合は22.5%です*1。担当する仕事の中身とは別に、勤務形態も求人ごとに確認します。
  • 一般労働者の賃金は東京都が418.3千円で、全国計との差は77.7千円です*2。給与の基準が勤務先の所在地と居住地のどちらかによって、想定できる水準が変わります。
  • 担当業務・人数・工程・給与と勤務形態の基準を確認してから応募すると、入社後に想定と違う仕事に戸惑う場面を減らせます。

プロジェクトリーダーの求人は、肩書きだけでは仕事の中身が分かりません。担当業務欄と面談で人数と工程を確認したうえで、給与や働き方の条件も合わせて確認していきましょう。求人票に書かれた言葉を手がかりに、これまでの経験と担当する仕事の広さを照らし合わせることが、入社後の見通しを立てる土台になります。

担当する仕事の中身まで確かめて、転職の準備を進める

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※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 パーソル総合研究所「第十回 テレワークに関する調査」
*2 厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況」(2026年3月公表)

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