リモートワーク転職で自分らしく リラシク
  1. リモートワーク 転職で自分らしく「リラシク」
  2. リラシクコラム
  3. 残業の申請の運用|時間の使い方が見える

残業の申請の運用|時間の使い方が見える

残業の申請の運用|時間の使い方が見えるのイメージ写真

エンジニアの求人票には、「残業は事前申請制」という言葉が書かれていることがあります。ただ、この言葉だけでは、申請が形だけのものか、実際に判断が入るものかは分かりません。求人票の言葉と面接での聞き方を通じて、時間の管理のされ方を確かめる考え方を整理します。

事前申請の運用から確かめられるのは、会社が時間の管理にどこまで踏み込んでいるかという一点であり、それ以外は求人票や面接の言葉だけでは分かりません。

Relasic(株式会社LASSIC運営)|リモートワーク対応の転職支援

数字で見る申請運用の確かめ方 この記事の要約 確かめる観点 2 運用の型と位置づけ 本文3・5で解説 面接での質問 3 手順・基準・頻度を聞く 本文6で解説 賃金の前提*1 388.8 千円 50〜54歳。40〜44歳は364.3 年齢で前提が変わる例 事前申請の運用は求人票の言葉では分からず、面接で聞き方を変えて確かめます *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • 求人票の「事前申請制」という言葉だけでは、運用が形式的か判断が入るかは分かりません
  • 申請の運用は、いまの申請のしかたの書き出し・型の見極め・求人での確認という3段で整理できます
  • 一般労働者の賃金は40〜44歳で364.3千円、50〜54歳で388.8千円です*1。年齢によって前提が変わる例として参照します

リモートワーク対応の正社員求人|Relasic(株式会社LASSIC運営)

時間の使い方を確かめてから応募できる求人は、リモートワーク対応の求人にあります。

リモートワーク対応の求人を見る →

1. 「事前申請制」という言葉だけでは運用は分かりません

「残業は事前申請制」という言葉は、多くの求人票に書かれています。ただ、この言葉だけでは、申請が形だけのものか、実際に運用されているかは分かりません。求人票の言葉を出発点にして、面接で確かめる考え方をここでは整理します。

エンジニアの求人票を見ていると、「残業は事前申請制」「残業は月平均で少なめ」といった言葉に出会うことがあります。同じ「事前申請制」という言葉であっても、運用のされ方は会社によって異なります。

言葉だけを見て運用を判断すると、実際に入社したあとの時間の使い方とずれることがあります。ここで整理したいのは、法律上の解釈や上限の数字ではなく、求人票の言葉から何が読み取れて、面接で何を確かめられるかという点です。

求人票の言葉を確かめる作業は、入社してからではなく、選考の段階で行うほうが動きやすくなります。内定が出たあとに聞くよりも、面接という対話の場のほうが、担当者に具体的な運用を聞きやすい場面です。

以下では、求人票に出てくる言葉ごとに読み取れることと確かめ方を表で整理したうえで、申請の運用がどのような型に分かれるか、面接でどう聞くかの順に見ていきます。

2. 求人票に出てくる言葉から読み取れることを整理します

求人票には、残業に関する言葉がいくつかの形で書かれています。

言葉ごとに読み取れることと、面接で確かめられることを表にまとめました。

求人票の言葉・読み取れること・面接で確かめること

求人票に出る言葉読み取れること面接で確かめること
残業は月平均で少なめ残業そのものが少ない前提で書かれています「少なめ」がどの期間・どの部署の実績かを聞きます
残業は事前申請制残業をする前に申請の手続きがある前提で書かれています申請は誰の承認で決まるか、どのタイミングで出すかを聞きます
みなし残業なし実際に働いた時間で計算する前提で書かれています実際の残業時間がどう記録されているかを聞きます
残業は状況により発生残業の有無が固定されていない前提で書かれています直近の申請の頻度や、繁忙期の目安を聞きます

表の4つは、求人票でよく見かける残業に関する言葉です。同じ「事前申請制」という言葉でも、運用のされ方は会社によって異なるため、言葉だけで判断せず、面接で確かめる材料として使います。

「残業は月平均で少なめ」という言葉は、残業そのものが少ない前提で書かれています。「少なめ」がどの期間の実績を指しているかは、面接で確認できます。

「残業は事前申請制」という言葉は、残業をする前に申請の手続きがある前提で書かれています。申請の承認を誰が行うか、どのタイミングで出す決まりかは、面接で聞ける内容です。

