生成AIパスポートの履歴書の書き方|資格欄の正式名称と取得年月

生成AIパスポートは、履歴書の免許・資格欄に「生成AIパスポート試験 合格」と書き、年月は合格証書に書かれた日付に合わせます*1。発行元は一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)で、履歴書には「生成AIパス」のような略称ではなく、試験の正式な名称を書きます*1*4。年号は、和暦か西暦のどちらかに統一するのが基本です*4。
取得年月に受験日・合格日・証書の発行日のどれを使うかは、公表されていません。書き方の例は表に並べ、職務経歴書の自己PR欄に資格と業務での使い方を一緒に書く例も入れました。
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この記事のポイント
- 資格欄は「生成AIパスポート試験 合格」の形で、省略せず正式な名称で書きます*1*4。発行元の一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)の名前を添える書き方もあります*1。
- 取得年月は、受験した月の記憶に頼らず、合格証書に書かれた日付を見て決めます。日付の種類は公表されていないので、証書に書かれたものがそのまま手がかりです。
- 2026年6月試験は21,752名が受験し、17,380名が合格しました*3。職務経歴書の自己PR欄に、資格と実際の業務での使い方を一緒に書く例を載せました。
監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)
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1. 生成AIパスポートは資格欄に正式名称と合格の形で書く
履歴書の免許・資格欄には「生成AIパスポート試験 合格」と書き、年月は合格証書に書かれた日付に合わせます。試験の名称は「生成AIパスポート試験」で、資格を発行しているのは一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)です*1。履歴書の資格名は、省略せず正式な名称・表示で書くのが基本です*4。免許・資格欄は、「○○検定 合格」「○○免許 取得」の形で書きます*4。
厚生労働省が作成した履歴書の様式例(令和3年4月)には、免許・資格欄が設けられています*5。この様式例は参考として示されたもので、各企業は、ほかの様式の履歴書やエントリーシートを使うこともできます*5。様式が違っても、資格欄に書く1行は、資格名、合否、年月の3つで組み立てます*4。
生成AIパスポートの場合、資格名は「生成AIパスポート試験」、合否は「合格」です。年月には、合格証書の日付を使います。協会の公式ページでは、合格者に合格証書を発行すると案内されています*2。書類を作るときは、手元の合格証書を見ながら、名称と日付を書き写します。
2. 資格欄を書き終えるまでの4つの手順

最初に見るのは、合格者に発行される合格証書です*2。合格者には、合格証書とオープンバッジが発行されます*2。資格名と日付は、合格証書に書かれたものを写すと、履歴書の記載と手元の証明が食い違いません。
合格の結果は、受験期間が終わってから1か月以内に会員ページで知らされます*2。受験期間は、2月・4月・6月・8月・10月の月初から月末までの年5回です*1。受験した月と結果を知る月が違う場合があるので、年月は合格証書の日付で書きます*1*2。
次に、履歴書全体で、年号の書き方を和暦か西暦の片方にそろえます*4。2026年6月は令和8年6月と同じ月です。学歴や職歴を西暦で書いているなら、資格欄も西暦で書きます。
資格欄の1行には、資格名、合否、年月を書きます*4。最後に、1行では伝わらない部分を職務経歴書で補うために、職務経歴書へ項目を足します。項目は、「取得資格」「活かせる能力」「自己PR」などを自由に追加できます*4。
3. 資格欄の書き方の例と使い分け
生成AIパスポートの資格欄の書き方の例(記載例の日付は例です)
| 書き方 | 資格欄の記載例 | 使う場面と注意 |
|---|---|---|
| 基本の形(西暦) | 2026年6月 生成AIパスポート試験 合格 | 「○○検定 合格」の形に沿った書き方です*4。年と月の列が分かれた様式では、年と月を別の列に書きます*5 |
| 和暦にそろえた形 | 令和8年6月 生成AIパスポート試験 合格 | 履歴書のほかの年号を和暦で書いているときに使います*4 |
| 発行元を添えた形 | 2026年6月 一般社団法人生成AI活用普及協会 生成AIパスポート試験 合格 | 発行元は協会です*1。団体名を添える形は、厚生労働省の資料にも例があります*4 |
| 勉強中や結果待ちの形 | 生成AIパスポート試験 勉強中(2026年10月受験予定) | 勉強中や結果待ちでも、その旨を明示すれば書けます*4。合否が出る前に「合格」とは書きません |
| 避ける形(略称) | 生成AIパス 合格 | 資格名は省略せず、正式な名称・表示で書きます*4 |
| 国家試験と並べる形 | 2024年10月 基本情報技術者試験 合格 2026年6月 一般社団法人生成AI活用普及協会 生成AIパスポート試験 合格 | 情報処理技術者試験は、経済産業省が法律に基づいて行う国家試験です*6。発行元を添えると、2つの資格を区別できます*1*6 |
年と月の列が分かれた様式では、年の列に2026、月の列に6を書き、資格名の列に「生成AIパスポート試験 合格」と書きます*5。厚生労働省の様式例の免許・資格欄は、年と月を別の列に書く作りです*5。応募先から様式が指定されたときも、1行に入れる中身は同じです。
発行元の名前を添えるかどうかは、迷いやすい部分です。厚生労働省の資料には、団体名を添えた「日本商工会議所主催 簿記検定2級」が適切な例として載っています*4。生成AIパスポートは、協会が発行する資格です*1。団体名を添えるなら、「主催」を付けずに、協会名と試験名を続けて書きます。
資格が複数あるときは、古い順に書く方法もあるのが実情です*4。厚生労働省は、応募先に対するアピール力の高い順を勧めており、多数の資格を持つ場合は、応募先の職務に関係するものを選んで書くとしています*4。生成AIパスポートは、生成AIを使う仕事に応募するときに、上のほうへ置く候補になります。
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4. 取得年月は合格証書の日付を見て書く
取得年月に使う日付の種類について、協会は公表していません。そのため、合格証書を見て日付を写します。合格証書に2026年7月と書かれていれば、資格欄の年月は2026年7月です。
一度取得した資格は、無期限で利用できます*2。数年前に合格した場合も、年月に古い日付をそのまま書けます。取得した年月が古いからといって、履歴書から外す理由はありません。
合格証書がまだ手元にない時期は、年月を書かずに済ませるのではなく、結果待ちであることを明示します*4。合格証書が届いたら、日付を見て年月を書き入れる形です。応募書類を先に提出していた場合は、面接で合格証書の日付を伝えます。
面接で資格について聞かれたときは、試験の形式を答えられるようにしておきます。生成AIパスポート試験は、オンライン(IBT方式)で受ける60分・60問の四肢択一式です*1。受験料は11,000円(税込)で、学生は5,500円(税込)です*1。
資格欄に情報処理技術者試験の資格を並べるときは、発行元の違いが読み手に伝わる書き方にします。基本情報技術者試験などの情報処理技術者試験は、経済産業省が法律に基づいて行う国家試験です*6。生成AIパスポートは、協会が発行する資格です*1。公式ページでは国家資格か民間資格かが示されていないので、資格欄にも「国家資格」「民間資格」とは書かず、団体名と試験名だけを書きます。
5. 2026年6月試験の合格率と職務経歴書での書き方

