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就業規則を見せてもらう|頼む時期と順番

就業規則を見せてもらう|頼む時期と順番のイメージ写真

就業規則を見せてもらえるかどうかは、聞くタイミングと聞く相手によって変わります。選考の早い段階と内定後では、聞ける相手も、答えられる範囲も違うため、段階に合わせて誰にどう頼むかという順番を押さえておくと、聞き方に迷いにくくなります。確認したい内容を先に整理しておくと、聞く相手も選びやすくなります。

就業規則を見せてもらう頼み方は、選考の段階に合わせて聞く相手を選ぶという順番に集約されます。

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数字で見る頼み方の整理 この記事の要約 整理する段階数 2 つの段階に分けます 本文2の図で解説 選考中・内定後 伝え方の型 3 つの型を使います 本文6の図で解説 範囲・目的・段階 IT系求人の倍率 3.92 倍*1 転職市場の前提として提示 情報処理・通信技術者 頼めるかどうかは、選考の段階と聞く相手によって変わります。順番を選ぶと、聞き方が具体的になります *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • 就業規則を見せてもらえるかは、頼むタイミングと聞く相手によって変わります
  • 選考の段階によって、聞ける相手も伝え方の型も変わります
  • 分からない点が残った場合は、勤務先の人事・採用担当に確かめる方法があります

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1. 就業規則を見せてもらえるかは、頼み方と時期で変わります

就業規則を見せてもらえるかどうかは、聞くタイミングと聞く相手によって変わります。選考の早い段階と内定後では、聞ける相手も伝え方も違うため、段階に合わせて誰にどう頼むかの順番を押さえておくと、聞き方に迷いにくくなります。

就業規則を見せてもらいたいとき、結果を左右するのは聞き方だけではありません。聞くタイミングと、誰に聞くかも同じくらい結果に関わります。同じ聞き方でも、選考の早い段階と内定後では、受け取られ方が変わります。

選考の初期段階では、面接を担当する人事や採用担当が、規則の全文をその場で示せない場合があります。そのときは、規則そのものではなく、確認したい範囲を絞って伝える聞き方があります。

内定後や入社の手続きに入った段階では、社内規程を確認できる窓口が決まっている場合があります。窓口が決まっていれば、そこに聞く相手を絞れます。

参考として、情報処理・通信技術者の新規求人倍率は3.92倍*1です。ここでは、この転職市場の前提を踏まえつつ、見せてもらう頼み方と時期に絞って見ていきます。

聞き方を選ぶときに、確認したい内容が複数の資料に分かれている場合があります。給与や評価に関する内容は、別の規程にまとめられている場合もあります。

資料が複数に分かれている場合は、まずどの資料に何が書かれているかを確かめる作業が、聞き方を決める前に来ます。

ここから、頼みやすさが分かれる二つの軸、頼みにくさの理由、段階ごとの頼める相手、見せてもらうまでの四つの段階、伝え方の三つの型、よくある質問という順に見ていきます。

2. 選考の段階と聞く相手で、頼みやすさが分かれます

選考の段階と聞く相手で、頼みやすさが分かれます 早いが相手は明確 選考の早い段階でも、聞く窓口が決まっている場合は ここに当たります。範囲を絞って聞けます。 頼みやすい組み合わせ 選考が進み、窓口も決まっている段階です。 目的を伝えれば、聞きやすい組み合わせです。 早く相手も未定 選考の初期で、誰に聞くかも決まっていない段階です 。まず聞く相手を確かめる段階です。 進んでも相手は未定 選考は進んでいても、聞く窓口が決まっていない段階 です。窓口を確かめてから頼む段階です。 段階が浅い 段階が進む どの組み合わせでも、聞く前に段階と相手を確かめておくと、伝え方を選びやすくなります

選考が進んでいるかどうかと、聞く相手が決まっているかどうかは、別の軸です。どちらも進んでいるとは限らず、段階だけを見て聞き方を決めると、的外れになる場合があります。