「みなし残業なし」という言葉は、実際に働いた時間で計算する前提で書かれています。実際の残業時間がどのように記録されているかは、面接で確かめられます。

「残業は状況により発生」という言葉は、残業の有無が固定されていない前提で書かれています。直近の申請の頻度や、繁忙期の目安を聞くことで、実際の運用に近づけます。

表の3列目に置いたのは、いずれも求人票の言葉だけでは分からない、運用の実際を確かめる質問です。次の項目では、申請の運用がどのような型に分かれるかを整理します。

あわせて読みたい | 夜間対応がある職場の時間割|求人で確かめる

3. 申請の運用は3段で積み上がっています

残業の申請運用を確かめる考え方は、下から積み上がる3段で整理できます。

申請の運用は3段で積み上がっています 求人での確認 求人票の言葉と面接で運用を確かめる段階 運用の型の見極め 形式だけの申請か、判断が入る申請かを見極 める 申請の書き出し いまの残業申請のやり方をそのまま書き出す 段階 積み上がる順は逆で、まず自分の申請のしかたを書き出すところから始まります

土台になるのは、いまの自分の残業申請のやり方をそのまま書き出す段階です。申請をいつ、誰に、どの方法で出しているかを、まずは書き出します。

中段は、書き出した内容が、形式だけの申請か、判断が入る申請かを見極める段階です。承認までの間に内容を確認されるかどうかで、型が分かれます。

頂点は、求人票の言葉と面接でのやり取りを通じて、応募先の運用を確かめる段階です。土台と中段を整理してから求人票を見ると、言葉の見え方が変わります。

3段を順に整理しておくと、面接で聞く内容も具体的になります。土台と中段が定まっていないまま求人票の言葉だけを読むと、同じ言葉でも受け取り方が人によって変わってしまいます。

4. 形式だけの申請と、判断が入る申請は分かれます

事前申請という運用は、外から見るとどれも同じに見えます。実際には、申請を出せば形式的に処理される職場と、申請の内容を見て判断が入る職場の、大きく2つに分かれます。

形式だけの申請では、申請書を出した時点で完了になります。承認までの間に内容を確認されることは少なく、申請そのものが記録として残る形です。

判断が入る申請では、申請の内容によって、承認までの間に確認や調整が入ります。同じ「事前申請制」という言葉であっても、運用の重さは職場によって変わります。

ここで、申請の運用とは別に、年齢によって前提が変わる数字をひとつ確認します。一般労働者の賃金は、40〜44歳で364.3千円、50〜54歳で388.8千円です*1。年齢が上がるにつれて賃金の前提が変わる例であり、残業の運用とは結びつけていません。

どちらの申請の型であっても、良い・悪いを決める基準ではありません。自分がどちらの運用に合わせやすいかを考える材料として、面接で確かめる価値があります。

申請の型を見極める作業は、一度で終わるものではありません。担当する業務の内容が変わるたびに、運用の重さが変わることもあるため、必要に応じて同じ観点で見直す価値があります。

あわせて読みたい | 年間休日の数字だけでは分からない|休みの形

5. 運用の位置を、2つの型のあいだで示します

残業の申請運用は、2つの型の間のどこかに位置づけられます。

運用の位置を、2つの型のあいだで示します いまの位置 申請なしで各自の判断 事前申請が必要 実際の位置は会社によって異なり、求人票と面接で確かめるまでは分かりません 位置がどちらに寄っていても、確かめ方は求人票の言葉と面接での質問という同じ手順です

残業の申請運用は、「申請なしで各自の判断」と「事前申請が必要」という2つの型の間のどこかに位置づけられます。中央にある位置は、どちらとも言い切れない状態を表します。

左に近い運用では、残業をするかどうかの判断が、各自の手元に置かれています。申請という手続き自体が薄く、記録も本人任せになりやすい形です。

右に近い運用では、残業をする前に申請を出す手順が決まっています。申請の重さは、前の項目で整理した、形式だけの型か判断が入る型かによってさらに分かれます。

位置がどちらに寄っていても、確かめる手順は同じです。求人票の言葉を出発点にして、面接で申請の実際の流れを聞くことで、位置がどちらに近いかが見えてきます。

位置が「事前申請が必要」に近いほど、入社後はスケジュールを立てる段階で、申請のタイミングを早めに意識する必要が出てきます。逆に「各自の判断」に近い場合は、実際に働いた時間を自分自身で記録する習慣が求められます。