2026年6月の生成AIパスポート試験は、21,752名が受験し、17,380名が合格しました。合格率は79.90%です*3。この数字は2026年6月の回だけのもので、ほかの回の合格率を示すものではありません*3。履歴書に書くかどうかは合格率の高さで決めず、応募先の仕事に関係するかどうかで決めます*4。
資格欄の1行は、合格したことしか伝えません。生成AIを仕事でどう使ったかは、資格欄では分からないので、職務経歴書の「取得資格」と「自己PR」の欄で補います*4。資格と実際の業務での使い方を同じ書類に書くと、読み手は、資格の中身を知らなくても、この人が何をしてきたかを読み取れます。
次の文章は、筆者が作った自己PR欄の例です。実在の人物の経歴ではないので、自分の実際の業務に置き換えて使ってください。
【取得資格】生成AIパスポート試験 合格(2026年6月)
【自己PR】現職の運用チームでは、障害対応の報告書の下書きに生成AIを使っています。顧客名やサーバー名は入力しないというルールを自分で文書にし、チームに共有しました。生成AIが書いた文面は、ログと照らして事実を書き直してから提出しています。
この例には、書く中身が3つ入っています。何の業務に使ったか(障害対応の報告書の下書き)、どんな情報を入れないと決めたか(顧客名・サーバー名)、出力をどう扱ったか(ログと照らして書き直し)の3つです。実際に生成AIを使っていないなら、使ったように書かず、資格欄に資格だけを書きます。
応募先の求人票に生成AIの活用が書かれているときは、求人票の言葉に合わせて、業務の名前を書き換えます。資格欄に書く1行と、自己PR欄の3つの中身を、同じ応募書類のなかで食い違わないようにそろえます。
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6. よくある質問
Q1. 生成AIパスポートは履歴書の資格欄に書いてよいですか
A. 書けます。資格欄に書く資格は、応募先の仕事と関係するものから選びます*4。求人票が生成AIの活用に触れているなら、書く資格の候補です。
Q2. 「生成AIパス」のように略して書いてもよいですか
A. 略さず「生成AIパスポート試験 合格」と書きます。履歴書の資格名は、省略せず正式な名称・表示で書くのが基本です*4。試験の名称は「生成AIパスポート試験」です*1。
Q3. 合格証書が届く前に応募するときはどう書けばよいですか
A. 合否が分かるまでは「合格」と書かず、「結果待ち」と添えて書きます。勉強中や2次試験待機中などでも、その旨を明示すれば書けるとされています*4。合格証書が届いたら、年月を書き入れた書類に差し替えます。
Q4. 取得年月は受験日と合格日のどちらを書けばよいですか
A. 合格証書に書かれた日付を見て書きます。どの日付を使うかは公表されていないので、受験日と合格日のどちらかを選ぶ必要はありません。年号は、履歴書のほかの欄とそろえます*4。
7. まとめ:生成AIパスポートは正式名称と合格証書の日付で書く
この記事のまとめ
- 資格欄は「生成AIパスポート試験 合格」の形で、省略せず正式な名称で書く*1*4
- 発行元の一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)を添えるときは、「主催」を付けずに団体名と試験名を続けて書く*1
- 取得年月は合格証書に書かれた日付を見て書き、年号は和暦か西暦に統一する*2*4
- 生成AIパスポートは協会が発行する資格で、情報処理技術者試験は経済産業省が行う国家試験*1*6
- 職務経歴書の自己PR欄に、資格と一緒に実際の業務での使い方を書く*4
資格欄の1行は、名称と日付を書き写せば書けます。書き終えたら、合格証書と見比べて、名称と日付を1字ずつ読み合わせます。
※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。
出典・参考情報
*1 生成AIパスポート(一般社団法人生成AI活用普及協会)
*2 一般社団法人生成AI活用普及協会の概要
*3 2026年6月 生成AIパスポート試験の結果(一般社団法人生成AI活用普及協会)
*4 応募書類の作り方(厚生労働省・ハローワーク・令和6年5月)
*5 新たな履歴書の様式例の作成について(厚生労働省・令和3年4月)
*6 情報処理技術者試験の概要(情報処理推進機構)
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