聞く相手が決まっていない段階では、まず誰に聞けばよいかを確かめる作業が先に来ます。相手を確かめる前に内容を聞いても、話が担当者の間で行き来することがあります。

選考が進み、聞く相手も決まっている段階が、もっとも頼みやすい組み合わせです。目的を伝えれば、必要な範囲を聞ける段階といえます。

選考の段階が浅くても、社内の窓口が案内されている会社であれば、相手を確かめる作業を省ける場合があります。段階だけで判断せず、案内の有無も確かめる価値があります。

選考が進んでいても、担当者が変わる場面では、聞く相手が一時的に未定になることもあります。担当の引き継ぎのタイミングも、頼み方に影響します。

この二つの軸を組み合わせると、就業規則を見せてもらう頼み方は、段階と相手のどちらか一方だけでは決まらないことが分かります。

3. 頼みにくさは、目的を伝えているかで決まります

就業規則を見せてほしいと伝えるとき、聞きにくさを感じる場面があります。聞きにくさの多くは、聞き方そのものではなく、何のために見たいのかを言えていないことから来ます。

目的を伝えずに『見せてください』とだけ伝えると、相手は範囲を絞れません。休暇の取り方を確認したいのか、給与の計算方法を確認したいのかによって、示せる部分も変わります。

目的を先に伝えると、聞かれた側も答える範囲を決めやすくなります。全文を示す場面と、該当する条文だけを示せば足りる場面は、目的によって分かれます。

確認したい範囲を伝えずに聞くと、聞かれた側も何を示すべきか判断に迷う場面があります。範囲がはっきりしないまま聞くよりも、先に整理してから聞いたほうが、答えを得やすくなります。

目的の伝え方も、詳しく話す必要はありません。確認したい項目を一言添えるだけで、相手が示す範囲を決めやすくなる場合があります。

目的を伝えることは、選考の段階を問わず使える型です。段階に応じて聞く相手を選んだうえで、目的を添えて伝えると、聞き方が具体的になります。

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4. 段階ごとに、頼める相手と伝え方を整理します

就業規則を見せてもらうときに、段階ごとに頼める相手と伝え方の例を並べます。

表を見る前に、自分がいまどの段階にいるかを思い出しておくと、当てはまる行が分かりやすくなります。

選考の段階・頼める相手・伝え方の例の対応

頼む段階頼める相手伝え方の例
一次面接まで面接担当の人事・採用担当確認したい条文の範囲を絞って伝える伝え方
最終面接前後採用担当・現場責任者目的を伝えたうえで、確認できる範囲を尋ねる伝え方
内定後人事・労務の窓口内定後の確認として、就業規則の該当箇所を尋ねる伝え方
入社手続き中入社時の担当窓口入社にあわせて、規程の確認方法を尋ねる伝え方

表の4行は、一次面接まで、最終面接前後、内定後、入社手続き中という順に並んでいます。段階が進むほど、聞ける相手も明確になります。

一次面接までの段階では、聞ける相手が面接担当者に限られる場合があります。確認したい範囲を絞って伝えると、答えられる範囲も分かりやすくなります。

内定後は、人事や労務の窓口が案内される場合があります。窓口が分かれば、そこに規程の該当箇所を尋ねる伝え方に切り替えられます。

同じ段階であっても、会社の規模や体制によって、窓口が人事に一本化されている場合と、担当がいくつかに分かれている場合があります。窓口が分かれている場合は、まず窓口を確かめる作業が先に来ます。

表の伝え方の例に共通しているのは、範囲を絞ってから尋ねている点です。範囲を絞らずに尋ねるよりも、答えを得やすい聞き方になります。

表の伝え方の例は、そのまま使える言い回しとして示しています。実際に聞く場面では、自分の状況に合わせて言葉を調整して使えます。

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5. 見せてもらうまでの流れを、四つの段階に分けます

見せてもらうまでの流れを、四つの段階に分けます 箇所を絞る 確認したい範囲を先に決めます 目的を伝える 何のために見たいかを添えます 段階を選ぶ 選考のどの段階かに合わせます 控えを残す 確かめた内容を書き留めます 四つの段階は聞く順に並んでいますが、実際に聞ける範囲は状況によって変わります

