見る範囲の広さ|求人票の書き方から読む

求人票に書かれた「幅広い業務」や「マルチタスク対応」という言葉だけでは、見る範囲がどこまで及ぶかは分かりません。広さは仕事の量ではなく、どこまでを自分の判断で決められるかに表れます。求人票の書き方から手がかりを拾い、書かれていない部分は面接で確かめる、という進め方があります。
見る範囲の広さがどこまで及ぶかは、求人票の書き方と面接から確かめることができます。担当工程の記載や体制の有無が、手がかりになります。
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この記事のポイント
- 見る範囲の広さは、仕事の量ではなく、どこまで自分の判断で決まるかに表れます
- 求人票の書き方から手がかりを拾い、書かれていない部分は面接で分担を確かめます
- 一般労働者の平均年齢は44.4歳、女性の賃金ピークは305.7千円です*1。見る範囲の話とは別の数字です
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求人票の書き方から担当する範囲を確かめられる求人も、リモートワーク対応の求人にあります。
1. 見る範囲の広さは、求人票の書き方に出ます
見る範囲の広さは、担当する仕事の量ではなく、どこまでを自分の判断で決められるかに表れます。求人票の書き方から手がかりを拾い、書かれていない部分は面接で分担を確かめる、という順で読み進められます。
求人票には「幅広い業務」「マルチタスク対応」といった言葉が使われることがあります。この言葉だけでは、見る範囲がどこまで及ぶかは分かりません。
担当する範囲の広さは、仕事の量では測れません。同じ人数の体制でも、どこまでを自分の判断で決められるかによって、見る範囲の感じ方は変わります。
その範囲を確かめる手がかりは、求人票の業務内容欄にあります。担当する工程が具体的に書かれているか、幅広い表現でまとめられているかによって、読み取れることが変わります。
求人票に書かれていない部分は、担当する範囲から外れているとは限りません。記載がないだけで、実際には担当に含まれることもあります。
担当する範囲が曖昧なまま入社すると、優先して進める業務の判断がつきにくくなります。範囲が分かっていれば、どこから手を付けるかを自分で決めやすくなります。
この先では、求人票の書き分けによって次に聞くことがどう変わるか、判断の範囲が求人票のどこに表れるか、求人票から面接へ手がかりを積み上げる順序、書き方の4パターン、面接での3つの尋ね方という順に見ていきます。
2. 求人票の書き分けで、次に聞くことが変わります
求人票の書き方によって、面接で確かめる内容が変わります。
求人票の業務内容欄に、工程ごとの書き分けがあるかどうかで、面接で確かめる内容が変わります。書き分けがある場合は、その工程の中でどこまでが自分の担当かを尋ねる進め方があります。
「幅広い業務を担当」といった表現だけで書かれている場合は、どこまで担当が及ぶかを、具体的な業務名を挙げて尋ねる進め方があります。
体制や人数の記載がない場合は、分担する相手がいるかどうかを面接で聞く進め方があります。相手がいない場合、担当する範囲は一人に集中している可能性があります。
次の項目では、求人票の記載から面接へと手がかりを積み上げる順序を見ていきます。
3. 求人票の同じ言葉でも、判断の範囲の意味合いは異なります
求人票の業務内容欄に書かれているのは、担当する業務の名称であることが多く、その業務の中でどこまでを自分の判断で進められるかまでは、書かれていない場合があります。
同じ「幅広い業務」という表現でも、複数の工程を横断して担当する場合と、一つの工程の中で裁量が広い場合とでは、範囲の意味が違います。求人票の言葉だけでは、どちらに当たるかは判断できません。
「マルチタスク対応」という表現も同様です。複数の業務を並行して進めることを指す場合と、判断を求められる場面が多いことを指す場合があり、求人票の記載だけでは区別がつきません。
求人票に書かれた言葉が同じでも、企業によって指している内容は異なります。言葉そのものを深読みするよりも、求人票の記載を面接で確かめる対象として扱うほうが、読み取り方がぶれにくくなります。
ここで、求人票の分担とは別の数字に触れます。一般労働者の平均年齢は44.4歳、女性の賃金ピークは45〜49歳と55〜59歳で305.7千円です*1。見る範囲の広さを示す数字ではなく、参考として挙げるものです。
次の項目では、求人票の記載から面接へと、範囲を確かめる手がかりをどう積み上げるかを見ていきます。
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4. 求人票の記載から面接へ、手がかりを積み上げます
ここで、範囲を確かめる3つの手がかりを、求人票から面接へと順に積み上げます。
土台になるのは、求人票の業務内容欄です。担当する工程がどこまで具体的に書かれているかで、手がかりの量が変わります。
中段では、求人票に書かれていない箇所を書き出します。記載がないというだけで、担当から外れているとは限りません。
頂点では、書き出した空白について、分担がどう変わるかを面接で確かめます。増員の有無ではなく、分担の変化を尋ねる点がポイントです。
次の項目では、求人票の書き方を4パターンに分けて、読み取れることと面接で聞くことを整理します。
5. 求人票の書き方から、見る範囲を4パターンで読み取ります
求人票の書き方を4パターンに分け、読み取れることと面接で聞くことを整理します。
求人票の書き方・読み取れること・面接で聞くこと
| 求人票の書き方 | 読み取れること | 面接で聞くこと |
|---|---|---|
| 業務内容欄に担当工程が一つだけ書かれている | 見る範囲が狭く、その工程に絞られている可能性があります | その工程以外に範囲が広がる場合があるか聞きます |