6. 面接で申請の運用を確かめる3つの質問を用意します

残業の申請運用を確かめるために、面接で聞ける質問を3つに絞りました。

面接で確かめる3つの質問

  • 申請の手順:残業をする前に、誰にどの方法で申請を出す決まりか
  • 承認の基準:申請の内容がそのまま通るのか、確認が入るのか
  • 実際の頻度:直近でどのくらいの頻度で申請が出ているか

3つの質問は、いずれも運用の実際を確かめるためのものです。求人票に書かれた言葉を出発点にして、面接で具体的な手順を聞くことで、言葉だけでは分からない部分が見えてきます。

申請の手順を聞くときは、「誰に」「どの方法で」出すのかまで具体的に聞きます。口頭で伝えるだけの職場もあれば、システムに入力する職場もあり、手順の重さが変わります。

承認の基準を聞くときは、申請の内容がそのまま通るのか、内容によって確認が入るのかを聞きます。形式だけの申請か、判断が入る申請かのどちらに近いかが、この質問で見えてきます。

実際の頻度を聞くと、求人票の「月平均で少なめ」といった言葉が、直近でも変わっていないかを確かめられます。

面接で聞いた内容と、実際の運用が細部まで一致するとは限りません。最終的な決まりは就業規則と労働条件通知書に書かれているため、内定が出た段階で、その内容を人事に確認する形で締めます。

3つの質問は、一次面接よりも、内定に近づいた段階で聞くほうが具体的な回答を得やすくなります。選考の初期段階では、担当者が運用の細部まで答えられない場合もあります。

あわせて読みたい | 会議の多さをどう測るか|決める会議と報告の会議

7. よくある質問(Q&A)

Q1. 残業の事前申請制という言葉があると、残業自体が多いということですか。

A. そうとは言えません。事前申請制は、残業をする前に手続きを通す運用を指す言葉であり、残業の量そのものを示すものではありません。実際の量は、求人票の別の言葉や面接で確かめる内容です。

Q2. 事前申請が必要な会社は避けたほうがよいですか。

A. 言葉だけで避ける・避けないを決める材料にはなりません。申請の運用が形式的なものか、判断が入るものかは会社によって異なるため、面接で確かめたうえで判断する内容です。

Q3. 申請の運用について、面接で聞いても失礼になりませんか。

A. 失礼にはあたりません。時間の使い方に関わる質問は、選考の場でよく聞かれる内容の一つです。聞き方は、求人票の言葉を踏まえた具体的な質問にすると答えやすくなります。

Q4. 申請の運用について、最終的にどこで確認すればよいですか。

A. 就業規則と労働条件通知書が、確認の基準になります。面接で聞いた内容と、これらの書面の記載が異なる場合は、内定後に人事へ確認してください。

8. まとめ:残業の申請運用は、求人と面接で見え方が決まります

この記事の要点

  • 「事前申請制」という言葉だけでは、申請の運用が形式的か判断が入るかは分かりません
  • 求人票に出てくる言葉ごとに読み取れることを整理すると、確かめる手がかりになります
  • 申請の運用は、いまの申請のしかたの書き出し・型の見極め・求人での確認という3段で積み上がります
  • 面接では手順・基準・頻度の3つを具体的に聞き、最終的な確認は就業規則と労働条件通知書、人事に置きます
  • 一般労働者の賃金は40〜44歳で364.3千円、50〜54歳で388.8千円です*1。年齢によって前提が変わる例として参照します

残業の事前申請という運用は、言葉だけを見ても実態は分かりません。求人票の言葉を出発点に、面接で手順・基準・頻度を具体的に聞き、最終的な確認は就業規則と労働条件通知書、そして人事に置くと、運用のされ方が見えてきます。

運用を確かめてから、次の一歩へ

Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。フルリモートからハイブリッドまで、居住地を問わない求人を専任エージェントが厳選してご紹介します。残業の申請運用について確認したい点も、専任エージェントに相談しながら整理できます。

会員登録は無料です。リモートワーク求人の情報を受け取れます

※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 厚生労働省 賃金構造基本統計調査

転職ノウハウ その他の記事

もっと読む 〉
上部に戻る