四つの段階は、箇所を絞る、目的を伝える、段階を選ぶ、控えを残すという順に並んでいます。順に進めると、聞くことが重複しません。

箇所を絞る段階では、確認したい条文の範囲を先に決めます。全体を見せてほしいと伝えるより、範囲を絞ったほうが、答えられる相手も見つけやすくなります。

目的を伝える段階では、何のために確認したいのかを添えます。休暇や手当の確認であれば、その旨を伝えると、示せる部分が相手にも分かりやすくなります。

段階を選ぶ段階では、選考のどこにいるかに合わせて聞く相手を選びます。面接段階と内定後では、聞ける相手が変わるため、この段階の見極めが要になります。

控えを残す段階では、確かめた内容を書き留めます。聞いた内容は、後で思い出しにくくなるため、その場で書き残しておく方法があります。

四つの段階を一つ飛ばして聞くと、聞かれた側も答える準備ができていない場合があります。段階を踏んで伝えたほうが、答えを用意する時間も取りやすくなります。

省きがちなのは、目的を伝える段階です。範囲だけを伝えて目的を省くと、聞かれた側が示す範囲を広く取りすぎる場合もあります。

四つの段階を通して見ると、就業規則を見せてもらえるかどうかは、聞き方そのものよりも、どの段階で、何のために、誰に聞くかという組み合わせで決まってきます。

6. 伝え方を、三つの型に揃えます

就業規則を見せてもらうときに使える伝え方を三つ示します。どの型を使うかは、確認したい範囲によって選べます。

伝え方の3つの型

  • 範囲を絞る型:確認したい条文の範囲だけを伝えます
  • 目的を添える型:何のために確認したいかを伝えます
  • 段階を選ぶ型:選考の段階に合わせて聞く相手を選びます

3つの型は、単独でも組み合わせても使えます。範囲を絞る型と目的を添える型を組み合わせると、聞く内容がより具体的になります。

範囲を絞る型は、全体ではなく、確認したい条文だけを伝える型です。相手が用意する範囲も絞られます。

目的を添える型は、確認したい理由を先に伝える型です。理由が分かれば、相手も示す範囲を判断しやすくなります。

段階を選ぶ型は、選考の段階に合わせて聞く相手を選ぶ型です。面接段階では面接担当者に、内定後は人事の窓口に、それぞれ合わせて使えます。

3つの型は、聞く相手によっても使い分けられます。面接担当者には目的を添える型、人事の窓口には範囲を絞る型を使うなど、相手に応じて型を選ぶ進め方もあります。

型を組み合わせて使うときは、伝える順番も揃えておくと、聞かれた側が答える準備をしやすくなります。

3つの型のどれを優先するかは、確認したい内容の重さによっても変わります。細かい条文を確認したいときは、範囲を絞る型から始める進め方もあります。

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7. よくある質問|見せてもらう頼み方と時期

Q1. 就業規則は、選考の早い段階でも見せてもらえますか。

A. 選考の早い段階では、確認したい範囲を絞って伝える聞き方があります。全文の提示を求めるより、条文の範囲を絞ったほうが、答えられる相手を見つけやすくなります。

Q2. 見せてもらうとき、誰に聞けばよいですか。

A. 聞く相手は、選考の段階によって変わります。面接段階では面接担当者や採用担当に、内定後は人事や労務の窓口に確かめる進め方があります。

Q3. 面接で聞きにくいと感じる場合、どう進めればよいですか。

A. 聞きにくいと感じる場合は、確認したい範囲と目的を先に書き留めておく進め方があります。書き留めた内容は、面接や入社後の人事への確認で一つずつ確かめられます。

Q4. 見せてもらった後に分からない点があった場合、どうすればよいですか。

A. 分からない点があった場合は、確かめた内容を書き残したうえで、勤務先の人事や採用担当に改めて確認する方法があります。

8. まとめ:就業規則は、段階に合わせて頼みます

この記事の要点

  • 就業規則を見せてもらえるかは、聞くタイミングと聞く相手によって変わります
  • 選考が進んでいるかと、聞く相手が決まっているかは、それぞれ別の軸として確かめられます
  • 頼みにくさは、聞き方ではなく、目的を伝えているかどうかから来ます
  • 見せてもらうまでの四つの段階を通すと、範囲を絞る、目的を伝える、段階を選ぶ、控えを残すという型に整理できます
  • 分からない点が残った場合は、勤務先の人事・採用担当に確かめる方法があります

就業規則を見せてもらえるかどうかは、頼み方と時期によって変わります。選考の段階に合わせて誰にどう頼むかを選び、目的を伝えて範囲を絞ると、聞き方に迷いにくくなります。確かめた内容や分からない点は、勤務先の人事・採用担当に確かめる方法があります。

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出典・参考情報

*1 厚生労働省 一般職業紹介状況

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