| 「幅広い業務を担当」とだけ書かれている | 範囲が広く、複数の工程にまたがる可能性があります | どこまで担当するか、具体的な業務名で聞きます |
| 募集人数が1名で、体制の記載がない | 分担する相手がおらず、担当する範囲が一人に集中する可能性があります | 分担する相手がいるか、体制について聞きます |
| 「チームで担当」と書かれ、担当工程の記載がない | 担当がチーム内でどう分かれるか、書かれていない部分があります | チーム内の分担の決め方を聞きます |
4つのパターンは、求人票の書き方から見る範囲の手がかりを拾う構成にしています。
業務内容欄に担当工程が一つだけ書かれている場合は、その工程に絞られている可能性がありますが、他の工程が加わる場合があるかを面接で確かめておくと、入社後の見立てがずれにくくなります。
「幅広い業務を担当」といった表現だけの場合は、どこまで担当するかを、具体的な業務名を挙げて尋ねる進め方があります。
募集人数が1名で体制の記載がない場合は、分担する相手がいるかどうかを面接で聞く進め方があります。相手がいない場合、担当する範囲は一人に集中する可能性があります。
「チームで担当」と書かれていても、担当工程の記載がない場合は、チーム内での分担の決め方を面接で聞く進め方があります。
求人票の書き方は、担当する業務の全体像を示す一方で、境目まではっきり書かれていないことがあります。境目が書かれていない場合は、面接で尋ねる対象として扱う進め方があります。
4つを一度に確かめる必要はありません。求人票で分かる部分は先に読み、残りは面接で確かめる進め方でも十分です。
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6. 面接では、担当の範囲を3つの角度から尋ねます
見る範囲を確かめる尋ね方を、3つ並べます。
面接で尋ねる3つの角度
- 担当工程を尋ねる:業務内容欄に書かれた工程が、実際にどこまで自分の担当になるかを尋ねます
- 空白を尋ねる:求人票に記載のない工程が、担当に含まれるかどうかを尋ねます
- 体制を尋ねる:分担する相手がいるかどうかを、体制の記載とあわせて尋ねます
3つの角度は、担当工程を尋ねる・空白を尋ねる・体制を尋ねるという順に並べています。求人票の書き方に応じて、優先して尋ねる角度を変える進め方があります。
担当工程を尋ねる角度では、業務内容欄に書かれた工程が、実際にどこまで自分の担当になるかを尋ねます。工程の一部だけを担当する場合もあるため、範囲の境目を具体的に尋ねておくと、入社後の見立てがずれにくくなります。
空白を尋ねる角度では、求人票に記載のない工程が、担当に含まれるかどうかを尋ねます。記載がないというだけで、担当から外れているとは限りません。
体制を尋ねる角度では、分担する相手がいるかどうかを、体制の記載とあわせて尋ねます。相手がいない場合、担当する範囲は一人に集中する可能性があります。
尋ねる順番を決めておくと、面接の時間が限られている場合でも、聞き逃しを減らせます。優先して尋ねたい角度を1つか2つに絞っておく進め方もあります。
3つの角度は、一度の面接で全て尋ねる必要はありません。求人票で分かる部分は先に読み、残りを面接で確かめる進め方でも十分です。
尋ねた内容と、入社後の実際の業務に差があると感じた場合は、勤務先の採用担当に確かめ直す進め方があります。
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7. よくある質問|求人票の書き方と面接での確かめ方
Q1. 求人票に「幅広い業務」と書かれている場合、見る範囲は広いと判断してよいですか。
A. 「幅広い業務」という表現だけでは、見る範囲がどこまで及ぶかは分かりません。業務内容欄の記載を確認したうえで、面接で具体的な業務名を尋ねる進め方があります。表現の広さと担当の広さは、必ずしも一致しません。
Q2. 求人票に体制の記載がない場合、範囲を確かめる方法はありますか。
A. 求人票に体制の記載がない場合は、面接で分担する相手がいるかどうかを尋ねる方法があります。回答が曖昧な場合は、勤務先の採用担当に確かめる進め方もあります。募集人数の記載もあわせて確認できます。
Q3. 面接で範囲を尋ねても、担当者によって答えが違うことはありますか。
A. 面接の回数や担当者によって、答えの詳しさが変わることはあります。現場に近い担当者に尋ねると、業務に近い回答を得やすくなります。複数回に分かれる場合は、後半で改めて尋ねる方法もあります。
Q4. 面接で聞いた範囲と、求人票の記載が違う場合はどうすればよいですか。
A. 求人票の記載と面接での説明を書き出して比べる進め方があります。差があると感じる場合は、勤務先の採用担当に確かめる方法があります。入社前に書き出しておくと、後から見比べやすくなります。
8. まとめ:広さは求人票の書き方と面接から分かります
この記事の要点
- 見る範囲の広さは、仕事の量ではなく、どこまで自分の判断で決まるかに表れます
- 求人票の書き方から、担当する範囲についての手がかりを先に拾えます
- 書かれていない部分は、面接で分担がどう変わるかを尋ねて確かめます
- 一般労働者の平均年齢は44.4歳、女性の賃金ピークは305.7千円です*1。見る範囲の話とは別の数字です
- 求人票と面接で拾った内容に差があれば、勤務先の採用担当に確かめる進め方があります
広さは、求人票の書き方と面接での説明から確かめられます。書かれていない部分が気になる場合は、面接で分担がどう変わるかを尋ねる進め方があります。求人票と面接の内容に差があると感じたときは、勤務先の採用担当に確かめる方法があります。書き出して見比べておくと、入社後に食い違いに気づいたときも、確かめ直す手がかりが残ります。
※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。
出典・参考情報
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